釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/08/20

自作:のべ竿の穂先の修理 スーパーローリングトップ

愛用の赤備え ダイワ ひなた中継32M



先日ハゼ釣りから帰ってきて、一日頑張った延べ竿の労をねぎらおうとお風呂で洗ってからボナンザを塗るために分解していたところ
穂先が第2節から出てこなかったため、二節目を持ってフリフリしていたら穂先がヒュンッと飛び出して床に叩きつけてしまいました…



ヒェッ!?となりつつ足元を見ると…




ぬべし!

回転トップの接合部がパキッと逝ってしまいました…

「こうなるの分かりそうなものなのになんで振ったの!?」と頭を抱えても時すでに遅し…
「でもダイワだからパーツ取り寄せれば直せるよね!」とルンルン気分で補修パーツリストを見てみると、この竿、穂先だけカーボンソリッド製で4,200円もします!

は?!本体をセールで買った時の約半額やんけ!?

「仕方ない明日JSY行ってリリアン買ってくるかぁ…でも回転トップ便利だったんだけどなぁ…残念だなあ…」とリリアンの価格を調べるためにアマゾンで検索すると…






純正品じゃないけど回転トップ売ってる!しかも千円しない!




幸い?穂先の先端で折れたのでせいぜい2cm程度全長が変わるだけ…これならいけるか?とノギスで穂先の径を測ると丁度0.8mm
よし!ポチー!

で、翌日さっそく届きました






穂先の交換に必要な道具は…
カッター
紙やすり(400番〜600番くらい)
油性ペン
エポキシボンド




工程は
まず穂先が縦に割れてないかを確認して、縦割れでなければそのまま、縦割れの場合は割れてないところまで切断します
次に替える穂先に収まる部分の長さを計り、ペンでその部分を塗ります




ペンで塗った長さ分を紙やすりでやすって塗装を落とします




今回は何も考えずに黒ペンでマークしましたが、地がカーボンなので削ったら黒くなるため分かりにくくなってしまいました _(3」∠)_チッタァアタマツカエヨ

あとはエポキシボンドを削った部分に塗り、新しい穂先とドッキング 
飛び出したボンドの雫をしっかり拭き取って硬化するまで放置します
リリアンの場合は、この後セキ糸でぐるぐる巻きにして、セキ糸を更にボンドで固定、といった手順かな?



雫はしっかり取りましょう





直った!

正確には長さが多少変わりますし、穂先が0.1mm太くなった分多少感度も変わると思いますが、しばらくはコレで頑張りたいと思います…

しかし釣具は大体メーカー希望小売価格の3割引で売られていますが、修理しようとするとメーカー希望小売価格基準のパーツ代になるので高く付きますね…
「高級品が安くなっているからと飛びつくのも考えものなのかもなあ…」と薄くなる一方のお財布とヒソヒソ話をしました

ちなみに、別に穂先折れてなくても付いてるリリアンを削って回転トップに交換することも可能なので、回転トップが気になった方は試してみてください。すごい便利ですよ!(長い竿ほど効果的です)

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