今回は新しい餌を使ってタナゴ釣りに行ってきました
春の花でおなじみのオオイヌノフグリがもう一度咲いてました。(ピンボケ
枕
今回は先日知り合いから頂いたベトナム土産を使ってタナゴ釣りの餌が作れないかと思って試してみました
ベトナム土産のお菓子 |
何をトチ狂ったことを言っているんだと思うかもしれませんが、理由があるのです
頂いたお土産はRONG VANG HOANG GIAという緑豆のきな粉をココナッツオイルと砂糖で和えて押し固めたようなお菓子
日本のお菓子だときなこ棒にココナッツオイルを足すと似た雰囲気になると思います
口にした瞬間に口の中の水分を全部奪われるタイプのお菓子ですが、ココナッツの甘い香りが口いっぱいに広がり、若干の油っぽさも感じます
僕はこれを一口食べた瞬間に”あ、タナゴ釣りに使えそうだな…”と感じました
というのも、僕の使っているミックス餌にはベタつき予防と集魚目的で油分と糖分が入ったチーズ蒸しパンを粉にしたものを加えているのですが、このお菓子が丁度同じ枠に収まるんじゃないかなと感じたためです
早速余っていたグルテンワンと1:1で混ぜてみました。(本来の割合だとあと野釣りグルテンとグルテンファイブを1ずつ混ぜないといけないのですが、余っていなかったので…(雑)
油分が多いのでホロホロした感じ |
完成したミックス餌Vietnamことミックス餌V(今名前つけた)といつものミックス餌を持って釣りに出かけました
だいぶ増水してますが流れは緩めでした |
どこで竿を出すか考えていたのですが、お気に入りのポイントが空いていたのでまずはそこから探ってみることにしました
本日の仕掛け
連動シモリタナゴ仕掛け ver.1.0
タナゴ用斜め通し連動シモリ+プロペラ仕掛け(ver.1)
まあまあ釣れ続けるのですがタナゴが出ません
こういう縄張りがあって落ちてきた餌にバツーン!と食いつくタイプのタナゴはアタリが大きくて楽しいです
竿:竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
ウキ:オーナー たなご親ウキ斜め通しスリム
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:新虹鱗タナゴ
エサ:自作ミックス餌/自作ミックス餌V
右がミックス餌V |
お菓子自体が緑豆のきな粉で出来ているためか若干グレーがかっています
実釣
まずは様子見でいつものミックス餌を付けて始めますが、流芯はまあまあ流れがあるのでコンクリート板を支える柱によって生まれる反転流や流れの緩んだポイントを狙っていきます
増水しているため水深が60cmほどありなかなかのやりづらさです。タナを調整しながら流していくと最初のエントリーポイントより右側の柱の影のほうで反応があったので少しずつ移動して探っていきます
かすかなアタリにアワセていくと…
モロコっ子 |
小さな小さなタモロゴが掛りました。おそらく今年生まれの子でしょう…
こんなのばっかりだと釣りにならないぞ…と思った矢先に
モツゴっ子… |
クチボソーズのベイビーが連発…いや可愛いけどなんか罪悪感の方が強いわ…
同じ場所で今度は…
お兄ちゃんモツゴ |
モツゴとしては別に大きくないのですが、さっき釣ったのが小さすぎてやたらにビッグに感じます
ここはタナゴいないのかなー?と思って同じ場所に仕掛けを送り込むと…クチボソではないかすかなアタリ
可愛いタナゴ |
色は乗り切っていませんがヒレの赤みが綺麗なオスタナゴが釣れました
お、いるんじゃーん♪と思って今度はミックス餌Vを付けてもう一度同じポイントに仕掛けを打つとまたアタリ
背が張り出しかけ |
これまた婚姻色がまだ出きっていないオスタナゴが釣れました。こちらはお腹も背中も張り出してきていてマッシブさのある男前
何気なく使いましたがV普通に釣れますね…
その後もVのままやってみましたが…
モロコ |
モロコベイビー |
まあまあ釣れ続けるのですがタナゴが出ません
やはりここはポイントポイントに魚が溜まっていて、それを探り歩かないと釣れない釣り場だなあと思います
ネコ |
物欲しそうな声を出しながらネコが近づいてきたので無視しました
ここではないのですが野良猫にクチボソをやってるタナゴ釣り場があって、そこのネコは病気(たぶん淡水魚由来の寄生虫病)になってしまっていて可哀想なのです
彼らは餌なんてやらなくても普通に生活能力があるので僕は無責任に餌をやるくらいなら無視するほうがネコのためだと思っています
さてそうこうしているうちに反応が止まったので場所を移りました
雰囲気はあり |
餌はノーマルのミックス餌から開始…足元から探ってみるといきなりガツンとアタリ!
いいサイズ感 |
こういう縄張りがあって落ちてきた餌にバツーン!と食いつくタイプのタナゴはアタリが大きくて楽しいです
続けて仕掛けを流していくと奥の茂みの下でアタリが出ます
これはまた釣れちゃうかなー?と思っていると足元から60cmオーバーの巨大なナマズが現れて、アタリのあったあたりを通り過ぎていきました
こんな狭い水路にあんな巨ナマズがいるんだなぁ…とびっくりしました
で、当然ながら場荒れしたので場所を移りました
同じ水路 |
何箇所か仕掛けを打ってみますが、なかなかアタリが出ません
ふと左の壁際でヒラ打ちが見えたので同じところの上流にミックス餌Vを付けて仕掛けを入れて流していくとガッというアタリ!
たまりませんね~
今日イチのが来ました |
良いタナゴを釣りたかったらやっぱり足で稼いでこそだなぁと思います…ただこういうのが居るポイントはその周囲のタナゴが追い払われているので連発するのが難しいイメージ
一匹釣った後に反応あるかな?と思って同じところを通してみてもアタリは一切ありません
ので今度は普通のミックス餌で右の壁際を流していくと…
今日はベトナム菓子を使った餌と普段のミックス餌を使ってみましたが、脂分が多い分ベトナム餌の方がベタつきは少なかったですが、一方で針持ちがイマイチでちょっと使いにくいかなと感じました
渋めのモロコ |
最後にナイスタナゴを追加 |
餌を使い切ったので終了 |
今日はベトナム菓子を使った餌と普段のミックス餌を使ってみましたが、脂分が多い分ベトナム餌の方がベタつきは少なかったですが、一方で針持ちがイマイチでちょっと使いにくいかなと感じました
肝心の釣果の方はオリジナルのミックス餌がやはり調子が良かったのですが、こちらを通したあとにベトナム餌を通すと食ってくるということが2回あって、もしかしたら何かしら訴えかけるものがあるのかもなあと感じました
僕はやりませんがタナゴを寄せるのに事前に餌を打つようなスタイルに使うと相性がいいかもしれません
実際ココナッツオイルの香りが結構強いので普段のパンケーキとニンニクを混ぜたような香りとはまた違っていて面白いかもしれないなあと感じました(野釣りグルテンを入れてないのでニンニク弱めになる)
お菓子自体はまだ結構あるので今後もう少し真面目にミックスしたら面白い餌が作れるかもしれないのでもう少し研究してみようと思いました
ハキダメギクとホソヒメヒラタアブ |
帰り際に見かけた道端の花に5mmくらいのアブが寄ってきて密を吸っていました
家で調べてみるとハキダメギクというキク科植物と、ホソヒメヒラタアブという虫っぽいです
なんともミニマムで可愛いですね…
田んぼにはカモがスイスイ泳いでました |
もう少しすると、田んぼを干す作業が始まってまた水が動くので変化が生まれると思います
そういうタイミングでまた釣りに来たら面白いかもしれませんね
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