今回は小物釣りと同時にナマズのルアー釣りに挑戦してきました
ホソはまだ絶賛田植え中といった趣
枕
最近はルアーでバス釣りをしていますが、あまりにも釣れないのと川の水が良くないのでタナゴ釣り場をパトロールしつつ、水路でナマズを狙ってみようと出かけてきました
久々にいつものホソに行くと、いつもより奥まった場所に常連の爺様達がいるので最近の調子を聞いてみると
”全然ダメ”
”今日は1匹釣れた”
”田植え終わるまではダメだ”
”一昨日はまあまあだったよ”
とのこと
釣れない期間にわざわざ釣れないことを確かめに来なくても良さそうなものですが、もしかしてを求めてついつい釣りに来ちゃうのは釣り人のサガでしょうか
いつも人が入っている手前のポイントに人が居ないのは、おそらく反応が良くないからなんだろうなと思うのですが、とりあえず人が居ないところで釣りをするのが好きなので手前のポイントから探り始めることにしました(アマノジャク)
鬱蒼 |
以前に竿を出していたポイントはブタクサや、ナギナタガヤといった雑草の皆様が伸びて竿を出しづらそうな感じになっています
ホソは水門を開けた直後のような早い流れはなくなっていましたが、底付近で別のホソに合流しているので表面にゴミが浮いていても底には結構な流れがある感じ
でも魚がいそうな雰囲気はあるので竿を出してみました
本日の仕掛け
連動シモリタナゴ仕掛け ver.2.1
今回は先日修理したひなた4尺の復帰戦です |
竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ 0.4号
ウキ:オーナー シモリウキ 1号
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:新虹鱗タナゴ
エサ:マルキュー タナゴグルテン/自作ミックスエサ
実釣
まずは水温チェック!
19℃ちょい |
季節が進んだわりには水温は上がりきっていない感じがします
本日も二色丼 |
タナゴグルテンはグルテンが若干多く粘りが強い分エサ残りが良くて、流れがある場所で使ってもエサがバラケきらない利点があると思います
ミックスエサは蒸しパンを混ぜたりしていることもあって、ややタナゴグルテンよりもバラケ感が強くエサ残りが悪いと思います
そのバラケ力を活かして魚を寄せる事もできるため一長一短というか、それぞれに使い所が違うかなという印象を持っています(タナゴグルテンは流れ場に、ミックスエサは止水に向いているという感じ)
食い自体はミックスエサの方がよく感じることが多いのですが、今日の後半はタナゴグルテンのみで釣りをしてしっかり3匹釣り上げたのでおそらく印象の差だと思います
タナゴグルテン、ミックスエサを使ってみた感想をそのうちまとめる予定です
ともあれ実釣開始です
草の下とか釣れそう |
最初のポイントはやはり底の流れが強く、ウキを留めておけないので魚を寄せるというよりは探り歩く釣りになりました
こういうところではミャク釣りがいいんだろうなあとは思うのですが、バラタナゴのミャク釣りってあまり聞かないですね
数カ所を探りながら転戦しましたが、魚からの反応が得られなかったので別のホソに移動
ほとんど止水のような緩やかな流れ |
こちらのホソは比較的流れが緩やかですが、先程のホソと土管で繋がっていて、土管からゴポゴポと音を立てながら結構な勢いで水が流れ出ています
土管周辺は緩い流れが好きなタイリクバラタナゴには若干流れが強すぎるので、土管より上流側に竿を出してみましたが、ここは年がら年中常連の爺様達が竿を出しているポイントなので魚がスレきってる感じ…
ウシガエルのオタマジャクシが我関せずと呑気に泳いでいましたが、魚からのアタリは出ませんでした
ということでまたまた移動
以前にひなたの竿先を折ったポイントでのリベンジマッチ!
クワガタソウの花はもうほとんど咲き終わりのようです
以前中央付近にあった枯れ枝などは撤去されたのか流されたのか無くなっていました
障害物があると釣りには邪魔なわけですが、なければないでのっぺりとしたストレートなホソなのでポイントを絞るのが難しいです
とりあえずセオリー通りに壁の影が落ちる際から初めて真ん中、壁際と交互に探っていくと左奥の壁際でククッと力強いアタリ!
最近は針を信じてアワセない(針先が鈍るため)感じでやっているのでアワセを入れずにそのまま抜きます
キュキュンッという小気味いい引きが気持ちいいです
久々のビューティーフィッシュ |
釣り始めから丁度40分での一匹目!いやー釣れてよかった!
やはり縄張りを持っているオスタナゴのガツンとしたアタリはいいものですね!
これはエサで寄せた魚ではなくて居場所を探り当てた時に出会える魚なので、なんとなく喜びが違います
しかし、あまりにも釣れなすぎてキープ用のバッカンを準備していなかったので、この子は即リリース
続けて壁際を探っていると…
![]() |
表面張力 |
ホソに落ちたテントウムシが水面でもがいていました。無視してもよかったのですが、夢見が悪そうなので竿先に止まらせて掬い上げてやりました
せっかく一匹釣れたばかりですが、竿先で水面をガチャガチャしてしまったせいか反応が消えたのでポイントを移りました
次に移ったポイントは最初は魚っ気がなかったのですが、根気よくバラケを意識してミックスエサを打っていくと徐々にヒラ打ちがチラチラ見え始めました
ヒラ打ちが始まると同時に後半の本命であるナマズやらデカイコイが水路を横切ったりしてなかなか賑やかな感じ(場荒れするのであまり嬉しくはないのですが)
これはいい感じに釣れるんじゃないかな?とヒラ打ちのあったポイントに仕掛けを打っていくと…
お腹ぷっくりメスタナゴ |
モイッチョメスタナゴ |
マタマタメスタナゴ |
モツゴ |
いい感じに釣れてきました!
やっとペースが出てホクホクしていると、以前釣ったタナゴを差し上げたKさんがいらっしゃったので話をしながら釣りをしました
僕が通っていない間も足繁くこの場所に通っていたそうで、初めてお会いした時はタナゴ釣りを始めたばかりとおっしゃっていたのが今では相当上達しているようです
器用な方なんだと思うのですが、タナゴ釣りみたいな細々した釣りをお年を召してから始めるのは大変だと思うので素晴らしいことだと思います
先日はお孫さんとも釣りに来られたそうでお孫さんは初挑戦でタナゴを5匹釣ったそうです。お爺さんに負けず劣らずの釣りの才能があるのかもしれませんね
話を聞きながら次の世代も小物釣りが続けられる環境が残るといいなあと思いました
Kさんは以前100cmくらいの竿を使われていたので、次に会えたら差し上げようと思って用意していた自作の3尺の仕掛けを差し上げました(しょっぱいモノですが)
まずは用水路の流れ込みから…
やっと渡せてよかったよかった
そんなこんなで
小さめのオス |
カワイイメス |
と、2匹追加したところでエサが切れたので納竿しました
本日の釣果
タイリクバラタナゴ 6匹
モツゴ 1匹
二戦目:ナマズルアー釣り
続いて今日はルアータックルも持ってきたので用水路でナマズが釣れるか探ってみました
雰囲気はあり |
今回はスモラバで探ってみました
流れ込みや壁際でチョンチョンと動かしたりドリフトしたりデッドスローで引いてみたりと色々してみました
雰囲気はあるけどアタリなし!
移動!
ここでは護岸際を泳ぐナマズも発見!
が、色々やってみるも反応なし!
移動!!
絶対にいるわここ |
最後は堰の流れ込み
ここでも護岸際を泳ぐナマズを発見!
が、反応なし!
納竿!!!
1時間半程色々やってみたのですがダメでした。
真面目にナマズを狙ってみて初めて気がついたのですが、ナマズって昼間は隠れてるだけの魚かと思ったら意外とふらふらと表層を泳いでるのを見かけてびっくりしました
今回は地味めのスモラバでやりましたが、流れで流されないようなもっと重いラバージグ、ハイアピールなカラー、更にはジッターバグみたいなやかましめのトップルアーを使わないとダメなのかもしれませんね
やってない釣りを始めると勉強になることばかりで面白いですね
今回は小物で癒やされ、ナマズに勉強させられといい経験になりました!
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