釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2021/10/05

2021年10月 魚の価値を決めるのは…?

夕方ぷらっと釣りに行きたくなったのでいつものホソに出かけてきました
いつもの内容だろ?飽きたよと言われるかもしれませんがいつもの内容です…

釣り飽きないんだから仕方ないじゃない?





著者中影




本日の仕掛け 淡水小物汎用仕掛け
竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.3号
ウキ:オーナー タナゴウキ極小
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:オーナー タナゴハリス
針:がまかつ 極タナゴ 極小
エサ:マルキュー タナゴグルテン




先行していたいつ来てもいるフナ釣りのお爺さんに挨拶しつつ釣れているか聞くと、今日はクチボソしか釣れないよとのこと。

なんでも、午前中に軽トラで四つ手網を持ってホソの小魚を捕まえに来た業者みたいなのがいて、魚が散ってしまったといいます。

僕の地元のタナゴ釣り場ではちょくちょく聞く話ですが、そんなので小魚捕まえてどうするんですかね…?売るのかな?


ま、そうは言っても根こそぎ獲れるわけでもないし、釣れないことはないだろうと竿を出してみました



おなじみの連動シモリです


が、確かに渋い…!

反応はあるけど食いが浅い感じがします…しかも横走りするから多分クチボソでしょう…

なんとなく魚が溜まってそうな暗がりに仕掛けを入れると…キュンっとウキが走ります

絶対小さいクチボソだこれ!とアワセると…


ミニマム!



5円玉サイズです。こんなのがひしめいているならなかなかハードな釣りになりそうです

その後も横走りするアタリが頻発します

なんとかアワセていくと



こんなのや

こんなの


どうもこの場所は良くないぞ…と場所を移動しました





以前に友人と来てタナゴやフナを釣った場所に移動しました

以前あった蓮の葉などはこの前の台風で流されてしまったようです

台風で雨水が流れ込んだ影響なのか、前よりも水が澄んでいて浅い場所は底がうっすらと見えます

浅場は捨てて底の見えない場所を集中して狙ってみると…













今日は本当にクチボソしか釣れないな?!

底をとっても中層を狙っても全部クチボソのクチボソ祭りです


でもクチボソを釣りながらなんとなくモヤモヤした気持ちが湧き上がってきました。


クチボソしか釣れなくてなんとなく残念な気持ちになっているが、僕は専門の釣り師ではないので魚が釣れればなんでも嬉しいわけで、釣って食べるわけでもないのだからクチボソだって釣れれば嬉しいはず

タナゴは美しい、フナは可愛くて引き味がいいと確かに楽しい要素があるが、クチボソがそれらの魚に劣っているかといえばそんなことはない

クチボソだって地味ながら渋い美しさがあり、引きだってサバのように横走りして面白い。マイクロサイズからデカボソまで色々釣れるし数釣りだってできる

釣りモノとしてクチボソを専門に狙って釣ったっていいわけだが、そもそも一魚種をありがたがってる○○師という人の方がおかしいのではないだろうか

金も鉛も金属には変わりないけれど、その価値は人間が価値があると決めたから価値が分かれているだけであって、タナゴとクチボソもまた然りなのではないか…


と、愚にもつかない事を考えていると急にクチボソが素晴らしい魚に見えてきました


綺麗めな写真さがしてみました



均整のとれた流線型のプロポーション、渋い青紫の背に黒線が一本走り、なんとも美しい魚じゃありませんか?


よーし!今日はクチボソ一本でやってくぞ!と心を入れ替えマジメにクチボソ釣りに勤しみましたが、後半になるにつれてアタリが遠のき、日も傾いてきたので納竿しました




右のはモロコかな…


まあ実際のところ、どんなエサでもタナでもせかせかと(意地汚く)
食いついてくるから嫌われるんだろうなって思います

観賞魚の世界でも、コイ科であまりに動きがキビキビしているというか、落ち着きのない魚は嫌われる傾向があるので、日本人の審美観というかリズム感に合ってないのかもしれません


でも僕はなんでも釣れれば嬉しいのでクチボソも好きですよ 今日も釣れてくれてありがとう



本日の釣果
クチボソ約10匹(モロコまじり)




本日思ったこと
・今日はクチボソ祭りとなったわけだが、クチボソでも中型以下の網の目のサイズを逃れるような魚しか釣れなかった気がする。謎の業者はわりとマジメに根こそぎ獲っていたのかも…? 趣に欠けるわー
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