釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2021/06/25

2021年6月 地元の川で夜のブッコミ釣り

 川も濁ってるし大潮だしいい感じだな~ということで新規開拓してきました


橋の下で雨対策もバッチリ!

橋の下からみて左右に美味しそうなポイントがあったので、丁度真ん中の橋の下に釣り座を組みました。ここから左右に仕掛けを振り分けていきます


本日の仕掛け ブッコミ仕掛け


リール:3000番

道糸:PE1.5号

リーダー:フロロ3号

オモリ:カメオモリ10号

ハリス:フロロ3号

針:チヌ3号

エサ:シマミミズ


釣りを始めると地元の高校のボート部の子たちの漕ぐボートが反対側の岸際を通っていきます。

”コックス(舵手)は岸で釣りしてる人がいるの見えてるんだからまず声かけろや!”と思いつつ、こちらから声をかけて川の半分より手前側(ボート部が活動している時間は足元)を狙ってること、半分より対岸側を通って欲しいことを伝えました。ちゃんと了解と挨拶も返ってきたので一安心。


無用な事故やトラブルを起こさないためにもお互いに対する配慮が大事です

部活ですから僕が一番やりたい時間帯には帰るでしょうし、焦る必要はありません。


そうこうしているとファーストヒット


いつものニゴイ

キミは本当にいつでも釣れてくれるなあ…嬉しいよ


さっさとリリースして更に足元を探ってみます。


足元にはなにか障害物があるらしく、根がかりがかなり厳しいので2m程度の気持ち沖めをねらい、回収時は竿を立ててそそくさと回収しました。


すると、すぐに置き竿の穂先がゴツっと入り込みました

アワセると、ゴンゴンゴン!と心地いい抵抗感。引きはニゴイよりも全然強くいい引き味ですが、タックルが強い(シーバスタックル)ので軽くいなして抜き上げると…


川スモール

久々に釣れたスモールマウス…なかなかのファイトで楽しかったです(エサ釣りですが)

残念ながら針を呑まれて出血していたのでとりあえずバッカンにキープしつつ、折を見て締めます

(この日は本命以外持って帰るつもりがなかったので、冷却する準備がなくなるべく活かしておく方向…)

こういう時にうまい具合に蘇生というか、致命傷にならないようにしてリリースする方法があれば知りたいのですが、難しいですね…(バスに限った話ではありません)


釣り飯

何故か釣りに行くとアメリカンドッグをよく食べます…手が汚れていても食べられるからというのが一応の理由なんですが、単純に好きなだけかもしれません



その後も細かくニゴイが連発します

流芯側を狙うとニゴイホイホイになるのでなるべく岸寄りを狙いたいのですが、岸から2mより手前はかなり根がきつい感じなのでちょっと難しいポイントです


夕暮れ

ここは全体としては砂泥底の環境なので、今回の釣りでは投げて着水後すぐに数回転巻いてからステイするようにしました(投げっぱなしだと砂泥にオモリが刺さってスタックするため)、反転流に投げ込んだ仕掛けを巻き取っているといきなりググンッとアタリがありました

柔らかい竿だったのでしっかりアワセをいれると、グイグイと竿先を曲げるなかなかのパワーファイトを見せてくれます

ここでこの引きはアメナマかなあ…と抜き上げてみると…


シーバス!

25cmくらいのセイゴサイズ。

かなり久々に釣った気がしますが、これまた針を呑まれてしまったのでバッカンでキープ

今日のポイントは河口から25km以上上流なんですけど結構シーバスいるんですよねぇ…

それにしても投げてすぐ当たってくるとは、着水音で興味を示して、高速で動いてるミミズにリアクションバイトという感じでしょうか…真面目にルアーで狙ってみても面白そうです


その後もニゴイや

アメナマなど

細かいゲストが色々釣れている間に日が暮れました。いつものようにLEDランタンを点けて


竿先ライトオン!

一番左が竿先ライトで、真ん中と右がケミです。やはり電池式は圧倒的に視認性が高いのが分かります。まあケミでも十分といえば十分なのですが。

この日は風もそこそこあり鈴が使えない状態だったので、竿先ライトは十分に威力を発揮してくれました。

竿先ライトを見つめていると、風による揺れ、糸に浮遊物が引っかかった揺れ、コウモリのアタックと魚信は全て明確に違いがわかるので空合わせが減り、また前アタリがわかるようになるので釣りの質が上がると思っています。鈴派の人にもぜひお試しいただきたいアイテムです


そんなこんなで繊細な前アタリから一気に竿を叩くアタリがきました!

これはそろそろ本命か!?


アワセを入れるとズーンと重量感たっぷりの手応え!下に下にと竿を叩いてきます!


ウナギも似たような引き方をするのですが、ウナギはもっと長物らしいしっちゃかめっちゃかな暴れ方をするのでちょっと違うかな…と抜き上げてみると…


良型フナ!

フナでした。フナは雑食ですが動物性タンパク質が好物なのでミミズ餌だと積極的に食べに来ます…いつも相手にしてる小鮒は可愛いのですが、正直20cmを超えるサイズになってくると若干気持ち悪いですよね(ひどい

早々にリリースして次を待ちます。



ふと暗闇に人の気配を感じたので自分から見て右端(つまり狙っている場所)の茂みを照らすとバサーが釣りを始めてました。

”先行者がいるんだからまず声かけてから始めろや”と心で思いつつ様子を見ていると、こちらにやってきたので普通に挨拶をして釣りについての話をしました。

今度は上流側である左端を探りたいと言われたので”許可取りする必要があると認識してるなら最初から挨拶してから始めろや!”と思いつつにこやかに快諾しました。

2回ほど仕掛けをクロスされたりしましたが、お祭りしなかったのでよし(よくない)

どうしても入りたい場所でも先行者がいたら諦めるか、とりあえず挨拶しておけばよっぽどじゃない限りは断られないはずなのでまずは挨拶しましょうね


その方はその後バスは釣れなかったようですが、僕の方もアメナマとニゴイが連発するだけで本命不発で21時に納竿としました。


本日の教訓:先行者や川を利用する他の人がいたらまずは挨拶しましょう

そこで持ち前のシャイネスを発揮しても何もいいことがありません。


ということで本日の釣果は

ニゴイ 6匹

アメナマ 4匹

シーバス 1匹

フナ 1匹

スモールマウスバス 1匹

本命ボウズでした 持ち帰りは出血したスモールと針飲まれたシーバス


釣れないなりにゲストがちょこちょこ相手してくれて楽しい釣りでした。


持ち帰ったシーバスとカサゴ(に見えなくもないスモール)


途中で脳天締めで締めてからエラを切って血抜きをしておきました。川だろうが海だろうが釣った魚を美味しく食べるためには大事な工程です



この状態をドレスといいます(肉料理全般に使う言葉らしい)

鋭いヒレを落とし(刺さるので)てから、臓腑を抜いて、鱗を落とし、腹腔の血を
きれいに洗ってから水分を拭き取り、キッチンペーパーにくるんで冷蔵庫で寝かせます。2~3日後に食べてみます。(多分美味しい

2021/06/15

2021年6月 地元の川でブッコミ釣り!


そろそろいいシーズンだなーと思って地元の河川にウナギを狙いに行ってきました


午後に自転車でぷらぷらと走って何箇所か場所の目星をつけて、今回は初場所を選んでみました。


久々の夜釣りなので足場のいい場所を選んでみました


階段の際に小魚が群れていて魚っ気はあります。今日は期待できるかも?



本日の仕掛け ご近所河川用ブッコミ仕掛け

リール:3000番

道糸:PE1.2号

リーダー:シーガーグランドマックス3号

オモリ:カメオモリ10号

ハリス:シーガーフロロマイスター2.5号

針:チヌ針4号、三腰ウナギ12号

エサ:シマミミズ


設置完了(三脚の足位置の高さが違うので置き方逆にしてます)

17時20分から釣り開始 右左真ん中と投げて探ります。流芯は反対側の岸寄りです


僕の釣り飯の定番

アメリカンドッグで腹ごなしをして…

5分に1回軽く仕掛けをさびいて、15分に1回エサを替えるといういつものブッコミスタイルでやります

早々に竿がしなってファーストヒット!


ナイスファイト!


本日のファーストフィッシュはいつものこの人


相変わらずニゴイの多いリバーです



ミニゴイ

流芯近くに入れるとほぼニゴイ祭りになるので、少しずつ手前も探っていくと…


キャット!


ニゴイもそんなに嬉しくないですが、ミニアメナマは輪をかけて嬉しくないですね…



ケイテック製

エサの回収中に見慣れない魚がかかってました

体側に黒い筋が走っていて全体が薄青くてキレイな魚です…多分アブラハヤ?

シルエットがスイングインパクトファットそっくりですね


お呼びじゃない



その後もアメナマがチョイチョイ釣れます





どなた?

その後ウグイとは思えないくらいデップリとしたウグイ(?)が釣れました。

僕が欲しいのはウで始まる三文字の魚だけど、キミじゃないんだよな…



竿ケミオン!

日が落ちる前に夜釣りの準備をします。


いつものLEDランタンにヘッドライトON!


…と思ったら、ヘッドライトが何故か点灯しません


あっれー?家出る前に点灯ちゃんと確認してきたんだけどなー?と思って電池ボックスを見ると電池が液漏れしてるじゃありませんか!!逆になんでさっきは点いたんや!!?この短時間で漏れたのか?!


ということで、光源1個で心もとない夜釣りのスタートです(後で思えば自転車のライトもありました)


今回は100均ケミで代用したのですが案外視認性いいですね

うちの近所のウナギ釣りは夜のゴールデンタイムにやたらにラインにコウモリがあたってくるので、竿先ライトが必須です。

これが鈴だとコウモリが当たる度にやたらに鈴が鳴ってアタリと区別が付きませんが、竿先ライトだとコウモリが糸に触ったアタリは明確に見分けがつくのでコウモリに悩まされてる人にオススメです

また、鈴よりも繊細に魚の前アタリがわかるので、釣果が自然と伸びます



久々の夜釣り。孤独な釣りですが、たまには喧騒を離れて孤独を味わうのもいいものです


ナイトニゴイ

で、日が落ちた後もニゴイやアメナマがかかってきますが、本命は最後まで現れませんでした。

残念。


21時に納竿しました。



本日の釣果

ニゴイ 6

アメナマ 9

ウグイ 1

アブラハヤ 1


今回思ったこと

・点灯チェックはしっかりしよう

・初場所だったけどバス釣れそうなので今度来る

2021/06/11

2021年6月 睡蓮の池でテナガエビと遊ぶ(遊ばれる)

2021年 6月10日 晴れ

お仕事を早めに上がっていつもの池に行ってきました

池ではタナゴ師の皆さんが仲良く並んで釣りをしてますが、僕は底に用があるんです!!


底攻め仕様




おニュー竿


毎度毎度いい竿の穂先を抜いて使うのはなんとなく勿体ない感があったので、小物釣り用のお安い竿を3本買いました。ベイシックジャパンの振出万能小継 90という竿で一本大体1,100円也。
振り出しにしっかり段差があって、まあ価格なりの出来…な印象ですがテナガエビを相手にするには丁度いいでしょう
この池は手前で大体1,3mくらいの深さがあって、竿より仕掛けの方が長くなってしまうわけですが、手返しを考えてこの長さを選びました


本日の仕掛け テナガエビ仕掛け

竿:ベイシックジャパン  振出万能小継 90
道糸:ナイロン1.2号
ウキ:玉ウキ4号
オモリ:ガン玉5B 
針:がまかつ 極タナゴ極小、owner 手長エビ針2号


さっそく3本竿を出して底を探ります。前回猛威を奮った極タナゴの威力を見せてみろ!!とワクワクしているとスーッスーッとウキが縦横無尽に走ります

この池のレギュラーサイズのオス


今日もエビの皆さんは元気なようです



が、



今回、極タナゴの欠点が判明してしまいました。
欠点というかテナガエビの凄さなのですが、エビの皆さん、針にかかってるアカムシだけをすごい綺麗に外して食べるんです…!


甲殻類の分際で頭良すぎだろ!?(失礼)



極タナゴは針先が極端に小さいので、普通の針よりもエサが外しやすいようで、正直アカムシの針持ちがよくありません(本来の使い方ではないので仕方なし)
こうなるとアワセのタイミングがかなり重要になるわけですが、セオリー通りの「ウキの移動後に止まってから10秒~30秒置いてアワセる」という釣り方をやるとほぼエサだけ持っていかれます

極タナゴの良さは針サイズの小ささで、エサを食べるとうっかり針まで食べてしまうという部分だと思うのですが、この池のテナガはサイズが小さめなので針の小ささがメリットとして働かない感じがあります



なんとなくダボハゼも入れてみたり


一応ポツポツと釣れはするのですが、前回ほどは奮いません…前回との違いはなんだ…と悩みつつ、餌の付け方や量を色々工夫してみますが答えが出ません
いっそ針変えてみるかと1本を手長エビ針に変えて様子を見てみると…なんと手長エビ針にはしっかりと乗ってきます(といっても五分五分ですが)



うーん、分からん




ということで、暗中模索しながらエビに翻弄されていると、一気にウキが走り



”あーはいはいまたダボハゼ君ね…”


とアワセると



想定以上の重量感




”あーはいはい、また睡蓮の枯れ枝を拾ったのね…”


と持ち上げると巨大なエビが水面に上がってきました




は!?




まさかの荒川サイズのモンスター



あまりにいいサイズに驚きを通り越して呆れ返ります
”陸封型は小型しかいないんじゃなかったんかい!?”と謎の憤りを覚えながらも、充実感に喜びが込み上げてきます


このサイズが紛れてるなら俄然面白さが増すじゃない…!とワクワクしながら釣りを続けます
このエビも極タナゴではなく手長エビ針に食ってきたので、試しに全部の針を手長エビ針に変えてみました
すると今度はエサを針の先までしか食べないという問題が出てきました


どないせいっちゅーねん…今日は活性が低いのか?と悩みながら釣り続けますが、全然アワセのタイミングの正解が見えません
早アワセすれば針まで咥えてないし、遅くなるとエサが外されてる、またはちゃんと釣れてるという感じでもどかしい状態です



伝われこのもどかしさ


もしかして場所が悪いのかも?と少し場所をズレてみたりしましたが、答えが見えない釣りは続きます


17時のチャイムが鳴り響いたあたりで、場所移動が効いたのかポツポツアタリがありましたが、今度は活性が高いのかエサを針の途中でもぎ取られる事が増えてきました
それなら…ともう一度極タナゴに変えて、アカムシを極力綺麗に通し刺しすると、続けて釣れるようになりました
このタイミングでは、極タナゴの場合は気持ち早アワセでいいようで、ウキが走ったらアワセを入れると乗るということが結構ありました

うーん、難しい…

エビ、一度飼って生態を確かめたいですね…




ワサワサ



そんなこんなで10匹釣るごとにリリースしていって、3回で30匹釣ったところで切りよく餌が切れたので納竿としました

おニューの竿は3本とも鱗付けできてよかったです(エビなので鱗はありませんが)

いやー今日の釣りはエビに翻弄されっぱなしで面白難しかった!

つまり丁度いいってことなんですが、答えが出るまでもうしばらく通わないとダメかもしれません(笑)


テナガエビ、思ってるよりも簡単で、でも難しさもあって、面白いですよ?

本日の釣果
テナガエビ 30匹
チチブ 6匹



今回思ったこと
今回おニューの竿をおろしたわけだけど、これ基本的に軟調である。テナガエビは軟調が向いていると言われているので柔らかい竿にしたのだけれど、前回までは硬調の竿の穂先を使って釣りをしていたので、竿の柔らかさの差がフッキング率の差に繋がっている可能性があるなと後から思ったりした。次回穂先竿と釣り比べてみようと思う

2021/06/07

2021年6月 スカイツリーの下でハゼと戯る

 2021年6月7日 14時半~16時半


最近はテナガエビに浮気してましたが、僕の本命はハゼなんです本当なんだ信じてくれ


ということで、久々に電車で北十間川にでかけてきました


おひさ~


北十間川といえば、数年前から護岸の改修工事やら商業施設の整備やら橋の架替えやらでずううううううううううっと堰き止められていて環境悪化しているわけですが、もういい加減終わったんじゃないかな?と期待しながら来てみました


噴水稼働中

上から見下ろした印象は…あんまり変わってないかな…昔はもっと透明感あったんです


東武橋の奥、相変わらず堰き止められたままですね…もう終わらないんじゃないか?






まずまずの透明感ですが、3年前は底が透けて見えたりもしたんですよ…



あんまり期待しないで竿を出してみることにします

本日の仕掛け 塙式アレンジ胴突き仕掛け

竿:ダイワ ひなた中継 32M

道糸:PE0.8号

ハリス:スーパーホンテロン0.8号

オモリ:0.5号

針:袖1号

エサ:ボイルホタテ(1年前冷凍したもの) 


記録を見返してみたらなんと一年ぶりのハゼ釣りです…勘が鈍ってないと良いなあ…
いつもどおり東武橋側から探っていきます

久々過ぎてオモリの着底感がイマイチつかめません…コツコツと浮遊しているゴミが糸にぶつかります。なかなかアタリがこなくてモヤモヤがつのっていきます
…ココッ

あ、これアタリや!?

アワセて~

スカッ

あっれー?

同じところを狙います


ココッ

スカッ


ココッ

スカッ


ヘタクソか!!!


ふー

一度落ち着いて針のサイズ感やハリスの長さなどを確認します。大丈夫。オモリの感覚も大分しっくりきました。

噴水が叩いてるであろう川底から少し外れた辺りを狙って仕掛けを送り込んで…


コッ

パシッ

ググググッ


乗った!!!


一年ぶりのデキハゼ


いやー久々過ぎて勘が鈍るどころか錆びついてました…でもキャッチできてよかった…
デキハゼとしてはまずまずの成長具合だと思います。思ったより環境いいのかな?

しかし同じ場所を攻めてもアタリが続きません…普通いい場所には何匹も溜まっているものなんだけどなぁ…と思いながら探り歩いていきましたが全然ダメでした

いつもならデカいヒネハゼが隠れているヘチ際にエサを落とすと…


ダボーズの

みなさんが熱烈歓迎



探り歩いていつもそれなりに数が出る場所まで移動してみると、コツコツとアタリが連発するようになりました。
”そうそうハゼのミャク釣りはこうじゃなくっちゃね~!”と調子に乗ってバシバシアワセを決めて釣っていきます
ただ移動先で釣れるデキハゼはちょっとサイズが可愛いのが若干気になります


うーんミニマム…

キミは大きくなりそうな雰囲気があるね

やっとパターン掴めました…20匹釣る度にリリースしていきます



移動しながら釣っていくと、途中で母子(しかも女の子)がハゼ釣りしてました

話しかけてみると地元の方だそうです。近所にこういう釣り場があるっていいですね~

女の子は見釣りをしてましたが、僕が川を覗いても殆ど見えなかったので、フレッシュな瞳だと底が見えるのかもしれませんね…がんばれ未来の釣りガール!
(女の子は釣るだけで、エサ付けと針外しはママの担当で見るからに大変そうでしたが笑)





デキハゼいっぱい


最後に本命ポイントで追釣して、合計3回リリース+6匹追加したので66匹となりました。
約2時間の釣りとしてはまずまずの出来ですが、なんとなく不完全燃焼感があります

今回はヒネハゼは釣れませんでしたが、デキハゼはそこそこ釣れました。
今年最初の北十間川のハゼはまとまって居る場所には居るけれど、そうじゃない場所はほとんどアタリがない…昔のどこで竿出してもアタリがあるという感じとは程遠い感じですが、一応いることはいるといった感じでした。
今年も様子見かなぁ~早く本気で数釣りしても安心できるくらい魚増えて欲しいですね…



本日の釣果
マハゼ 66匹
ダボハゼ 数匹



今回の釣行をまとめてYoutubeにアップしました。簡単なミャク釣り講座も付いていますのでよかったら御覧ください





今回思ったこと

・一年冷凍庫で寝かせて水分抜けてスッカスカになったホタテでもちゃんとハゼは食べてくれる

・釣りガールこと女の子はハゼ針の5号くらいで釣ってたが普通に釣れていた。デキハゼの貪欲さの前では針のサイズは些末なことなのかもしれない
・デキハゼの小ささに比べて、ダボハゼのデカさが気になった。生活環がマハゼとは違うんだろうなあ…
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2021/06/03

2021年6月 地元の池で久々の小物釣り…のつもりが?

 2021年6月3日 曇り


前々回、前回と荒川でテナガエビを狙うためにJSYで買ったアカムシ君達ですが、まだちょっとだけ余ってます(購入時の1/10くらい)

飼ってる魚にあげてもよかったのですが、せっかくだから近所の池に小物釣りに行ってこようと決めました


ということで、えっちらおっちら自転車を漕いでやってきましたお久しぶりの公園

前回来た時はまだ睡蓮の葉は水上に無く水も滞って少し濁っていましたが、今回は睡蓮の葉が浮いて、ところどころ白い花が咲いています


ギッシリ

午後に釣りに行ったので花は閉じてました

睡蓮の花って朝開いて午後には閉じちゃうんですよ。不思議ですね


この池に来るといつも釣り座を構える場所が空いていたので、そこに釣り座を組んで早速竿を出しました。


本日の仕掛け:タナゴ釣り仕掛け

道糸:ナイロン(黒)0.6号

ウキ:タナゴウキ+糸ウキ

オモリ:板オモリ(ゼロテンションに調整)

ハリス:タナゴハリス(owner)

針:がまかつ 極タナゴ極小

エサ:アカムシ


テナガエビ仕掛け(ウキ釣り)

道糸:ナイロン1.2号

ウキ:玉ウキ4号

オモリ:ガン玉3B

針:owner 手長エビ針2号→がまかつ 極タナゴ 極小

エサ:アカムシ


小物釣りはいつもこの池で使う仕掛けをそのまま使って、アカムシをつけてゆっくり漂わせます

練りエサでゼロテンションになるように浮力調整をしているので、アカムシをつけると若干シモりますが、それもまた誘いになって良いかなといった趣です

そういえば、ここもテナガエビが釣れるんだったな…と思い出して、荒川で使っていた仕掛けで置き竿も出してみました。

この池はヘラブナやタナゴを狙う人は多いですが、テナガエビを積極的に狙う人は少なく、むしろ小物釣りの外道として嫌がられています。

春に来た時は、魚よりもスイスイ泳いでるエビが多く見られ、思ったよりもエビが多いのかもな~と思ってました。


そんなこんなで最初に反応があったのは置き竿のテナガエビ仕掛けのほう

水面下に調整したウキがスイーッと走って行きます


前回の荒川では途中から根がかりを回避するためにガン玉を小さくしていたのですが、そのおかげ(?)か、普通のウキ釣りになってしまいました

ウキ釣りの場合、ウキが走っている時はエビがお気に入りの場所に移動しているだけで、まだ口を使ってない状態だそうで、走ったウキが止まってから10秒程度待ってから軽くアタリを聞いて、口にかかっていたらビンビンッと反応があるといった感じの釣り方になるそうです

で、じっくり待って聞いてみると


ビンビンビンッ!!


おほー!きたきたきたー!!!!!



本日のウェルカムエビ


なんだよ荒川行かないでも釣れるんじゃん!と思わず思ってしまいましたが、荒川で経験値を積んだおかげでちゃんとやれるようになってるとも言えますね。

池のテナガなので、いわゆる陸封型とよばれるやつですね。近場だと浦和の別所沼公園などが陸封型のテナガエビのメッカとして知られています。陸封型はエサの関係か大河川のテナガと比べると小ぶりなサイズが多いのが特徴で、実際この日釣れたのは上の写真サイズが一番大きいくらいのサイズ感でした


こちらは荒川のビッグアーム

大きいほうが引きも強く釣った時の満足感もありますが、近所で楽しめるならこれはこれで悪くないなと思ったりもしました


と、エビとのやり取りに夢中になっていたら、タナゴ仕掛けが行方不明になってました。竿を立てるとグググッと重い抵抗感

竿の次の先端部分だけを使って竿にしているのでダイレクトにやり取りをしている感じがたまりません

これは鮒かな?と抜き上げてみると、青い魚体。そう、ヤツの名は…


ブルーギル

この池にはコイツが居るんですよね~ 後ろに野良ネコがいたので贈呈しておきました。


今回は2本竿でやっていたのですが、タナゴ仕掛けにもエビがあたってくるので、途中からもうエビ釣りにしてしまえ!ということでタナゴ仕掛けを仕舞ってエビ釣り本気モードに。


睡蓮の根にまみれて釣れてくるのはこの場所らしさでしょうか


チョイチョイ釣れます

本気でやってみるとこの場所のエビは前回よりも更に小さいため、針に乗せるのが難しいという印象をうけました。手長エビ針でも釣れなくはないのですが、どうしても掛けづらい…


手長エビ針2号でアカムシの通し刺し


ならば、と道具箱から取り出したのはタナゴ針の中でも更に小さいがまかつの極タナゴ 極小!

極タナゴは小物釣りではとりあえずコレを使っておけば間違いはないという信頼性の高い針です


極タナゴによるアカムシの通し刺し


極タナゴのメリットは針が鋭く軸が細いため、アカムシを刺した時に体液が出にくい点。

おかげで何度か仕掛けを入れ直してもアカムシが赤いままです

(ちなみにこの日のエビは食い気が立ってるのでボロボロのアカムシでも食べてきました)

実際のところ手長エビ針が釣れないというわけではないのですが、極タナゴのほうがより掛けやすい印象で


ポツポツと

釣れてくれます

テナガエビのウキ釣りは今回が初挑戦だったのですが、ウキが走って止まってから食わせの間を取ってアワセをいれるというプロセスが、理屈では分かっていても間を測るのがなかなか難しかったです

食わせすぎるとエビが自分で針を外したり、根に潜ったりもするので、絶妙のタイミングでアワセないといけないのですが、これがなかなか難しい…。個体差もあるので全部同じタイミングで釣れるというわけでもないのでやりごたえがあって面白い釣りです。

これはまた新たな沼の入り口に立ってしまった気がします

ダイワの釣魚図鑑改訂版によると、

”5月に入るとテナガエビは脱皮して、浅場に乗っこんでくる。この頃が釣り期で、盛期は6~7月の入梅の頃である。7月に産卵すると食いが落ち、次第に深場に移動してしまう”

ということなので、まさしく梅雨の今釣るべきターゲットだということが分かりました。しばらく集中的に狙ってみようかなと思います



動画も撮ったのでもどかしさを味わってみてください


そんな感じで1時間半ほど釣りをしてアカムシを使い切って、エビをリリースしました。

結果から見るとほぼ入れ食い状態でバンバン当たってきて楽しい釣りになりました。

ウキ釣りのもどかしさ、難しさを味わえたのも良かったです。

少ないエサの量で荒川と同じくらいの数が釣れたので、コスパの良い釣りだと思います。

また遊びに来ようかな?




本日の釣果

テナガエビ 30匹

ブルーギル 1匹

チチブ 2匹


今回思ったこと

・陸封型のテナガエビ釣りは初めてだったけれど、なるほど潮汐のある大河川に比べるとかなり小ぶりなサイズになる。釣り方の違い自体はそんなにないと思うが、やはりサイズに合わせた針のチョイスが重要になる気がする。
普通のテナガエビならばタナゴ針を使うところを、たとえば同じタナゴ針でも今回使った極タナゴの極小など、より小さいサイズのタナゴをターゲットにした針をチョイスすることで釣果を伸ばせる気がする。(針の値段は上がるが)
ただ手長エビ針の2号で釣れないかといえばそんなことはないので、同じ針を使いまわしてみてもよいかも?