この春に小物釣りを始めようと思った方が、まずはこれだけ揃えれば釣りを始められるというモノと注意点を紹介したいと思います
春になり水が温むこれからの季節、用水路にも水が入り、魚の活性が上がるため小物釣りには適した季節になります
小物釣りをやってみたい方がデビューするのにもいい時期だと思うので、今回はこれから小物釣りをやりたい方に向けて、必要な道具を3つに絞って紹介したいと思います
小物釣りとは?
一口に小物釣りといっても対象はフナ、クチボソ、タナゴ、ハゼ、テナガエビなど対象は様々いますが、今回は大体体長5cmから大きくても15cmに満たない程度の魚を主なターゲットとする釣りを小物釣りと定義して説明していこうと思います
小物釣りに最低限必要なものは竿、仕掛け、エサの3点です
今回はこの3点に絞って、それぞれのオススメと注意点、ワンポイントを紹介しようと思います
竿
勿論素材や作りによって感度や釣り味が違ったりしますが、そのようなこだわりは本格的にやりたくなってからで良いと思います
廉価な竿は後々置き竿釣りなどにも流用できるため、無駄にはなりません
![]() |
テナガエビ釣りは安い竿が大活躍します |
小物釣りで使用する竿の種類は延べ竿と呼ばれる糸を通すガイドの付いていない竿になり、振り出しか並継ぎに分けられます
初めての方はよほどのこだわりがない限りは振り出し竿で良いと思います
竿の材質は大別してグラスとカーボンに分かれます
![]() |
左から渓流竿,ズームロッド,タナゴ竿(全て振り出し竿) |
グラスロッドは昔からある竿で、やや重量がありますが廉価で、曲がりやすく(粘りがあるといいます)、衝撃にも比較的強いため竿の扱いに慣れていない初心者や子供が使うのにオススメです
カーボンロッドは軽くやや高価で、グラスに比べると繊細な竿が多いです(使用されているカーボン繊維の弾性率によって質は変わります)
普通に魚を釣ってる分には折れることはまずありませんが、衝撃に弱いので壁や石にぶつけたり輸送中にキズが入ったりすると不意に折れることがあります
カーボン繊維にグラスやエポキシ、レジンを混ぜて価格を抑えつつ双方の特性を少しずつ持ったカーボンロッド(カーボン混ロッドともいう)というモノもあります
初心者にオススメなのはグラスロッドかカーボン混ロッドで、これを使い倒して竿の扱いを覚えてからカーボン竿に乗り換えていくのがオススメです
(勿論扱いに気を付けられるならば最初からカーボン竿でも問題はありません)
竿の長さは行う釣りの種類や、釣りをする場所、足場と水面との距離によって異なるのでどれが良いとは一概には言えないですが、操作性を考えると最初の1本でオススメしたいのは180cm(6尺)から270cm(9尺)程度の竿を選ぶと良いでしょう
釣り場との対応で考えると、3尺から4尺は田んぼの間の細い水路(ホソといいます)や池の端といった、手を伸ばせば水面に届くような足元を探る釣りに向き、4尺から6尺は細い用水路の足元釣りに、8尺以上はそれ以下では届かない用水路の対岸や河川の岸際などを探るのに適しています
短い竿を長くすることはできませんが、長い竿ならば継ぎを後ろから抜くことで竿を短くすることもできるため、見た目こそ不格好にはなりますがつぶしが効きます。
(継ぎを抜く時は、先端や尻栓をなくさないように気をつけましょう)
グラスロッドのオススメ
カーボン混ロッドのオススメ
カーボンロッドのオススメ
ズームロッドのオススメ
竿を購入する際の注意点
仕掛け
仕掛けのオススメ
仕掛けを購入する際の注意点
時たまこういう巨大なコイが掛かったりします |
仕掛けのワンポイント
針のオススメ
勿論、タナゴも釣れます |
昔はこんなので釣りに行ってましたね… |
コメントを投稿