釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/04/08

2022年4月 オススメする前にちゃんと釣れるか検証してきました

 今回は初心者入門記事で紹介したセット仕掛けでちゃんと釣りが成立するか検証してきました


久々にキツネノボタンを見かけました 前はどこにでもあったのになあ

先日注文したマルフジのタナゴ・クチボソ仕掛けとOGKのカーボン混ロッドが届いたので夕方1時間だけと区切って釣りをしてきました


投稿の順番は前後してますが、検証後に入門記事を公開しているので石を投げないでください(笑)

到着


最近足繁く通っている釣り場に行きました

ただ今回は釣りする時間を1時間だけと決めていたので撤収しやすい普段よりも足場のいい釣り座で釣りをしました

この日の水温は16℃でした

水温は前回の15.5℃よりも高い16℃。魚の活性も上がっていることが予想できます。良い釣りになりそうです


本日の仕掛け


竿:OGK 小魚名人 1.8m
仕掛け:マルフジ たなご・クチボソ 簡単仕掛けセット
針:セット針→ささめ針 新虹鱗たなご
エサ:マルキュー タナゴグルテン


今回は記事の検証なのでインプレを兼ねて記事に書いた通りのモノで挑戦してきました

そこまでしなくてもいいかなとも思うのですが、世にあふれるインプレ記事のように自分の使ってないものを人に薦めるような無責任な人間にはなりたくないので、自分で使って検証したかったのです

雰囲気出たかな?


今回買ってみて驚いたのですが、OGK(大阪漁具)の小魚名人はすごくいい竿でした!


サイズ感伝わるでしょうか


価格はグラスロッドとほとんど変わらないようなカーボン混ロッドなのですが、安いロッドとは思えないくらいものすごく細くて軽いんです(180cmで仕舞寸法37.5cm、元径13mm、重さ26g!

継ぎの段差もそれほどなく、一流メーカーなら倍くらいの値段つけそうなクオリティだなと思いました

この竿Amazonでも高評価でレビューも軒並み好感触なのですが、確かにこれは高コスパな良い商品だなと感じます

一つだけ難点を上げると細いながらも竿がシャッキリ強めの硬調子なので、釣り味には欠ける印象…

それでも、これから小物釣りを始めようという方が最初に手にする一本としては理想的な竿だと思いました

この竿の性能はこれからも色々な釣りを通して確かめていきたいと思います



実釣開始




実釣開始の前に、今回用意した
仕掛は2.1mですが、竿が1.8mなので大体30cm短いところにチチワを作って竿尻いっぱいの長さに調整しました

まずは足元から

岸際の枯れアシの根本に雰囲気を感じたので、まずはそこから狙ってみました

浮力調整をしていなかったので余浮力が強すぎないか、アタリを取れるか心配だったのですが、ほどなくアタリがありました

ウキがちょっと大きめなので浮力は強めですが、アタリが出ないほどではなかったです

横に走るようなアタリは頻発するものの、何度アワセを入れてもノリません

僕が下手なのもあるのですが、おそらく極小のモツゴがエサをつついているのでしょう

セットされているタナゴ針では大きすぎてフッキングに持ち込めないのだと思います

ということで、針をセット針から新虹鱗タナゴに交換してみました

ほらね~?

針交換の効果は覿面で、一発でマイクロモツゴを乗せれました。やはり釣りは針が大事だと実感できますね





その直後…


10cmほどの手頃なフナが釣れました!

コロコロしてて可愛いね♡


竿も仕掛けも細いので一瞬躊躇はしたのですが、抜き上げも危なげない感じでした

いいじゃないかこのセット!



その後も…

婚姻色のイケメンモツゴ

小さいけれどママモツゴ

ナイスタモロコ


一番いいサイズ感(?)のマブナ


と、小物釣りのレギュラーの皆さんが次々とヒットしてくれます!

いいぞいいぞノッてきたぞ!!


が!調子に乗ってアシ際を攻めすぎて、枯れ枝に引っ掛けてウキ以外の仕掛けをロストしてしまいました…

ゴミを出してしまいすいません…

たしかに魚は障害物の周りに着くものですが、あまり果敢に攻め過ぎるとこういう目に逢うので気をつけましょう…

(初心者の方は予備の仕掛けを2個は用意しておくといいですよ…)

仕掛けをロストしてしまったので本来はここで検証終了なわけですが、もうちょっと釣りしたい欲が勝ったので(釣りバカ)いつものシモリ仕掛けに交換してフナを狙ってみました

ここまでの釣果




シモリ仕掛けは全体がゆっくりと沈んでいくので表層から底層まで全部を探ることができるのが利点ですが、この日のように小さなモツゴが沢山いる場合、沈み切る前に小さいモツゴがエサをつついてアタリが頻発して本命のフナのアタリが分かりづらくなります

対策は色々あるのですが、今回は表層のアタリを無視することにしました(対策なのかそれ?

良いフナだ~


底まで沈んでから出たアタリを拾っていくと、丁度いいサイズのフナや大きめのモツゴを追加できました

開始から大体1時間経ったところでエサを使い切ったので納竿しました



本日の釣果





フナ 5匹
クチボソ 10匹


飽きない程度にお魚に相手してもらえて短時間ながら楽しい釣りになりました


またあそんでねー


今回思ったこと


この仕掛やや思う所あり

まるふじのたなご・クチボソ仕掛けの使い心地はまあまあでした。浮力調整もしっかりされているので袋から出してすぐ使えるというのは便利なところ

仕掛け巻き付きなのが嬉しい

連動シモリ仕掛け、予備針1個と仕掛け巻き付きでこのお値段ならお買い得なんじゃないかなと思いました

ただ3点気になるところがありました

1つ目は、糸ウキの色の順番がおかしい
2つ目は、ハリス止めがキツイ
3つ目は、針がやはり気になる

この3点です

1つ目の糸ウキの順番は、仕掛けの写真をよく見ていただくと分かるのですが、上から順に黄色、緑、赤になっています

普通に考えれば深くなる部分の糸ウキほど明るい色にするべきだと思いますが、何故かこの仕掛では順番が逆で一番暗い赤が一番下になっています

僕には分からない深いこだわりがあるのかもしれませんが、普通に使っていても黄色のウキまでしか見えなくて、糸ウキが複数ある意味がないなと思いました


2つ目のハリス止めがキツイは、針を交換しようとしたところハリス止めがあまりにも硬くて最初に付いている針がびくともしなくて驚きました

ハリスを外れにくくすることで初心者が乱暴に扱っても簡単に外れないようにしてある配慮なのかもしれませんが、ハリス止めがあまりキツイとそこからハリスに傷が入って切れてしまうのでいかがなものかと感じました

3つ目は針の種類です。セットされていた針はおそらく秋田狐だと思うのですが、タナゴ釣り用を謳うには若干針先が長いように感じました。

アカムシを付けて小鮒を狙うなら丁度いいかもしれません

ただ、替えの針のハリスもちゃんとチチワが作ってあって非常に丁寧に作ってあるという印象は受けたので、しっかりしたものづくりをしていて信頼できるなとは思いました

そんなわけで、初心者の方がこちらの仕掛けを購入した際はとりあえず針だけはタナゴ用のものに交換すると釣果が伸びると思います



ちなみにマルフジさんには高級版のタナゴ仕掛けセットがありまして、それだと今回挙げた問題点を全て解消されていると思いますので、気になる人は最初からこれを買うと良いかもしれません





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