釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/04/21

2022年4月 雨の後に蒸しパンエサを試しに行ってみました

 前回、”雨の次の日は足元ぬかるんでて靴汚れるしなんとなく釣れない気がするから行きたくない”と、およそ釣り人らしくない体たらくぶりを書いた私ですが、まんまと雨の翌日に釣りに出かけてきました…釣りバカですねぇ

水路も大分春めいてきました


最近お世話になっている小物池ですが、雨の日の翌日、翌々日くらいは水位が10cm程上がり、透明度も増すのですが、一方で釣果が悪くなる傾向があるような気がしています

前回ものすごく釣果が落ち込んだ日も雨の翌日でしたので、何か関係があるのかもしれません

それが実際のところ気のせいなのかどうか検証というか調査しに行くことにしました

自転車乗りとしては雨の前後は車体や駆動部に汚れが付きやすいのであまり乗りたくないのですが、釣りに腹は代えられない…

そんなわけでやってきましたいつもの釣り場

やはり増水していて透明感が増しています

本日の仕掛け

タナゴ用連動シモリプロペラ仕掛け

竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
ウキ:オーナー たなご親ウキ斜め通しスリム
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
針:がまかつ 極タナゴ
エサ:自作エサ


 




本日の新作

気が付けば大分気温が上がってきたのでエアレーション効率を気にして、エアストーンをいぶきのセラミックストーンに交換しました

見慣れたウォームグレーのにくいやつ

いぶきエアストーンは愛知県常滑市の砥石屋さんが作っているエアストーンで、観賞魚業界では知られたメーカーです。国内製のエアストーンでまあはっきり言って良いモノです

いぶきのエアストーンは品質が安定していて気泡が細かいのが特徴で、それなりにお値段はしますが、高温焼結のセラミック製でよほど乱雑に扱わなければまず壊れることはないのでオススメです

この清々しい泡の細かさを見てほしい

エアの表面積の細かさは溶存酸素量の増加に繋がりますから、これから水温が上がっていく季節、釣った魚を活かしておきたい人にはこのエアストーンは助けになるでしょう


実釣開始

今回の水温は18℃

前日の雨というか天気のせいなのでしょうが、水温は18℃と最近にしてはやや低めでした


今回使用したエサは以前に紹介したつり人の記事でタナゴ釣りの名手が記事に載せていた配合のエサの再現で、マルキューのグルテンワン1:野釣りグルテン1:チーズ蒸しパン1で混ぜたものにグラニュー糖を加えたものを混ぜたものです
(オリジナルはさらにグルテンファイブも1入れますがたまたま売ってなかったのでこんなバランスにしてみました)

家で作ってみた感じでは若干ベタつきが気になったので、今回はエサリング(ペットボトルの蓋とWリングを合わせたモノ)を使いました
 

見せてもらおうじゃないか名手の配合の力とやらを!

寄せるために数回仕掛けを打ってみましたが、練りが甘いせいかバラケが強い感じがあります

ただ野釣りグルテンやグルテンワンの特徴である繊維の粒状の針残りがあるので、これをうまく利用すれば数が釣れそうな雰囲気です

若干手指に粘る感じが強いので、油分を足すかチーズ蒸しパンの配合を少しだけ増やしたほうがいいかなと感じました





そんなわけでウェルカムモツゴ

2投目くらいでもうアタリが出始めたのですが、寄せを意識してアワセないで4投目くらいでアワセると、この池のメインであるモツゴが釣れました

モツゴが食ってくるなら多分タナゴで試しても釣れるでしょう……ここにタナゴは(おそらく)いませんが

そんなわけでそこからは怒涛のクチボソ祭りになりました


ダイジェストでお楽しみください


途中で写真撮るのに飽きるくらいクチボソが釣れたのでとりあえずエサのテストとしては成功…かな?

バラケが強い一方で練りを強くするとコシが強くなりすぎてしまうので、若干練りが甘いくらい(5回位)が使いやすいかなという印象を持ちました

野釣りグルテン同様に乾くと指にカピカピの膜になって残るのでエサリングは使ったほうが良いと思います

そこらへんはタナゴグルテンは優秀でよくできているなと改めて感じたりもしました

とはいえ、価格面ではタナゴグルテンの1/5くらいなので、タナゴグルテンが高いなと思う人は試してみる価値はあるかもしれません




ウジャウジャ

小さいのから大きいのまでまんべんなく釣れました


写真を見て気がついた方がいるかもしれませんが、実はクチボソは沢山釣れたのですがフナが釣れてません

この場所はなんとなくですが雨の後はフナが釣れづらいような気がしています

温度がダメなのか澄んでるとダメなのか、なにか理由があると思うのですが、謎ですねぇ


さて、クチボソは満足したのでフナを求めて違う釣り場を探してみました


雰囲気アリアリ

小川にえぐれた場所があって、ここならいい感じかなー?と釣りの準備をしていると…




コイが目の前に遊びに来てスーーッと帰っていきました……

当然場荒れして釣りにはならないと思うので場所を替えました

嫌がらせかっ!!!


第二回戦



最近使ってなかった小魚名人


最後に見つけたポイントで、最近ご無沙汰していた小魚名人の調子でも見るかと竿を出してみました

相変わらずシャッキリとしていて細くて軽い扱い良い竿だと思いました

小魚名人で使った仕掛けは以下の通り


小物釣り汎用連動シモリ仕掛け

竿:OGK 小魚名人 180
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
ウキ:オーナー たなごウキ極小
糸ウキ:オーナー タナゴ小丸目印(ピンク)
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
針:がまかつ 極タナゴ
エサ:タナゴグルテン



配合エサが切れていたのでタナゴグルテンに替えました

僕の持っている小魚名人は180cmで、先程まで使っていた4尺の竿より60cm長いわけですが、たかが60cmされど60cmで、探れる範囲はグッと広がります

そのリーチを活かして深場や良さげなポイントを一つずつ探って拾い釣りをしました




先程まで探れなかったような深場にはフナが隠れていたりして、そこそこのフナも混じって合計10匹程釣れました

なんとかフナの顔が見れたので満足して納竿としました


小魚名人はちょっと良いフナがかかっても簡単にいなせて気楽に釣れるのですが、以前も書きましたが小魚名人はかなりシャッキリした硬調の竿で、小物とのやりとりを味わうにはやや竿が勝ち過ぎて趣に欠けるなぁと改めて感じました

釣趣はともかくとして価格と性能という点では間違いなくコスパのいい竿なので、やはり初心者の最初の一本としてオススメできると思います

玄人の皆さんには竿のシャッキリ感を活かしてハゼの脈釣りなどに利用すると化けそうな感じがあるので、シーズンインしたら試しに行ってみようと思います



本日の釣果


フナ   2匹
クチボソ 約30匹

 

やはり、というべきなのか分かりませんが、雨の翌日の釣行はフナが釣れにくいという傾向が見えた気がしました

探り歩いてみると少し深くなっている場所では釣れたので、水が澄んでいる場所よりもやや濁りが入っている場所の方がフナは過ごしやすいのかもしれません

普段はそれなりに濁りのある池ですが、雨の後は水が澄むのでそこらへんが関係しているのかなあと思ったりしました

今回試しに作ってみたタナゴ名人由来の自作エサはクチボソ相手ではありますが、かなり釣れたので、今後の釣行でもタナゴグルテンと併用しつつその効果を確かめてみたいと思います



  にほんブログ村 釣りブログ 小物釣りへ

0 comments:

コメントを投稿