釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2021/05/31

講座:ミミズの飼育、養殖について

 というタイトルまんまの記事です


実は釣具屋で売ってる熊太郎などのシマミミズはお家でも飼育、養殖できるんですよ


2021/05/29

2020年5月 東京湾LTアジ初挑戦してきました

 5月4日(火)晴れ薄曇り 薄濁り 小潮 水温17.8℃



2020年の夏にバス釣りスポットを探している時に転んで、それがきっかけで腰痛になって整形外科に通ったのですがどうにも良くならず、色々な病院を転々として最終的に大学病院で精密検査を受けたところ、結構珍しい脊椎の病気が見つかって、それが原因で腰痛になっていて、今後そうそう改善はしないだろうということが分かりました。

こうなると以前のようにランガンする釣りは出来ないので、釣れる場所に連れて行ってくれる船釣りが良かろうと思い(釣りブームによるオカッパリの終わりっぷりもあり)、去年の冬頃から船釣りの情報収集や準備を始めました。

本当はもっと早く行くつもりだったのですが、色々あって準備に時間がかかり気が付けば5月になっていました。

船釣り用の竿やリールはもちろん、腰に負担をかけないようにコロ付きのクーラーボックス、クールラインキャリーⅡを買ってみたり、駅チカの船宿を探してみたり、船用に長靴やライジャケ買ったりと色々準備をして、選んだ釣りモノは船釣り初心者向けということでLTアジ


気合いの空回りした感じが否めない

今回は30年ぶりに釣り船に乗って東京湾のライトアジをやってきたという記事です

※後から思えば、最初から気合い入れてあらゆるアイテムを揃えることもなく、貸し竿、貸しライジャケ、ソフトクーラーで気軽に挑んでもよかったなとは思いました
(でも道具を吟味して揃えるのも釣りの楽しみのうちですよね…?)




今回お世話になった船宿は木場の深川吉野家
埼玉からでも時間的に余裕のある、午後出発の夕マズメアジ便を選びました
染め抜きの暖簾がオシャレ



木場駅から10分程かけてゆっくり移動して、受付1時間前に着いて、タックルケースで場所取りしたり、常連さんと最近の釣果について話したりしながら出船待ち。

常連の方々は話をしていてとても気持ちのいい方だったので、一人の方に了承いただき隣で釣りをすることにして右舷の大トモの一個前に釣り座をとりました

(この方には道具の移動を手伝って頂いたり不慣れな部分を色々助けていただきました。ありがとうございます)

今回選んだ船 後ろのドアがキャビンの入り口です



受付を済ませ午前便のお客さんが出払ったタイミングで氷をいただき、船に乗り込むと、船長さんがやってきたのでご挨拶と、大人になってからの船釣りが初めてであることを伝えました

早く来ていたのと挨拶のおかげか船長さんがビシのレンタルやイソメの購入についてなど色々聞いてくれたので迷わずに済みました

並びは大トモ以外はファミリーや初心者さんでGWらしい賑やかさ。


釣り座のセッティング





定刻通りに出港し、運河筋を通り抜け、晴海や豊洲などいままでオカッパリで釣りをしていたポイントの数々を海側から見つつ、豊洲大橋をくぐり抜けたあたりから全速力

さらば日常

下から見るレインボーブリッジはなかなかの迫力

東京湾クルーズの趣




途中から向かい風が強くなり並びの初心者チームが波飛沫で全身びしょ濡れになったところで、船長から“キャビンに入ってください“とアナウンス。

そういえば船には船室があるんだった…とキャビンに逃げ込みました。
初心者チームは全員船釣りの洗礼(?)を受けてテンションガタ落ちしてました(笑

そんなこんなで約1時間の移動で最初のポイントに到着(浮島あたり)棚は底から2mという指示。いよいよLTアジ初挑戦の開始です。


本日のタックル  ほぼ全部がおニューの鱗付けです(笑

竿:ダイワ モバイルX 73MH
リール:シマノ ゲンプウ200PG
道糸:シマノ タナトルセンサー4 1号
リーダー:クレハ シーガーグランドマックス3号
天秤:ヤマシタ ライト天秤/ダイワ リーディングアーム
ビシ:レンタルアンドンビシ
仕掛け:がまかつ LTアジフロロ1.5号極みアジ9号、
   自作ナイロン0.8号極みアジ(ケイムラ)9号
餌:アオイソメ
竿受け:第一精工フリースタンドLT、ゴム磁石ラーク竿受け専用200




事前に情報収集した通り、ショートピッチでビシを振り込んで、サミングしながら仕掛けを落とし、底ダチを切って、1m巻き上げて短く鋭いシャクリでコマセを撒き、50cm上げてもう1シャクリ、最後に50cm巻き上げてポーズ。

これで底から2mの範囲にコマセの煙幕ができて、仕掛けが馴染めばコマセの中に仕掛けが漂うはず…

サビキと同じで最初はステージ作りが肝心ということで、コマセを底に撒いては巻き上げ再投入を2回ほど繰り返すと、ググンと竿を絞り込むアタリが来ました。ゆっくり竿先を煽ってアワセを入れて丁寧に取り込み

念願のアジゲットと相成りました。28cmくらいの良型でいい感じです

丸々としたナイスアジ



しかし、並びでバンバン釣れるというよりはたまに一人二人釣れているくらいの渋さで、

“アレ?LTアジ、思っていたより難しいぞ?!”

と内心呟きつつ良型を2匹、小物を1匹釣ったところで“竿あげてくださーい”と移動アナウンス



次は川崎沖で、棚は2mから3m、間をとって2.5mを目指してしゃくりますが当たりが来ないので、1/4回転ずつ巻き上げて軽ーいシャクリとポーズを繰り返して3.5mまで巻いたところでモアンとしたアタリ(もたれアタリというやつかな?)

魚を回収したところ下針で食べていたので、指示棚より気持ち深いのか?と深目を狙うもアタリなく、3.5mまで巻いてくるとまたアタリが出る繰り返しになりました。

海中での仕掛けの馴染み方のイメージができなくて迷いましたが、一気に2m巻いてからシャクリ入れて3mで待つようにするとポツポツ釣れてきました。

中乗りさんは僕の左隣の初心者さんにつきっきりで手取り足取りで釣り方を教えながら、何度か僕が釣れたタナを聞いてきたので(僕も初めてだからコツとか教えて欲しいんだけどなぁ…)と内心で思いつつ応えてました

やっとパターンを掴めてきたかなと思ったら無情の“竿あげてくださーい”で再び移動


今度は東扇島西公園の先端のそばに移動しましたが、ここは潮が早くてやりにくかったです

10分と粘らず移動開始、船長は僚船に電話していい場所を探しているようです



最後になった川崎沖は棚が底から3m~4m、ここはかなりイージーに釣れたので一荷狙いを始めました。

予習で見たダイワのLTアジの動画にあった一荷のさせ方を思い出しつつ、一匹めのアタリがあったら軽く合わせてから軽く竿をあおってショートポーズ、1/4ずつ巻き上げを繰り返します。

これが面白いようにハマってここからはほぼ全部一荷になりました。

“これ!僕がイメージしてたLTアジはこういうのだよ!”


とウキウキしながらポンポン釣りますが、釣れてくると問題になるのが手返し

今回は自作仕掛けと、がまかつのLTアジ仕掛けを用意していたのですが、最初は冒険せずに市販仕掛けを使いました

みんな大好きがまかつ



市販仕掛けはフロロで1.8m極みアジ9号(金針)のもの。この仕掛け枝針に巻き癖がついていて伸ばしても取れなかったので初めはやや絡みやすかったのですが、僕が取り込みに慣れてくると問題なく使えました。

後半使った自作仕掛けは、渋い時は細糸が効くというネット記事を参考に作った全長2m、ヘラ用ナイロンハリス0.8号、がまかつの極みアジ(ケイムラ)9号は周りが釣れてない中一人で追釣できていたのでもしかしたら効果あったかもしれません。

自作ナイロン仕掛け サイズは上のがまかつ仕掛けとほぼ同じ


ただ、ナイロンはコシがないので取り込み時に絡みやすく、扱いが難しいなという印象で、幹糸を太くするか、フロロにして枝針をナイロンにするなどの改善が必要な気がしました。

また、エサは船で買ったイソメを使ったのですが、当然ながら濡れてぬめっていて、かつ針がネムっているので、掴みづらくて刺しづらく、かなり無駄に時間がかかってしまいました。

イソメには滑り止めに粉を打つか、あらかじめ全部切って用意しておくか、塩イソメを持ち込むと具合が良くなりそうだなと思いました。


取り込みでは巻き上げた天秤を回収して桶に入れ、ハリスを手繰って魚を取り込むわけですが、トモの一個手前の席はコマセカゴの右に柱がデーンと立っていてやりづらかったです

この柱を避けて取り込みをすると、柱の外を大きく回すか、竿と天秤の間から抜きあげることになり、どちらも天秤に仕掛けが絡まりやすくなってしまうので釣り座選びは大事だなと感じました
(余計なものがない大トモが人気なのもわかる気がします)

そんなこんなで、満足いくまで釣りをして(体力的にもヘトヘトになり)沖上がり前から片付けはじめて血抜きを始めたのですが半分くらい血抜きをしたところで船が動き始めたので急いで残りを潮氷を張ったクーラーに入れた袋に投げ込みました



桶一杯の幸せ



沖で数えたら52匹、帰って数えたら53匹でした。後で調べたらこの日の竿頭は61匹だったので、初挑戦にしては健闘したんじゃないかなと思いますが、手返しにはかなり課題が残る結果となりました。


LTアジはたしかに初心者でも簡単にできて(実際並びで一番釣っているように見えたのはファミリーできていたちびっ子でした)セオリーさえ分かれば釣りやすく、手返しの工夫で数が伸ばせるので、やり込み要素もある面白い釣りだと思いました。


船釣りは揺れを殺すために体幹筋をかなり使うので途中からクタクタになってしまったので、体力面で課題があるなあと思いました。幸い腰痛は出なかったのですが、船宿から駅までの帰り道は荷物の重量もありなかなか難儀しました



今回利用した深川吉野家さんは乗船所に水道があるため塩塗れになった道具を綺麗に洗えるので、匂いが気になる電車釣行派としては助かりました。
他の船宿を知らないのでなんとも言えないですが、すごい不満などはなかったのでおすすめできると思います(席取りや受付のシステムがやや分かりにくかったかな…)


今回のアジは殆どが20cmから25cmくらいだったので、もう少し型が出るシーズンにまた行ってみたいなと思いました



これが東京湾の黃アジというやつか



本日の釣果:マアジ53匹

この日釣れたアジは型はほどほどでしたが、身が丸々していてどう料理しても脂乗ってておいしかったです

定番のアジフライ(身の厚み伝わりますか?)





好物のナメロウ





今後の課題

・手返しを向上するための工夫をする(釣り座のセッティング、イソメの処理など)
・他の船宿も利用して色々経験する
・付けエサにアジングのワームの切れ端を使ってみる
・体力を向上する



次はキスアナゴリレー船とか乗ってみたいです



2021/05/26

2021年5月 梅雨の走りにテナガエビの影を追う

2021年 5月26日 曇りのち晴れ 大潮(満潮 04:07/干潮 11:03)




皆さんはテナガエビ釣りをしたことがあるでしょうか?


僕は子供の頃に家族で水元公園でテナガエビ釣りをした記憶があります。針に乗るとビンビンビンッと元気のいいアタリがあって結構楽しかったように記憶しています


一昨年釣りを再開してから、あの引きをもう一度味わいたくて近場でテナガエビが釣れる場所はないものかと探していたのですが、いわゆるメッカと言われている場所は、多摩川だったり岩淵水門だったり国府台だったりと微妙に自宅からアクセスが悪い場所が多く、行きたいなあと思いつつちょっと腰が上がらずにいました


今年、改めて近場で釣れる場所はないものかと調べてみると、意外と荒川の河川敷で釣れるということが分かり、それなら近いし行ってみるか!と重い腰を上げて行ってきました。


今回は、初場所初魚種初挑戦のテナガエビ釣りにチャレンジしてきた記事になります