本日は最近また再開したルアー釣りをしに地元の河川に行ってきました。久々にルアーで魚を釣ることが出来て満足の行く釣行になりました
ヘビイチゴの赤い実 |
枕
この日は10時頃に家を出て地元の河川に向かいました
途中何箇所か気になる場所もあったのですが、まずは本命のポイントに向かいました
雰囲気はあるけどスーパーマッディー |
この場所は地元でおそらく一番多くのバサーが通う川のワンド的な人気スポットですが、平日の昼間なので人っ子ひとりいませんでした(うれしい
ただ水はやたらに茶色く濁っていて、流れは無くほとんど止水状態
水面には所々マイクロベイトがモワモワしていたり、流芯にはハクレンが浮いているのが見えます
時折なにかしらが水面をピチャピチャさせているので、何かしらのフィッシュイーターはいるのかもしれません
期待に胸を膨らませつつ竿の準備をしました
本日の仕掛け
バス釣り汎用パックロッドタックル
ロッド:シマノ フリーゲームXT S70ML
リール:USダイワ Fuego LT 2500 XH
ライン:シマノ ピットブル8+ 0.8号 トレーサブルピンク
リーダー:クレハ シーガーグランドマックス 3号
スナップ:フィッシングファイターズ 鉄腕スナップ #0
ルアー:各種
実釣
僕はルアー釣りの経験値が低いので、こういうマッディな水の時にどういう色のルアーをチョイスするのが正解かがいまいち分かっていません
とりあえずルアーの基本らしい”水色に合わせる”ことを意識して、こんな感じのワームから初めてみました
ケイテック スイングインパクト HERO'S シナモンシュリンプ 4inch |
ケイテック独特のジャリットした塩感とイカフレーバーとグリーンのラメがなんともおいしそう?
針のサイズ感は若干合ってない気がしますが、まあ釣れなくはないでしょう
投げてフリーフォールさせてからロッドで40cmほどさびいて10秒ステイの繰り返しで雰囲気のある場所を引き摺ってみたり、リフトフォールやただ巻きもしながら探り歩いていると、足元に沈む枯れ枝の間にバスがいるのを見つけました
枯れ枝で囲まれた穴みたいなところにバスがいます |
バスの生態に詳しくないのですがいわゆるネストというやつでしょうか?
枯れ枝の穴の中に小ぶりなバスが1匹、枯れ枝の外周に気持ち大きめのバスが1匹いました
バスを目にする事自体久々ですし、ましてや見えバス(しかもおそらくラージマウス)を見ることなんて本当に数年ぶりなのでテンションが上がりました
水中からこちらが見えないように数歩下がってワームを投げ込んでチョンチョンしてみたりしましたが、非常にナーバスな感じで反応するどころかむしろ嫌がっているような感じがしました
ワームを変えたら反応が変わるだろうか?とフリックシェイクのネコリグ、シザーコームの直リグ、HPシャッドテール、ブレディなど自分的に実績のあるリグ、色を色々通してみますが完全に無視されてしまいます
ジャッカル シザーコーム 3.8inch ノイケアカムシ |
OSP HPシャッドテール3.8inch ソフトシェルスモーク |
反応してくれないのは何が悪いんだろうなー?と思いつつ、見えバスの前をルアーチェンジする度に数回通して他のポイントを打って場所を休ませ、また戻ってきてルアーチェンジを繰り返してみました
他の場所では一度だけHPシャッドテールに着水バイトがありましたが乗らず、見えてないバスからはそれきり反応は得られませんでした
見えバスを誘いながら反応を引き出せる色、形、大きさがあるのだろうか?とか、動きは早いのと遅いの、むしろ動かさないのとどれが良いのだろうか?とか色々考えてみましたが、なにせ経験値が低いのでさっぱり分かりません
2時間ほど右往左往してあちこち打ってみましたが見えバスも他のバスも反応がないので最後にスピナベを投げて終わりにすることにしました
ジャッカル ドーン 1/4oz スーパーチャートリュース |
僕が使うルアーにジャッカル製品が多いのは、3年前にバス釣りを初めた頃にダウザーの動画を沢山見て影響されたからで、今思うと若干恥ずかしい感じはあるのですがそれなりに釣果を出してくれているのでモノは良いと思ってます
フィネスな釣りと違ってスピナベの釣りは重量物をズドーンとイイトコロにキャストしてブリブリと巻くテンポの良い釣りで、なんとなくキャストが上手になった気がして楽しいです(実際はそうでもないわけですが)
普通のバス釣りではスピナベなどのアピールの強いルアーはサーチベイトとして最初に投げるのがセオリーだと思うのですが、僕は最初に派手なのを通すと魚が警戒する気がするのでいつも最後に投げています
で、一通り気持ちよくキャストした後に見えバスの居た場所に戻ってきてスピナベを通してみると、今までうんともすんとも言わなかった大きい方のバスがいきなりチェイスしてきてスカートにボフっと噛みつきました!
まじかー!!!!!!!!!?
と一瞬でアドレナリンが上がったのですが、スピナベのスカートを噛むだけで追い食いしてこなかったので魚が掛かることはありませんでした(トレーラーフックでもつけておけば掛かったのかな?)
ワンモア!!!!
ともう一度目の前を通すと、チラっと気にはしたものの食いつきはしませんでした
スピナベってこういう反応を引き出せるんだなー!!!と急にスピナベに対する謎の信頼感が湧いてきてもう一往復スピナベを投げ倒しましたが結局反応は得られませんでした
こうなると、スピナベの可能性をもうちょっと味わってみたくなるのが心情というもの…納竿して転戦します!
2箇所目
二日前に雨が降ったのでややマッディ |
次は川の本流側で竿を出しました
ここは以前から地元では人気のあるスポットで僕も何匹かバスを釣っている場所なのですが、2年程前から護岸の改修工事が入ってテトラと蛇籠が設置されて流れが若干変わりました
工事が始まった頃は”しばらくは釣りにならないなー”なんてぼやいていましたが、いざ出来上がってみるとテトラのおかげでステキな反転流ができて地元のルアーマンも大喜びです(多分)
ハクレンズ |
川を覗いてみるとハクレンが群れをなして泳いでいました
この川には以前からハクレンは若干はいたのですが、今年はなにやら異常に沢山見かける気がします
何か環境が変わったんですかねえ?
とりあえず昼前から食事もとらずに釣りをしていたので、竿を出す前に一旦休憩
ふと足元を見ると蚊取り線香の破片やら千切れたワームやらが転がっていたので回収しておきました
同じような色味だから同じ人のゴミかな… |
釣れなくてもゴミが減ったからよし。(あわよくば良いことがあればいいな、なんて思ったり…)
先程感じたスピナベのパワーを信じて、日陰になっている壁際から探ってみましたが魚の反応はありませんでした
上流から初めて下流のテトラの手前まで探り歩いたので、テトラ裏側の本流と反転流のキワを探ることにしました
ここは以前から水が巻いていてシーバスが釣れるスポットだったのですが、テトラが出来てからさらに反転流が強まって雰囲気が増えたように思います
とはいえ真っ昼間なのでそうそう甘くはないだろうなーとスローにスピナベを巻いてくると…
岸から2mほどの流れが弱まったあたりで
ググ…ドーン!!!と竿が引き込まれました!!
マジか?!コイか?!!?!
と思うも束の間、かなり強めに設定してるはずのドラグがジージーと出ていきます!!
巻けども巻けども暴れてひたすらに鈍重な手応えが帰ってくるのでバスではなく何かしらの質量のある魚だと思うのですが、突っ走る感じではないのでアメナマやハクレンではないはず…と思っていると水中から黒くて細長い魚体が上がってきました!!
これは裏本命のナマズか?!と思ったものの、ナマズにしては後ろまで太さがあり、なんとなく違和感…
ライギョだー!!!! |
ひっさびさのライギョ、ルアーで釣ったのは初めてです!!推定60cmオーバーかな?
いやー嬉しい!!!
ライギョは肺呼吸ができるせいか、鼻を上げてもなかなかギブアップしてくれないのでずっと抵抗を続けてきます
独特の粘りのある引きが強くて楽しいのですが、冷静になってくると一つの問題に気が付きました
この場所は足場が水面から2m以上あり、このライギョを抜き上げられるほどラインも強くないのでランディングがヤバい!!
今日は足場の低い一箇所目が本命だったので、ネットも持ってきておらず完全に詰んでいる状態…
奥の川岸まで降りてハンドランディングするしかないかなー…と、やり取りしながら考えます
緩やかな川岸なら別に躊躇しないのですが、ここの川岸は足がかりになる草がなく、泥がむき出しの急な坂になっていて降りるのが非常に怖いのです…
しかし、釣った以上はライギョから針を抜いてやらねばならない!!!ということで、決死の覚悟をして(大げさ)泥坂を降りました
運良くライギョからフックアウトせず、足元も滑らずに川岸まで降りることが出来ました
近くで見るとすごいデカイ |
大分大人しくなったライギョを岸際まで引っ張りあげて、フォーセップでなんとか針を外してリリースできました。
持ってきててよかったフォーセップ…
その後せっかく川岸に降りたからと、ボーっとしたままスピナベをキャストしたところ、あらぬ方向に飛ばしてしまい根掛かりロストしてしまいました…
どっと疲れが押し寄せてきて川岸でしばらく放心
10分ほど休憩してからまだ釣れるかもしれないと思い、再びスピナベを結んで反転流のキワをスローに巻いてみます
3キャスト目くらい、丁度反転流と本流のキワの部分でズバッとルアーを引ったくる手応え!!
猛烈なツッコミに横走り!!
これはバスでしょ!!
追いアワセして勝負しようと思ったものの、ライギョ用にドラグを緩めにしていたためそのままテトラの下に駆け込もうとするバス!
テトラのキワでリーダーがザリザリと擦れます!!
止まってー!!!
ドラグを絞ってなんとかテトラの下に入る直前に方向転換させてしばらくファイト、浮いてきたのでそのまま一気に抜き上げました
ひっさびさのスモールマウス! |
手測りで推定40cm |
少し痩せている気がしますが充実した体躯、虎柄の美しさを感じます
久々にスモールの引きを味わいましたがやはり引きが強烈で釣ってて気持ちいい魚です!
リーダーは一部が白くザリザリにササクレていましたが、切れること無く抜き上げまで耐えきってくれました…やはりグランドマックスの信頼感は素晴らしい…!
今回は僕の釣りのヘタな部分を道具に補ってもらったなぁという感じがすごいありました
その後も30分くらいキャストしたのですが反応がなかったので納竿しました
本日使用したルアーの皆さん
(ドーン1個ロストorz)
本日はスピナベで1バイト・2キャッチ!とにかくスピナベのパワーを感じた一日でした
毎回こうは上手くいかないでしょうが、ルアーがハマるってこういう感じなのかなーと思いました
いつもやっているボトムドリフトだけでは気が付けなかったルアー釣りの可能性や奥深さ、面白さを知れた気がします
明日も行っちゃおうかな…(やめとけ
本日の釣果
ライギョ 1匹
スモールマウスバス 1匹
今日思ったこと
・スピナベってすごい!
・ランディングをちゃんと考える
ネットとフィッシュグリップがあればライギョももっと楽にランディングして針を外せたと思うので、近いうちにフィッシュグリップを買おうと思います…(オススメがあったら是非教えてください)
・魚は必ずしも影にいるとは限らない
自分の思っている釣りのセオリーだと、魚は日向よりも物陰にいるイメージで普段からそういう場所ばかり狙いがちですが、バスやライギョのような強い魚は結構平気で日向の川底に潜んでいるんだなあと分かったのが今日の発見です
もしかしたら川底にも変化があってそういうちょっとした隙間に潜んでいるのかもしれませんが
・潮汐関係あるのかも?
後でタイドグラフを見て気が付いたのですが、本日最初のバイトが出た時間は潮が逆流し始めていたので満潮上げ止まり前、魚が釣れたのは潮の下げ8分のタイミングだったと思います。上げ下げ8分は魚釣りには一番良い時間の一つでエサ釣りでは重要なタイミングですが、もしかしたら地元河川のルアー釣りでも潮汐が影響するのかもしれないなーと思いました
お疲れ様でした。
返信削除greenさんの文章はとても読みやすくて楽しく読ませていただきました。
次回はもっと楽しませてください。
コメントありがとうございます。楽しく読んでいただけて幸いです!
削除中身のあるブログが書けるように精進したいと思いますので、楽しみにしていてください