釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2021/10/06

2021年10月 新規釣り場を求めて…たら、アイツらに会った

毎回毎回同じホソに通い詰めててもしょーがないので(前言撤回)
今回は新規開拓で普段行かないエリアに行ってみました



ザ・田園


牧歌的


日中は夏日でしたが午後の日差しはすっかり秋の空気感。一時間かけて自転車漕いできましたがなかなか爽やかでした

普段行くエリアよりもかなり遠いのですが、いい雰囲気の田園地帯です

ホソを覗いてみると、稲刈りシーズンも後半ということですっかり干上がっていて、竿を出せる場所はなかなか見当たりません

水深15cm

水深10cm

雰囲気はありますが魚っ気がありません…しかしこのあたり土留め式の水路だけでなく自然掘りのホソまであります…水があるシーズンに来たらいい釣りができるかも…?




地図で見つけた溜池にもきてみましたが、ヘラ専用な感じの釣り場で水が富栄養化してて死んでてダメな感じ

雰囲気はいいんだけどね…



今回はこの溜池に水を引いているホソが本命だったのですが、こちらも魚っ気がなくて竿を出す気になれず…(せっかくだから一応出しておけばよかったかな…)


結局ホソを見つけるごとに自転車を停めて何箇所かで竿は出したのですが、反応が得られなかったため、早々に移動を決めて、前に目星をつけた堰周囲の水路に行くために移動しました





写真だと距離感が伝わり辛いですが、減水してはいますが堰の放水路なので足場の高さが4mくらいある水路です


本日の仕掛け ハヤ釣り用に準備してた4mセット
竿:ダイワ 小継渓流X 硬調 42
道糸:バリバス プロバージョン ヘラVハリス 0.8号
ウキ:ささめ ドングリウキ
オモリ:ガン玉 6号
ハリス止め:自動ハリス止め
針:まるふじ 特選たなご 秋田狐スレ鉤2号ハリス0.4号
エサ:マルキュー タナゴグルテン


ここは高さがあるので長い竿かリールでウキフカセしか無いかなあと思っていたのですが、今回はハヤ釣り用に準備していた仕掛けでチャレンジしてみました

足元を見るとキラキラとヒラを売っている細長い魚が見えます。

実はハヤ釣りがやりたくて前から仕掛けを準備していたので、ハヤならド本命です!

早速竿を振り込みますが、仕掛けの長さに慣れていないためウキがボチャっと落ちてしまいました

サーッと群れが散るかと思いきや、動じないで相変わらずヒラ打ち…随分キモの据わった魚だなと思いつつウキを見つめているとツツ…クククーッと気持ちのいい入り方

スパッとアワセると…


ハヤ…じゃなくてなんかモロコ?


群れを直に狙うのもシャク?なのでなんとなく四隅やストラクチャー周りを探ってみますが、アタリはあるものの乗りません

仕方ないので蠢く黒い魚塊にウキを投げ込んでみると、仕掛けが馴染むか馴染まないかくらいですぐにウキが沈みました

久々の見釣り気持ちいいー!と抜き上げると、10cmないくらいの見慣れない丸っこいシルエットが抜き上がってきます…なんだろう

抜いてみたらスレがかり…


お、お前は…!!

アメナマやんけぇ!!!!


釣れてびっくりアメリカナマズことチャネルキャットフィッシュの幼魚でした…

本流にいるんだから支流にいるのは当たり前なのですが、今までこの川の支流の水系でアメナマ釣ったことがなかったのでちょっとショックでした

もしかして、あの黒い塊全部アメナマなんだろうか…

嫌な予感しかしないですが、塊を狙い撃ちしてみます


ほい

ほい

ほい


うーん…予感的中。魚に罪はないとはいえ、正直アメナマの幼魚が釣れるのは嬉しくないですねぇ…(魚の価値は平等みたいなことを言った舌の根も乾かぬうちに)

数釣りは出来るので釣り物としては面白いのかもしれませんが、アメナマはゴンズイと同じで鋭いトゲが3本あるので気をつけてくださいね(素手で触らないように)

そんなこんなで小一時間釣りをして、日が落ちたので納竿しました。

今回唯一の収穫は、霞ヶ浦などではアメナマが練り餌で釣れるというのは聞いたことがあったのですが、本当に練り餌で釣ることができるのが分かったことでしょうか…



30分ほど釣りした結果がこんな感じ


散々ウキで群れを叩きましたが全く散らないあたり、アメナマは天敵がいないからキモが据わってるんでしょうね…

ホソにまで回ってこないのを祈るのみです



本日の釣果

謎のモロコ 1匹
チャネルキャットフィッシュ 8匹




今回思ったこと

釣った後に容器に入れておいたやや大きめのアメナマが途中で死んでいました。
本流にいるアメナマを支流やホソで見かけない理由について考えていたのですが、アメナマはその体型からも分かるように中層を泳ぐ魚ですが、止水よりもやや流れのある環境を好む印象があります。
つまり溶存酸素量の多い環境を好み、ホソのような酸素の少ないBODが高い環境では生きられないのではないでしょうか?
関東のホソは農業サイクルによって冬の間止水になる場所が多く、そういう環境ではコイやフナは生き残れますが、アメナマは生きられないのかもしれません

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