枕
連日の釣行ですが、釣り場に着くといつも人がいるホソには誰もおらず、普段誰も釣っていないもう一方のホソに釣り人が並んでいました
何事かと思いホソを覗くと…
これくらいの流れ…普段止水でばかり釣りをしているのでかなり釣りづらいです
魚が溜まっている可能性もあるかなと思い淀みに仕掛けを打ってみましたが、結局30分ほど探っても反応は得られませんでした
常連のタナゴ師が並んでいる方のホソの様子を聞いてみると皆一様に釣れていないそう…
そりゃ昨日まで水が入ってなかったホソなので釣れるわけがないのです…
そんなわけで帰ろうかなと思いながらタナゴ師達に挨拶しながら様子を見てまわると、常連の中で一番タナゴを釣るお爺さんが午前中にこちらのホソでタナゴを釣ったとのこと
あれ、釣れなくはないのか?と疑問符が湧いたので竿を出してみることにしました
水温は21℃ |
本日の仕掛け
タナゴ用連動シモリ+プロペラ仕掛け
前日と同じ遅ジモリ設定でやってみました
竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
ウキ:オーナー たなご親ウキ斜め通しスリム
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:新虹鱗タナゴ→極タナゴ
エサ:マルキュー タナゴグルテン/自作ミックスエサ
実釣
タナゴ師にオススメされたスポット入ってみました…が、30分ほど粘ってみましたがアタリが出ないので場所を変えました
こちらも緩めの流れがあるのですが、激流のホソからの分流なので若干流れが落ち着いています
前日まで水が滞っていたホソだったので、アオミドロだらけで底を取ると必ずアオミドロや枯れ枝を拾ってきます
過去の釣行の経験から、アオミドロがついている餌には食ってこないという印象を持っているので、アオミドロを拾ってくるたびにちゃんと払って餌を付け直します
すると…
水路が障害物で狭くなったところに流れていった時に引ったくるように持っていったので、障害物の周りで定位して流れてくる餌を待っていたのかもしれません
もう一匹くらい出るかな?と何回か流し続けてみると…
ククッと持っていくアタリがあるので何者かがいる様子
これならチャンスあるかもなともう数回流してみると…
クンッとはっきり浮きが沈みます。そこをパッとアワセてみると
グググググッっと元気な走り!!
最高の発色! |
バラタナゴという名前は婚姻色で腹部が薔薇色に染まる様子からついた名前ですが、この個体は体の尾部に向かって出る青の発色が非常に綺麗に出ています
写真では輝きは半分程度に見えますが、モルフォ蝶の様な深い青をしていました
いやー苦戦したけどこんなステキな魚が釣れたらなんか色々許せる気持ちになりますね
このタナゴは先程挨拶したお爺さん達の中にいた、お孫さんにタナゴを見せてあげたいという新顔の方にさしあげました
その後
色の出てないタナゴのオス |
フナ |
クチボソ |
と、渋すぎるホソをなんとか攻略して3匹追加して終了となりました
本日の釣果
マブナ 2匹
タイリクバラタナゴ 2匹
モツゴ 1匹
最後に常連さんに挨拶してまわると、水がフレッシュになったおかげか、水温が上がってスイッチが入ったのか、数こそ出ていませんでしたが周囲でも体色の綺麗なタナゴが釣れていました
野生生物は人間よりもずっと自然のサイクルに鋭敏に反応するのだなぁと感じ入りました
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