釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/06/15

2022年6月 なかなか釣れないバス釣り修行 3回目 

 恒例となりつつある釣れてないバス釣り修行記事です。またボウズが3回溜まったため記録しておこうと思います


大増水ドチャ濁り

梅雨なので当然ですが、最近は雨が多くて近所の川は常に濁流気味…それでもいつかの一匹のためにポイントを探し歩いています

今回の仕掛け

バス釣り汎用パックロッドタックル

いつものやつ

ロッド:シマノ フリーゲームXT S70ML
リール:USダイワ Fuego LT 2500 XH
ライン:シマノ ピットブル8+ 0.8号 トレーサブルピンク
リーダー:クレハ シーガーグランドマックス 3号
スナップ:フィッシングファイターズ 鉄腕スナップ #0
ルアー:ジャッカル ドーン 1/4oz


1日目

この日は前日の雨で本流はまさに濁流一色。午後の1時間だけ釣りができそうだったのでいつもの近所の別水系の水門に出かけました


いつもよりは濁り気味

別水系といっても勿論雨の後なのでいつもよりは増水、濁りが強くなり流れも早い感じでした

それでも近所の川と濁り方が違うのは水系の長さの違いや流域の田畑の多さの違いなんですかねぇ…?まだコチラの方が釣れそうな気はします

そんなわけで今回使ったルアーはこちら


まずは派手めのラバージグでボトムの様子見してから、スピナベを通して、なんとなく浮いている小バスっぽいのが見えたので表層をポップRで引いてみました

今回初めてポップR使ったのですがドッグウォークは綺麗にできましたが、スプラッシュ控えめのポッパーであることを今更知りました(ポッパーといえばポップRでしょみたいな評判を聞いていたのでもっとポッパーらしい派手な感じかと思っていた)

ドッグウォークはハマれば釣れそうな雰囲気は感じ取れましたがもっと水の流れがないときのほうが良さそうかな…夏の明け方とか夕暮れみたいな時にハマりそうです(特に根拠はない

最後にスピンソニックを投げておしまい。スピンソニックはアピール高いので地味めのスピナベみたいな使い方ができそうですね。根掛かり怖いけど

この日は結局反応が得られず18時頃に納竿して帰りました

帰りに橋の上から川の本流を見下ろすといい感じのカバーがあって、あーここ打ちたいなあと思って見ていると、ドブネズミがスイスイスイーと泳いでいました


最終的に茂みの際から中に潜っていったので水底から入る巣があるのかな?

なんとなくあったかそうだしご家庭にお邪魔してみたいですね



2日目

激流ドチャ濁り

この日は近所の橋脚を打ちに行きました

ここも地元ではそこそこバサーを見かけるポイントで、増水していなければ釣れそうな雰囲気のある場所です

増水してなければ…

まずはスピナベで様子を見ましたが、いつもの3/8ozだと流れが早くてルアーが流され、かといって早巻きすると表層に浮いてしまうという微妙な感じ。

足元は草が張り出しているので探りきれないし、どうしたもんかなと考えて、ワームのボトムドリフトをしてみることにしました


フリックシェイクとデスアダー


なんとなく激流の中のバスはカバーの下や障害物の影などが生む淀みなど過ごしやすい場所で定位して、増水で流されてきた小魚やミミズを食べているんじゃなかろうか?と想像してのチョイスです

足元を中心に何箇所か気になるところを上流側から打って流し込んでいきましたが、特に反応はありませんでした

僕は4inch前後のワームやナチュラルカラーが好きで、大きくても5inch以下のものしか持っていないので、この日のようなドチャ濁りにはどうしてもアピールが足りないなあと思いました

ドデカいスティックベイト買おうかなあ…



帰りに魚屋でドデカいマグロのカマを買って、立て塩をしてから塩焼き、照り焼きにしてみました

魚屋ってワクワクしますよね

立て塩中

立て塩は塩水に魚を一晩付けておいて下味を染み込ませる日本料理の手法です。

特にアラのように骨が多くて味の入りにくい部位には振り塩より立て塩のほうが味が染みやすく美味しくできる気がします。

個人的には鯛の頭なんかでやるのがオススメ


立て塩の説明はこちらからどうぞ



マグロのカマの塩焼き

マグロのカマの照り焼き

2個めのカマは大きすぎて鍋に入り切らなかったので、グリルで8割がた火を通してからアロゼ(スプーンでタレを掬っては掛け続けて火を通すフランス料理の手法?)で煮付けました

テリッテリでエロいね!

ごちそうさまでした

3日目

ツイッターで親しくさせていただいている先輩バサーの釣行記を見ていて、水門打ちが結構良さそうだなと思ったので真似して地元の川の水門をスピナベ縛りで打ち歩くことにしました

本流が激流の時にはやはり水門のように水が淀むところにベイトもバスも避難するんじゃないかな?という考えですがはたして…

今回の新兵器

シマノ バンタム スウェジー

キャスティングオンラインショップでシマノのスピナベが1個700円~800円で投げ売りされていて、弾数が増えたので試しに使うためにスピナベ縛りにしてみました

売り切りなので普段使っている3/8oz(10.6g)のものはあまりなく1/2oz(14.1g)が中心だったのですが、せいぜい4gくらいしか変わらないからそんなに変わらないだろうと適当に買いました

キャスティングはダイワ系列だからシマノ製品の在庫を抱えたくないのか、モデルチェンジでもあるのかは定かではありませんが、貧乏アングラーとしては一流メーカーのルアーがお安く手に入るのはありがたい限りです



相変わらず良い増水してるね!


水門周りを探る!といいつつ、いつものテトラ周りから開始しました(意志が弱い


濁りにはチャート?

特に理由はないのですがなんとなく濁りが出ている時にはチャートとか白っぽい色が目立つので良いような気がするので、早速スウェジー1/2oz チャートを投入しました

3/8ozと使い比べての感覚としては、フォールがヤヤ早い。底をズル引きするようなスローな使い方だと差はあまり感じられない。早巻きすると気持ち1/2ozの方が浮いてこないといった感じ

本流で使う分にはそこまで差は感じないかな?フォールを意識するなら軽いほうがいいっぽいですね

水が悪い

いつものワンドにも行きました。(意志が弱い)


増水してるわりには水が悪くて何とも言えない感じ。生命感も薄いです

ここに行く途中で先行者のバサーの方に会ったので挨拶しつつ情報交換をしてみたところ、ルアーの反応は全く無く、ライギョがネスト作っていたのを見たとのことでした

この前はバスがネスト作っていたし、ここのワンドは流れが穏やかだから営巣しやすいのかもしれませんね

しかし、僕も通ってはいますがここルアーマンの人気スポットなので魚にとっては辛いんじゃないかなあと思わなくもないです

ここで新しいスピナベを1個ロストしてしまいました。

ここは浅いのに1/2ozのまま使ったのが良くなかったですね…根掛った後ならすぐ分かることなのに、そういうところの想像力が欠けているなあ…辛い



ということで、気を取り直しての水門打ちです

一箇所目

足場が整備されていて入りやすかった

ザ・生活排水

この水門はいかにも生活排水が流れ込んでいます!といった感じのヘドロ底の水門でした

そーっと近づくとコイがタコさんウィンナーのようなザクロの花を食べていましたが、バスっ気はないかなぁ…

ドチャ濁りのおかげで水色の際が良く見えます

翼壁はヘドロが堆積していてあまりいい感じは受けなかったですが、払い出しがすごく雰囲気があって良かったです

対岸の払い出しの先からこちらの払い出しの下流までを全部探りましたが、本流側でデカイ魚(背びれがギザギザだったので多分シーバス)が跳ねただけで特に反応は得られなかったです

立ち位置から後ろを向いてみるとノイバラが邪魔っぽいですがこれまた雰囲気があります


こちらを探った後にもう一度水門側を探ろうとしたら頭のでかい魚が足元を抜けていきました(多分ナマズ)


2箇所目

激浅

水深15cm程度のチョロチョロとした流れ、農業用水なのかここは水がとても綺麗でした


ここのポイントは翼壁が川面より一段上がっているため、排水が流れ込みになっていていい感じでした。ナマズなんかがいそうな雰囲気があります

しかし足元は突起物まじりの護岸になっているので、あまりタイトには攻めたくない感じ…

この場のチョイス

ナマズといえばザリガニでしょ!ということで赤いスピナベにしてみました

根掛かりしないように慎重にキャストを重ねて引いてみましたが、魚の反応はなく、更に流れ込みの真下で謎の重量物を拾ってしまいスピナベ2個めをロスト…

初場所で水量が多くて濁っている時は底に何が沈んでるかわからないから攻めたらダメだ!!!!

引っ掛かったあとなら分かるんだよなぁ…


3箇所目
ほっそーい水門

一応藪こぎして探ってみましたがノー感じでした

4箇所目

生活排水系水門

雰囲気はあるが…

近寄ったら魚(多分コイ)が逃げていったのでおそらく魚はいますが、ここもヘドロ底であまり雰囲気はよろしくないです

ここは3/8ozのスピナベをチョイス

キャストして底付近を引いていると根掛かり!!!引っ張ってみると昔の誰かが根掛かりしたラインに引っ掛かっていました…

ワイが呪いの連鎖を断ち切るんやー!!!!と、手で引っ張ってなんとか回収できましたが、元の根掛かりは外せませんでした。

ラインを大きく残した根掛かりは新たな犠牲者を待ち受けるトラップになるのです…僕は今のところルアーのノット部分で切れてるからマシかな…(んなこたーーない!!!!

5箇所目

雰囲気最高

ここは整備されていない土砂の崖みたいになっている足場の悪い土手を降りた先にある水門で、他の川の支流の流れ込みでもあります

アクセスは最悪でしたが、水門自体の雰囲気はかなりいい感じで、ワームでボトムドリフトしたい気持ちにかられましたが、今日はとにかくスピナベを投げ倒す!と決めていたのでスピナベを投げました

3投目で根掛かりロスト…濁りがあって増水しているときは(ry

もう納竿して帰りたい気持ちになりましたが、まだ探るべき水門は何箇所かあるので頑張ります…帰りの崖登りが辛かった

6箇所目

雰囲気はあるけど両脇の蛇籠が怖い!!!!

ここは5箇所目の水門の反対側、この日初めて見えバスがいました

ノーシンカーでワーム投げて目の前でチュピチュピしたいー!!!!という気持ちに駆られましたが今日はとにかくスピナベ縛りなので(ry

しかしスピナベを通しても完全無視を決め込まれてしまいました…ああいうバスは何やったら釣れるんだろうなあ…

崖の上り下りで疲労感が溜まっていて集中力が切れていたのか、キャストミスで蛇籠の上にスピナベを落としてしまいロスト…

…死にたい気持ち


7箇所目
ここは翼壁が無く、すぐ本流に水を落とすタイプの水門で、目の前は泥が堆積して浅くなっていましたが、その先は急激に落ち込んでいて面白い感じの釣り場でした。ボトム転がしたら面白いかもしれませんが今日はスピナベ(ry

8箇所目
浅く水を流すタイプの水門で、水門の払い出しまで行ければ良いポイントかもしれませんが藪がきつすぎて無理っぽいです。長靴はいて翼壁に降りていったら面白い釣りができるのかも?

9箇所目
ここがこの日一番雰囲気のある水門でした

水深があって水の流れが弱くて、目の前に本流の強い流れが当っていると、個人的には釣れそう!!感が最高にある場所でした

バサーの足跡も結構あって多分普段から人が出入りしてる感じがあります

ここまでに今日持ち込んだスピナベ4個全てをロストしているので、ここではスピンソニックで探りました


頼むぞスピンソニック!

が、投げども投げどもノー感…絶対に魚居そうなんだけどなぁ~

途中雨が降ってきたのでカッパ着て粘りましたがノー感のままでした…


ということで、ノー感だけに納竿して帰りました



今回思ったこと

・ドチャ濁りにパターンはあるのか?

結局3回とも濁り増水の中での釣りでしたが、魚からの反応を得ることは出来ませんでした
ドチャ濁りの時だからこそ釣れる!みたいなパターンってあるんですかねぇ…勉強したいです

・水門といえど…
水門はたしかにポイントになる場所ではありますが、水門なら何でも良いというわけではなく、結構当たり外れがあるなぁと感じました。今回の調査のおかげでいい感じの水門を何箇所か見つけることができたので今後の釣りに活かしていきたいと思います

・増水して濁りが出ている初場所ではボトムを攻めない!!!


おまけ

アレチウリ


ぱっと見大麻っぽいオオブタクサ

この数年うちの地元の河川敷ではアレチウリやオオブタクサといった北米産の特定外来生物の雑草が大繁茂していて、結構深刻な状態だと思っています。

特にアレチウリは木曽三川(特に長良川)での駆除が有名ですが、ちょっとした切れ端が流れ着いたところから増殖するので、流域自治体全てが連携して上流から下流まで一斉に駆除しなければ根絶することが出来ません

その爆発的な増殖力はすさまじく、いままで葛だらけだったところに侵入すると、葛を駆逐して一面アレチウリになるくらいのはびこり方をして、元の生態系を崩してしまいます

正直なところ長期的に見るとアメナマよりも深刻な生態系被害が出るように思うのですが、市民の皆様は川や河川敷には関心が薄いのかほとんど放置されていて、その間にどんどん生息域が広がっているのが現状です

みなさんも見かけたら安易に千切ったり、家に持ち帰ったりしないように気をつけてくださいね(ついでに役所に駆除を持ちかけてください

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