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2022/04/03

インプレ 小物釣りに最適の世界最小のエアポンプ WINGSOLAR 疾風48式

 今回は最近小物釣りに愛用している世界最小の超小型エアポンプのご紹介です



小物釣りは釣った魚を食べるわけではないので、リリースするまで活かしておくことが大事です

釣ったそばから逃してやってもいいのですが、どれくらい釣れたか見たいというのが釣り人のサガ

そんなエゴに付き合っていただくからには、魚にはなるべく快適に過ごしてもらいたい!というのが人の情というものでしょう

そんなわけで、小物釣りでは魚入れをエアレーションをするのが推奨されるわけですが、電池式のエアポンプはゴツいのが多いのがネックでちょっとした釣りに持っていくのは邪魔っぽい物が多いです

そこで、僕が最近使っていてこれはオススメできるな!という良いエアポンプがあったのでご紹介したいと思います


手のひらサイズの頼もしいヤツ



WING SOLAR 疾風48式とは


今回紹介するのはこちら、WING SOLAR 超小型エアポンプ 疾風48式です

WING SOLARは工作用ソーラーパネルや観賞魚用のアイテムを製作、販売しているmmカンパニー(ナカミチお魚用品店)という奈良県は生駒のメーカーのブランドです

実は以前から我が家で飼育しているメダカ用に同じメーカーのソーラー式エアポンプを購入して使っていたのですが、モーターがへたれるまでの約一年半の間毎日問題なく駆動していて良い印象を持っていたため、この商品を購入してみました



ちなみにソーラー式はこんなやつです


今回は楽天ポイントが余っていたので楽天で購入しました(アマゾンでも取り扱いがあります)


開封


注文から2日後に封筒にプチプチで丁寧に梱包された商品が届きました(日本郵政から封筒配達)

好感の持てる丁寧な梱包



内容物はこんな感じ

中身は本体とシリコンチューブと、プラスチック製のエアストーンに説明書がついています(単3電池は自分で用意する)

説明書
シンプルな説明書き

お手紙

地域福祉にも関わっていて安心の国内組立だそうです。素敵な会社ですね

仕様

写真を見ていただけば一目瞭然ですが、このエアポンプは電池ボックスとスイッチ、モーターとケースのみというシンプル極まりない構成になっています


このサイズ感のエアポンプはそうはないですよ!


詳細


この商品の優れているところは、単三電池1本で最大48時間駆動するという省エネ仕様なところと、充電池でも駆動すること、そして何よりもその小ささです

長さ×幅×高さは7cm×4.5cm×1.8cmで40g(電池込みで約60g)というメーカー曰く世界最小サイズ!

吐出量は0.5L/分と、小物釣りには必要十分な量です

駆動音やエア吐出量は、こちらの動画を参照してみてください(エネループで駆動)



やや高めの駆動音で室内では多少気になるかもしれませんが、野外ではあまり気にならないくらいの音量です

この密度でも鼻上げしている個体がいないので、エアレーションの効果は十分伝わるんじゃないかなと思います



今のところ6回の釣行で20時間程使っていますが、電池(エネループ)はまだ切れていません

モーターは長時間使用すると徐々にヘタレてきますが、小物釣りの場合は長くても半日程度しか使わないと思うので、ソーラー式のものよりも耐久性はあると思います

さらにメーカー公式で替えのモーターを販売しているので、ハンダ付けさえできれば自分でモーターを交換できます

この便利なエアポンプはアマゾンでも楽天でも1,880円という価格に設定されています

結構いい値段するような気もしますが、利便性を考えると個人的には高すぎない丁度いい値段だと思います

とにかく小さくて持ち歩きやすいのが最大の利点で、鞄やタックルケースに入れて持ち歩けます。

勿論小物釣りだけでなく、例えばハゼ釣りや潮干狩り、磯場でのガサガサでの魚の観察など使い道は様々あり活躍できるシーンは多いと思います

僕はイヤホンケースに入れて持ち歩いています


暑くなるこれからの季節、水温の上昇に伴って溶存酸素量は減るため、どんな釣りでもバッカンに入れた魚への負担は増えていきます

そんな時に携帯性の高いエアポンプが一台あると魚への負担を減らせて気持ちよくリリースができると思います



ネットを見渡せば同じような値段の中華製充電式エアポンプもあるにはあるのですが、中華製のバッテリー製品はやはり不安があります…(よね?)





ということで、最後にこのアイテムのメリット・デメリットをまとめてみたいと思います



メリット

小さく携行性が良い
単三電池一本で駆動し、充電池も使える
・吐出量がまあまあある
・駆動音が小さい


デメリット

・蓋の開閉がネジ式のため電池交換にドライバーが要る
・本体に防水性がない(モーターは半防水)
・フックが付いていないためバッカンに固定できない
付属のエアストーンがしょぼい(オマケなので…)



メリットは大体説明済みなので、デメリットについて触れておきたいと思います

まず、このエアポンプは蓋の固定がネジ固定になっているため、プラスドライバーを使わないと蓋が開けられません

出先に持っていく時は事前にしっかり充電した電池や新品の電池をセットして持っていくといいでしょう


また本体に防水性がなく、水没させると故障すると思います(完全防水の携帯エアポンプはないですが

メーカーによればモーターは半防水性だそうですが、水辺で使うことを思うと若干の心もとなさがあります


本体にはフック等がついていないため、バッカンに引っ掛けたりすることができません

(個人的にはこれは小ささ、堅牢さとのトレードオフなので仕方ないかなと思います)


付属のエアストーンはプラストーンと呼ばれる廉価で目の粗いものであるため、上の動画でも分かるようにエアの粒子が結構粗いです

水に酸素を溶け込ませる効率を考えたら気泡は小さい方がいいので、これは別途購入すると良いと思います


追加で購入するなら…


エアストーンのオススメはこちら…

 

観賞魚の世界で昔から愛用され続けるいぶきのセラミックエアストーンは間違いのない商品です



大型エアポンプ 冨士灯器 FP-2000


じつは上記のデメリットをほぼ解消できるエアポンプは一応あって、富士灯器のFP-2000という電池式のエアポンプがあります

女子のお弁当箱くらいのサイズ感


僕はテナガエビ釣りで釣ったエビの泥抜きをするために買ったのですが、2L/分の非常に強力な吐出量があり、吐出量の強弱が選択できて、静音性が高く、本体が半防水仕様、手ネジで開閉、フック付き、付属のエアストーンは単体で800円程する高級品と、まさに至れり尽くせりな仕様になっていて、主に海釣りの活餌を活かすために使われているエアポンプです

僕はウナギを活かして持って帰るのにも使っていますが、そのまま桶に入れて数日問題なく飼育できるくらいには酸素の供給量が多いです

発売から十年以上釣り人に愛されているモデルであるため、その性能は折り紙付きです


ただし、これは単一電池2本で駆動するかなり大きなエアポンプであるため、小物釣りに持っていくにはかなり邪魔っぽいです

(単一電池1本のFP-1000というモデルもあるが、何故か本体サイズがほとんど同じ)



サイズ比較

大きさと重さ(電池込みで約600g、疾風の10倍!)、機能のトレードオフだと思えば、今回紹介した疾風48式の利点も自ずと見えてくると思います

実際僕はFP-2000を持っていても、なお小物釣りには1/10の重さの疾風48式の方がいいと思っています

それほどまでに、小さくて軽いというのは大きいメリットだと思います


実際釣り場でも他の小物釣り師に"そんな小さいエアポンプあるんだ?!"とか"便利そうでいいね"と声をかけられることもあります

まだまだメジャーなアイテムではないようですが、品質は間違いない製品なので、是非皆さんにオススメしたいと思います

ただ、最近WING SOLARのソーラー式の商品は高額転売されることが多く、特に楽天などでは定価の倍以上の値が付いていることがあります。
その転売屋の魔の手がいつこちらの商品に伸びてくるか分かりませんので、なるべく適正な価格で購入できるうち、お早めのご購入をオススメします


WING SOLAR 超小型エアポンプ 疾風48式

↓こちらのリンクからも購入できます

オススメです!
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