釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/08/24

2019年8月 東京ハゼの聖地巡礼①:クローバー橋(小名木川)

 8月24日(土)小潮


久々に「ハゼ釣りをしたい!」と思い立ったものの、ネットで調べると我がホームリバー?の北十間川は相変わらず濁っている模様…いまいちモチベーションが上がりません

それならば、と前から行ってみたかった都内有数のハゼ釣りスポット、小名木川と横十間川の交差点であるクローバー橋に行ってきました




住吉駅から徒歩十分くらい? 読みはクローバーばしだと思ってました







横十間川にかかる水門橋(すいもんばし)こっちはバシなんかい!


事前に水門橋の流れ出しの左右がそれぞれ熱いスポットだとリサーチしていたのですが、現地に行ってみると左側は足場が川から高く、右側は川面に近いという立地でした
左側を見てみるとすでに地元の常連さんでギッシリ(さすが聖地!)だったのと、川の深さが分からなかったのでとりあえず様子見に右側へ降りてみました
降りてみると、水は結構澄んでいて手前は深さ60cmもありませんでした

川の上で十字に交差する橋なんて初めて見ました!不思議な構造物ですね!

先行している釣り人に挨拶しつつ、情報収集…
・ここはミャク釣りがいいよ
・エサはイソメかホタテだね
・俺は餌つけが面倒だから赤虫針でイソメでやってる。針は3号くらいでいいんじゃない?
・朝方は深場で当たって型良かったけど、だんだんアタリが浅場に移動して魚が小さくなってきたな
・兄ちゃん埼玉からわざわざ来たなら電車代分いっぱい釣らなきゃな!
とのこと

発破をかけられた以上は頑張らないといけないなあと思いつつ仕掛けを準備します

本日の仕掛け
ハゼミャク釣り仕掛け(塙式アレンジ)
道糸:PE0.8号
ハリス:スーパーホンテロン0.8号
針:袖3号→袖1号
オモリ:0.5号→1号
エサ:ボイルホタテ(ベビー)


今日は6尺、8尺、2.8(3.2)mの三本の延べ竿と、念のために投げ竿とリールを持ってきました(投げ竿はロマン竿で置き竿にしましたが何もかかりませんでした_(:3」∠)_)
とりあえずいつも愛用している2.8mの竿で深場から様子見…深いところは手前でも1.5m以上ありました…まったくアタリが無いのでさっさと見切って浅場に移動して、北十間川と同じいつものミャク釣りスタート
果たして北十間川でハゼ師匠に鍛えられたワザはこの浅場の小名木川でも通じるのか!?





…釣れました

浅い川の中で何箇所かアタリがあるエリアがあります。そういう場所を重点的に狙っていくとサクサク釣れます。やっぱりハゼ釣りはこうじゃなくちゃね〜とアワセばっちり決めて気持ちよーく釣ること一時間




爆釣まではいかないにしても悪くないペース

日が昇って暑くなりはじめたタイミングで、最初に挨拶をしたお爺さんが帰り、替わりに新たにお爺さんがやってきて隣で釣り始めました
横目に見てると、新たなお爺さんは五尺程の竿で手前だけ狙ってバンバン釣っています
そんな手前でも結構いるんだなぁ…と日が昇り明るくなった足元を偏光グラスかけてよーく見てみると…




足元ビッシリハゼ!ハゼ!!ハゼ!!!※左下から真ん中あたりにいる細長いの全部ハゼです

集合恐怖症だったら思わず叫びそうなくらいのハゼだらけ!

こ、これがハゼの聖地のポテンシャルか!!!こんなにいっぱいいるの初めて見たわ!!!!

…と、せっかくハゼが目視できる貴重な機会だったのでアワセを研究してみたり、サイトフィッシングしてみたり、誘いの実験をしてみたりと目一杯実験&観察&釣りを楽しませてもらいました

今日色々試してみて分かったのは

ボチャッと乱暴に仕掛けを入れるとハゼが散る(当たり前)
やはりハゼは上からの視覚情報に鋭敏で、竿の陰に反応して群れが大きく移動するというのも何回か目撃しました
また、特に刺激がなくても群れは気まぐれに移動し、同じ場所にはずっとはおらず、足元にいると思ったら1mくらい離れているというのも何度か観察しました。数を釣るにはやはり群れの移動に合わせてこちらが動くことが大事なんだろうと思います
面白かったのは、派手な色のオモリを使うとハゼが寄ってくるのを久々に確認できたのですが、時たま餌を無視してオモリにアタってくるハゼもいて、場合によってはミャク釣りには派手なオモリは向かない時もありそうというのがわかったことでしょうか(ハゼクラはきっとこういうハゼを釣るんだろなと勝手に納得してみたり)
今日1番の収穫は、僕はハゼの見釣りは好きじゃないことが分かったことでしょうか(笑)ちょっとやってみたら簡単に釣れすぎて全然面白くなかったです…途中で飽きてわざわざ足元狙いをやめて目視できないところに仕掛けを入れてミャクで探って釣ったりしてました(天の邪鬼)

あとこの場所の特徴として、水門橋の水門が9時頃?から定期的に開閉して強めの流れが生まれるのですが、その流れが出た時に特にハゼの食いが立つ印象でした。オモリが0.5号だと流されるので1号に変えて、気持ちハリスを長くして餌を流れに乗せるイメージにするとホイホイ釣れました。
それを知っててあのお爺さんはこの場所に来たのかもしれません

そんなこんなで、4時間でこんな感じ




釣れるに任せすぎました…

11時頃に大分日差しが厳しくなってきたので、以前に深神さんがオススメしてくれた横十間川(大島橋の橋の下)に移動して釣ってみました





先行しているお爺さんに挨拶すると、「ここは足元が浅いから見釣りでいっぱい釣れんだよ!」と言っていましたが、僕は見えない釣りが好きなので底が見えない深場を狙ってホレホレ(天の邪鬼その2)ここはカーブフォールがすこぶる有効でした




ほんの20分でこんな感じ。一投一匹も何度かありました。魚影が濃いですね~

そろそろ帰ろうかなと思ったものの、型が出てないのが悔しくて持ち込んだベビーホタテ6粒を使い切るまで粘ってしまいました…が、結局ヒネハゼは釣れないまま納竿となりました…ザンネン_(:3」∠)_




家で捌きながら数えたら178匹でした


…捌くのに4時間かかりました0(:3 )~_(3」∠)_



次は型を厳選して天ぷらサイズだけをお持ち帰りしたいと思います


本日の釣果
マハゼ190匹(12匹リリース)

二束届かず…!

ハゼの聖地、やはり噂に違わぬハゼの聖地でした…ああ、サンクチュアリ…
都内でハゼの聖地と呼ばれている場所はあと3箇所くらいあるので、そのうち巡礼しに行こうと思っています


今回、途中から以前に使いにくさを感じて敬遠していた袖針1号で釣りをしてみました
思いの外使い易かった(腕が上がった?)のと、明らかに3号より乗る率が上がったので今後1号をメインでやっていきたいと思います
あと、今回アワセが決まりまくって一回も針を飲まれなかったのでせっかく自作した針外しを試す機会がありませんでした…

いや、いいことなんだけどさ… ね?_(3」∠)_

25日追記
それなりの型のハゼは天ぷら用に背開きして一日寝かせてから揚げました




ハゼの天ぷらはやはり最高でした

Location: 日本、〒136-0072 東京都江東区大島1丁目1−5

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