釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/08/07

2019年8月 夏ハゼってどうなの?北十間川釣行

 8月7日(水)中潮 晴れ 




僕が20年ぶりに釣りを再開したのは去年の9月の終わりからで

その時に足繁く通ったのがスカイツリーのお膝元、北十間川
ここでハゼ師匠に稽古をつけてもらい、とりあえず延べ竿でのハゼ釣りについては初心者は卒業できた…つもりでいます



ところで、ハゼ釣りといえば初夏から楽しめる釣りとしてメジャーな釣りなわけですが
秋から釣りを始めた僕は真夏のハゼ釣りをやったことがなかったので懐かしの地でチャレンジしてきました
今回は連日の酷暑の最中なので朝から釣り始めて昼に納竿する午前中釣行にしました

また今回は友人アテンドでの釣行予定で色々準備をしていたのですが
当日朝体調不良で欠席となったため、いつもどおりの単独釣行となりました


魚と語らうのはやはりソロに限りますよね…_(:3」∠)_


昨年秋にハゼ釣りをした際、朝6時頃は反応がイマイチだったので、今回は友人と8時集合の約束をして現地に向かいました
20分前について「なかなか来ないなー?」と思いつつ、待ち合わせ場所のコンビニで時間を潰していたのですが
ふとスマホを見たらドタキャンの連絡!時計はすでに8時過ぎ…!待ってた時間返して?!
慌ててコンビニを飛び出すと、すでにじりじりときつーい日差し…圧倒的出鼻くじかれ感!


今日も暑くなりそう…

そそくさと川辺に降りて先行している釣り人さんから情報収集
・今日は濁りが強いせいかアタるけど食わない
・最近は堰き止めの影響で濁りが強くなってきている
・普段はヘラやってるんだけど夏はハゼやってる
・夏は常連さんは5時からやってる
・餌はベビーホタテがいいよ
とのこと

様子を見ているとヘラ師らしく?シモリウキ釣りで、たしかにウキに頻繁にアタリがあるわりには食い込まないのが見て取れます
(前アタリでアワセれば釣れそうだなあ…)などと思いつつお礼を言って東武橋側のお気に入りのポイントまで移動

相変わらず橋の向こう側が堰き止められてポンプで水が送られています
歩いみて気付いたのは、現在の北十間川は東武橋に近づくほど表層の透明度が上がり、京成橋に近づくほど緑色の濁りが強くなるようです(川の匂いも前より強くなってる気がしました)
早く工事が終わるといいなあと思いつつ仕掛けの準備をします(来年4月までに東武橋より隅田川寄りのエリアも親水歩道化するプロジェクトが進んでいるそうです)


本日の仕掛け ミャク釣り仕掛け
道糸:PE0.8号(+目印)
ハリス:スーパーホンテロン0.8号
針;袖3号
オモリ:0.5号
餌はボイルホタテ


澄んでいる時は川底が見えるくらいの川なのですが、今は残念ながら濁りが強くて底は見えません…
姿は見えないながらもハゼ師匠はいるはずだと川の真ん中からヘチへと順番に探りを入れます
どこに入れても、ククッというアタリはあるので相変わらず師匠はご健在の模様
ただアタリ方が積極的で元気がいいのでおそらくヒネではなくデキハゼだろうなあと思いながら前アタリに合わせると…



デキハゼ!


アベレージは10cm前後でしょうか?6月に来た時より二回りほど成長しています

ハゼの群れを探りながら釣り続けるとホレホレとはいきませんが、ポツポツと釣れてくれるデキハゼの皆さん
6月に来た時はヒネが3割程度混じりましたが、今回はヒネは全然いません…お亡くなりになってしまったのでしょうか…
それにしても、デキハゼは食い気が立っていてかなり貪欲に餌に当たってきます
溜まってる場所にあたると仕掛けを入れて3秒で釣れます
ただ、貪欲な分針を飲みやすい(気がする)ので前アワセを意識しないと針外しでタイムロスになるので少しテクニカルな釣りになる印象です

そんなこんなで1時間 

1時間の釣果 デキハゼばっかりです


あっつあつの地面に接しているバッカンはすぐ水がぬるくなってしまうので
なるべく日光に当たらないようにしつつ、1時間毎にジップロックにハゼを移し替えてクーラーバックで保存します

9時過ぎからどんどん暑くなってきて、10分に1回くらい水を飲みつつ釣りを続けました
熱中症対策で帽子はもちろん、日焼け止め、冷感タオル、水分、塩タブレットなどを十分に用意しながら釣りをしていましたが
10時半頃に暑さで集中力が続かなくなってきたのでそそくさと日陰に避難してクールダウンしました


2時間の釣果 ヒネがいないですね~


日陰になるベンチがあるのがありがたいです

バッカンもクールダウン
このベンチの周辺はちょうどスカイツリーのビル風が通るので、秋冬は寒すぎて釣りにならないような場所ですが、夏は涼むのにちょうどいいです


チョウチョも一休み

花壇に涼しげな桔梗が咲いてました



なんとなく身体が茹だっている感じがするので、冷たい飲み物を腋に挟んだりしつつ日陰で20分程休憩しました

一応落ち着いたので釣りを再開しようと日向に出てみましたが、日差しがあまりにも暑かったので、近くの忍成橋の下の日陰に移動しました
忍成橋の下は僕の経験では何故かやたらに小さいハゼが群れているという印象を持っているのですが
人によってはこの橋の下こそが大物のたまり場だという方もいらっしゃるので、あちこち探ってみました
ヘチ際も川の中程もまばらにアタリはしますが、一向に魚がノッてきません…
普通だったら見切りをつけて移動するのですが、まだ体に熱が残っている気がするので日陰で粘りながらアワセを入れると…

サイズダウン!


やっぱり忍成橋の下はダメな気がします…なにか条件があるのかもしれませんが… 
ちなみにこの橋の下、雨の日でも雨具要らずで釣りができるので便利なスポットでもあります
※天井が結構低いので五尺くらいの短竿じゃないと天井ツンツンしてしまいますが…

大分熱も抜けた気がするので、朝にヘラ師の方が釣りをしていた忍成橋より下流の船着き場周辺を攻めてみました
こちらは葦が植えてあったりして結構魚が集まる場所なので期待していましたが、予想通りかなり頻繁にアタリがありました
やっと集中力が戻ってきたので早合わせを決めてホレホレします
最終的な結果は

こんな感じ


やっと調子が出て夢中で魚と戯れていたら、気がつけば昼過ぎになっていてさらに暑くなりそうだったので、納竿としました。

本日の釣果
マハゼ 71匹(+超小型の6匹リリース)
ヌマチチブ 1匹(リリース)



4時間の釣果としてはやや少ない気がしなくもないですが、飽きない程度には釣れ続けてくれました
夏のハゼ釣りは元気なデキハゼがガンガンあたってきてなかなか楽しいものだと思いました
もう少し涼しければもっと楽しめると思うんですけどねぇ…
夏の間に再チャレンジするなら朝6時くらいか夕方あたりにやってみたいですね…






オマケ
ネットで調べてみたら唐揚げサイズのハゼの下処理で便利そうなのがあったので試してみました。
三角コーナー用の網やオクラの袋のような目の細かいネットを用意してその中にハゼを入れて、水の中でもみ洗いをするとぬめりや鱗が綺麗に落ちるそう

早速(三角コーナー用ネットで

試して
みました(真っ黒激臭ウォーター

ぺかー

おわかりいただけるだろうか、この美白ぶり




唐揚げサイズを1匹ずつこそいで鱗落とすのはかなり骨なので、完璧に落ちるわけではないと思いますが簡単でいい方法だと思いました。
※ハゼの唐揚げは鱗を落とす必要はないという意見もありますが、取れた場所の水質によって考えると良いかと思います

この後我が家では1匹ずつ尾ビレをこそいでぬめりを落とし、腹を開いてワタを抜いてから黒い腹膜を歯ブラシで綺麗に落とします
正直釣りよりキツい作業でかなり時間がかかりますが、命を頂く以上は最高に美味しく食べてあげたいですし仕方ないですね…

オマケ②
今回は新しい釣り方を試してみました。
いつもの釣り方は、底にいるハゼにしっかり落ちてくる餌を見せるために、ヘチ釣りのようにゆっくり目に仕掛けを着底させているのですが
今回はテンションフォール(カーブフォール)を使って斜めに仕掛けを落とし、更に広い範囲のハゼに餌を見せるというのを意識して釣ってみました
結果は、正直さほど差がないというか、デキハゼは活性が高いのでどちらでもアタってくるという結果になりました(笑)
環境や魚の状態によっては差が出てくると思うので今後も継続して検証していきたいと思います

Location: 日本、〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1−2

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