午後から週末にかけて雨予報だったので滑り込みで釣りに行ってきました。”雨、曇りの日は釣れる”というのは釣り業界の常識ではありますが、実際違いはあるのか…?さあどうなるでしょうか?
庭のタツナミソウが咲いていました |
この花の形を見て”立浪草”と名付ける先人のセンス、素晴らしいと思います
枕
この日は釣りに行くつもりはなかったのですが、午後から50%の雨予報で、翌日は終日雨振り、雨でぬかるんだ後に釣りをしたくなかったので曇天の中を無理くり出かけました
釣りの世界では一般的に”晴れよりも曇りや雨の日の方が釣れる”と言われていますが、前回シブシブだった場所でも曇りなら状況が変わるだろうか?と気になったので、最近よく通っている野池に出かけました
平日の午後なので釣り場にはヘラ師が一人しか居ませんでした。
調子を聞いてみると、”数は出たけど型が出ないよ~”とのこと
”数が釣れるなら良いじゃないですか~”と言ったら”それもそうだ!”と笑っていました
ヘラの数が出ているならば状況はいいのかもしれません
期待しながら釣り座を組みました
本日の新作
今回の新作アイテムは水温計用に縫った袋です
着物の端切れで作りました |
いつも水温計を裸で持ち歩いているのがなんとなく気になっていたので布袋を縫いました
何も考えないで竿袋と同じ紐で結ぶデザインにしたのですが、マジックテープ式にした方が使い勝手が良さそうなのでそのうち作り直します(無計画)
色味は渋くていいと思う |
投入! |
※画像だと浅瀬に置いていますが、あとでちゃんと深いところに沈め直しました
約10分後…
19℃! |
目線で測ったら19℃だったのですが写真だと20℃に見えますね…
小学校の理科の授業で”温度計は目と平行の高さで測りましょう”と習いましたが、写真のように斜に構えて見ると正確な温度が分かりません。気をつけましょう(笑)
前日は夏日でこの日は10℃以上気温が下がった日だったのですが、体感的には空気中よりも水温の方が少し温かい感じでした
魚にはどう影響するんでしょうか?楽しみです
本日の仕掛け
タナゴ用連動シモリ+プロペラ仕掛け
竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
ウキ:オーナー たなご親ウキ斜め通しスリム
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:がまかつ 極タナゴ
エサ:マルキュー タナゴグルテン/野釣りグルテン
前回と同じ自作プロペラの遅ジモリ仕掛けです。
UVレジンでジンタンを作る際に大きく作りすぎてしまったのですが、水中でしっかり目立つのでまあアリかな…?
仕掛け全体が重くなったので振り込みやすいのですが、パーツが多いのでアワセると抵抗感が大きい気がするのはご愛嬌
実釣
今回はエサをタナゴグルテンと野釣りグルテンの2種類用意しました
エサの違いで釣れ方に違いが出るか気になったので検証してみるつもりで持ってきました
まずはいつものタナゴグルテンから
いつも通り練り甘め、粒大きめで針に付けて同じポイントに仕掛けを振り込んで魚を寄せることを意識します
3投目くらいでウキにアタリが出始めましたが、わざとアワセずにエサを振りまいてもらいます
4投目、3回程練りを加えて投入すると糸ウキがフワっと浮き上がりました
ウキが上がってくるアタリといえばあの人!
パッと合わせるとグググンッと下に突っ込む走り!
やっぱりねーーー!!!
立て続けにアタリが出るのでホイホイアワセて行きます
前回の不調が嘘のようなペースで釣れに釣れます…魚の活性が高い気がするのはやはり曇天効果なんですかねぇ…
それにしても気持ちのいい釣れっぷりです。少しタナを下げてみると、強烈な横走りをする魚が釣れました
ウロコが剥がれてボロボロ…受け口じゃなくて追星が出ているのでおそらくタモロコだと思うのですが…
それにしても体感温度が低いせいか、釣った魚のほうが手のひらより温かい気がします
出だしはタナゴグルテンでフィーバーを楽しめたので、趣向を変えて野釣りグルテンを使ってみました
野釣りグルテンは繊維質が強くて針残りが良いのが特徴で、淡水魚なら割と万能に釣れる練りエサです
針残りが良い反面指にこびりつくので、扱いが若干難儀しますが、そういう場合は油分を足すかエサリングなんかを使うと良いでしょう(今日はタナゴグルテンと併用なので使いませんでした)
見た目はよくあるマッシュエサです |
過去に使った印象だと、野釣りグルテンは特にフナとモロコが好反応を示した記憶があるのですが、今回は…と思って振り込むとすぐにアタリ…!
同じところに打ってもきっとモロコフィーバーになるだろうと思って40cmほど横にずらして仕掛けを打つと…
モ……っと糸ウキが揺れてアタってるんだか風で揺れてるだけなんだかよく分からないアタリ……
これは当然アワセます!
めんこいねーーー!! |
案の定キャワイイフナでした!
フナはアタリまでモジモジしていて可愛いです…(フナバカ)
糸ウキは親ウキには出ないモジモジしたアタリもちゃんと拾えるのが強みですね
そうこうしていると少し離れた水中から伸びるアシの茂みがガサガサと動いています
お、フナの乗っ込みかな?と思っているとワシャワシャしたまま沖に出ていきました
ワシャワシャの動画撮ったのでどうぞ
以前にヘラ師に聞いた話では、この池では2週間ほど前に乗っ込みがあったそうですが、フナは乗っ込み期間中に何度も産卵タイミングがあるそうなので、これもきっと乗っ込みなんでしょうね
足元でガサガサしてるところは何回か見かけていたのですが、動画で撮れたのは初めてなので地味に嬉しいです
身近な自然の貴重な瞬間に立ち会えた喜びを感じます
さて、こうなると気になるのはさっきガサガサしていた茂みの際です
まだ居残りがいたりしてーと仕掛けを振り込むと…
やっぱりいた |
案の定居残り組がいました。
すぐに同じ場所に打ち返すとまたモゾモゾとしたアタリ
もいっちょ |
もう一度同じところに振り込むとスッと横に走った後にモジモジしています
最初にクチボソが咥えて走って残ったエサをフナがつついているのかな?とイメージして
ハッシとアワセを入れるとグングングン!と小気味いい引き
三連発! |
先述した通り、野釣りグルテンはフナに効く印象を持っているのですが、成分がいいのか、バラケ易いのがいいのか、フナを寄せやすいのかもしれません
釣れる…釣れるぞ野釣りグルテン…!!
しかし、釣り全般に言えることですがここに居るだろうと思って狙ってみて実際に釣れると、我が意を得たり!!という感じがあって最高に気持ちがいいです
“曇りや雨の日は一般に気圧が下がるため、浮き袋の負荷が下がって魚が活発になって釣れやすくなる“なんて言われたりしていますが、理屈の成否は置いておいて、この日は晴れていた前回よりは全然魚の食い気が立っている気がします
さて、そうこう楽しんでいるうちに徐々に雲が厚く暗くなってきて、水面に雨粒がポツポツ降ってきました
そんなこともあろうかと雨対策はしてあるし、せっかく釣れ盛っているからこのまま前回やったタナゴ針の検証をしてみることにしました
が、長くなりそうなので記事を改めることにします
続きはまた次回!
ここまでの釣果
クチボソ 8匹
フナ 6匹
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