釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2021/06/03

2021年6月 地元の池で久々の小物釣り…のつもりが?

 2021年6月3日 曇り


前々回、前回と荒川でテナガエビを狙うためにJSYで買ったアカムシ君達ですが、まだちょっとだけ余ってます(購入時の1/10くらい)

飼ってる魚にあげてもよかったのですが、せっかくだから近所の池に小物釣りに行ってこようと決めました


ということで、えっちらおっちら自転車を漕いでやってきましたお久しぶりの公園

前回来た時はまだ睡蓮の葉は水上に無く水も滞って少し濁っていましたが、今回は睡蓮の葉が浮いて、ところどころ白い花が咲いています


ギッシリ

午後に釣りに行ったので花は閉じてました

睡蓮の花って朝開いて午後には閉じちゃうんですよ。不思議ですね


この池に来るといつも釣り座を構える場所が空いていたので、そこに釣り座を組んで早速竿を出しました。


本日の仕掛け:タナゴ釣り仕掛け

道糸:ナイロン(黒)0.6号

ウキ:タナゴウキ+糸ウキ

オモリ:板オモリ(ゼロテンションに調整)

ハリス:タナゴハリス(owner)

針:がまかつ 極タナゴ極小

エサ:アカムシ


テナガエビ仕掛け(ウキ釣り)

道糸:ナイロン1.2号

ウキ:玉ウキ4号

オモリ:ガン玉3B

針:owner 手長エビ針2号→がまかつ 極タナゴ 極小

エサ:アカムシ


小物釣りはいつもこの池で使う仕掛けをそのまま使って、アカムシをつけてゆっくり漂わせます

練りエサでゼロテンションになるように浮力調整をしているので、アカムシをつけると若干シモりますが、それもまた誘いになって良いかなといった趣です

そういえば、ここもテナガエビが釣れるんだったな…と思い出して、荒川で使っていた仕掛けで置き竿も出してみました。

この池はヘラブナやタナゴを狙う人は多いですが、テナガエビを積極的に狙う人は少なく、むしろ小物釣りの外道として嫌がられています。

春に来た時は、魚よりもスイスイ泳いでるエビが多く見られ、思ったよりもエビが多いのかもな~と思ってました。


そんなこんなで最初に反応があったのは置き竿のテナガエビ仕掛けのほう

水面下に調整したウキがスイーッと走って行きます


前回の荒川では途中から根がかりを回避するためにガン玉を小さくしていたのですが、そのおかげ(?)か、普通のウキ釣りになってしまいました

ウキ釣りの場合、ウキが走っている時はエビがお気に入りの場所に移動しているだけで、まだ口を使ってない状態だそうで、走ったウキが止まってから10秒程度待ってから軽くアタリを聞いて、口にかかっていたらビンビンッと反応があるといった感じの釣り方になるそうです

で、じっくり待って聞いてみると


ビンビンビンッ!!


おほー!きたきたきたー!!!!!



本日のウェルカムエビ


なんだよ荒川行かないでも釣れるんじゃん!と思わず思ってしまいましたが、荒川で経験値を積んだおかげでちゃんとやれるようになってるとも言えますね。

池のテナガなので、いわゆる陸封型とよばれるやつですね。近場だと浦和の別所沼公園などが陸封型のテナガエビのメッカとして知られています。陸封型はエサの関係か大河川のテナガと比べると小ぶりなサイズが多いのが特徴で、実際この日釣れたのは上の写真サイズが一番大きいくらいのサイズ感でした


こちらは荒川のビッグアーム

大きいほうが引きも強く釣った時の満足感もありますが、近所で楽しめるならこれはこれで悪くないなと思ったりもしました


と、エビとのやり取りに夢中になっていたら、タナゴ仕掛けが行方不明になってました。竿を立てるとグググッと重い抵抗感

竿の次の先端部分だけを使って竿にしているのでダイレクトにやり取りをしている感じがたまりません

これは鮒かな?と抜き上げてみると、青い魚体。そう、ヤツの名は…


ブルーギル

この池にはコイツが居るんですよね~ 後ろに野良ネコがいたので贈呈しておきました。


今回は2本竿でやっていたのですが、タナゴ仕掛けにもエビがあたってくるので、途中からもうエビ釣りにしてしまえ!ということでタナゴ仕掛けを仕舞ってエビ釣り本気モードに。


睡蓮の根にまみれて釣れてくるのはこの場所らしさでしょうか


チョイチョイ釣れます

本気でやってみるとこの場所のエビは前回よりも更に小さいため、針に乗せるのが難しいという印象をうけました。手長エビ針でも釣れなくはないのですが、どうしても掛けづらい…


手長エビ針2号でアカムシの通し刺し


ならば、と道具箱から取り出したのはタナゴ針の中でも更に小さいがまかつの極タナゴ 極小!

極タナゴは小物釣りではとりあえずコレを使っておけば間違いはないという信頼性の高い針です


極タナゴによるアカムシの通し刺し


極タナゴのメリットは針が鋭く軸が細いため、アカムシを刺した時に体液が出にくい点。

おかげで何度か仕掛けを入れ直してもアカムシが赤いままです

(ちなみにこの日のエビは食い気が立ってるのでボロボロのアカムシでも食べてきました)

実際のところ手長エビ針が釣れないというわけではないのですが、極タナゴのほうがより掛けやすい印象で


ポツポツと

釣れてくれます

テナガエビのウキ釣りは今回が初挑戦だったのですが、ウキが走って止まってから食わせの間を取ってアワセをいれるというプロセスが、理屈では分かっていても間を測るのがなかなか難しかったです

食わせすぎるとエビが自分で針を外したり、根に潜ったりもするので、絶妙のタイミングでアワセないといけないのですが、これがなかなか難しい…。個体差もあるので全部同じタイミングで釣れるというわけでもないのでやりごたえがあって面白い釣りです。

これはまた新たな沼の入り口に立ってしまった気がします

ダイワの釣魚図鑑改訂版によると、

”5月に入るとテナガエビは脱皮して、浅場に乗っこんでくる。この頃が釣り期で、盛期は6~7月の入梅の頃である。7月に産卵すると食いが落ち、次第に深場に移動してしまう”

ということなので、まさしく梅雨の今釣るべきターゲットだということが分かりました。しばらく集中的に狙ってみようかなと思います



動画も撮ったのでもどかしさを味わってみてください


そんな感じで1時間半ほど釣りをしてアカムシを使い切って、エビをリリースしました。

結果から見るとほぼ入れ食い状態でバンバン当たってきて楽しい釣りになりました。

ウキ釣りのもどかしさ、難しさを味わえたのも良かったです。

少ないエサの量で荒川と同じくらいの数が釣れたので、コスパの良い釣りだと思います。

また遊びに来ようかな?




本日の釣果

テナガエビ 30匹

ブルーギル 1匹

チチブ 2匹


今回思ったこと

・陸封型のテナガエビ釣りは初めてだったけれど、なるほど潮汐のある大河川に比べるとかなり小ぶりなサイズになる。釣り方の違い自体はそんなにないと思うが、やはりサイズに合わせた針のチョイスが重要になる気がする。
普通のテナガエビならばタナゴ針を使うところを、たとえば同じタナゴ針でも今回使った極タナゴの極小など、より小さいサイズのタナゴをターゲットにした針をチョイスすることで釣果を伸ばせる気がする。(針の値段は上がるが)
ただ手長エビ針の2号で釣れないかといえばそんなことはないので、同じ針を使いまわしてみてもよいかも?

Location: 日本、埼玉県

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