釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/05/20

2022年5月 なかなか釣れないバス釣り修行記録

ちょっと忙しくて釣りに出かけていなかったり、田植えが始まり水が悪くなり小物釣りをお休みしていたので更新が止まっていました。最近はルアーでバス釣りに挑戦しているのですが、正直全然釣れてません。


釣れてない記事書いても仕方ないかなと思いつつ、来年以降の参考に記録をつけておくことにしました。

写真で見ても水色が悪い…


5月15日 曇り 15時から2時間半

いきつけの近所の川の橋脚下でボトムドリフトなどを試す

雨の翌日なので水は当然濁っているが、ハクがワシャワシャしていたりボラが跳ねていたりと生命感はある

ボトムドリフトには反応がないしハクもいるのでキャスト練習を兼ねて中層狙いでダイソースピンテールジグ7gを投げていたところコツコツコツっとバイトがあって一瞬魚が乗った

おそらくニゴイかアメナマだったと思うけれど、アワセた瞬間にスプリットリングで糸切れ!

初歩的なミスでバラしてしまい非常に悔しいし、魚に申し訳ない

6LBの細いリーダーがスプリットリングの切断面に当って切れてしまったのだと思う

とりあえずリーダーを太くしつつ、接続はスナップリングを使うことにする

17時頃から茜色のローライトが差してきて湿度のある夏の夕暮れのような濃厚な空気感になった

ハクの群れにシーバスっぽい魚がボイルしていたり、ナマズが表層を泳いでいたりと非常に釣れそうな感じが漂っている

…が、何を投げても反応が得られないので、再びスピンテールジグを投げてみる

ところが数投で岸際の草に引っ掛けてしまった。雨後で足場が悪いので回収は後日に回してこの日は納竿



5月17日 薄曇り 15時から3時間

テントウムシの幼虫がいた

まずは先日引っ掛けたルアー回収に行く

ここの川岸は幅が約2mで大体2.5mくらいの落差で川に落ち込んでいるのでかなり急峻で足場が悪い

冬場ならまだ足元が確認できるからいいけれど、今の季節は下草が生え揃っていてとても下に降りる気にはならない…というのが本音ではある

ギシギシに引っかかっていた

川岸を歩いて泥の岸を降りて先日引っ掛けた大きなギシギシの花茎から無事にルアーを回収できた

せっかく川岸に立ったので回収したスピンテールジグを投げて足元を探ってみたが反応は得られなかった

50m程度の藪こぎと2mの川岸の上り下りをしただけでヒザ下が泥だらけになってテンションが下がる

夏に真面目に釣りをやるならゲイターでも買ったほうが良いのかもしれない

気を取り直して釣りを開始する。この日は水の色が更に泥感が強くなっていて先日見られたようなハクの塊も見当たらず生命感がない

おまけになにやら鶏舎の周囲のような鶏糞臭い匂いが立ち込めていた…このへんに養鶏やっているようなところはないはずだが、上流から排水が流れ込んできたのだろうか…

仕方ないのでルアーの投げ練習と泳ぎをチェックしたりした

とりあえず使ったルアーはこちら

右上のOSPのドゥルガは去年に他所の川でキャスト時に橋脚に当ててリップを折ってしまい、リップレスフローティングミノーになってしまったモノ

構造が良いのかリップがないにも関わらずジャークするとキレのある動きをするので釣れそう感は半端なくある

しかし、ドゥルガでは今までワンバイトしか得られたことがなくて、手持ちの中でも釣れそうで釣れないルアー筆頭である。いつかこれでバスを釣ってみたい

この日はスピンテールジグと右下のスモラバに1回ずつバイトがあって、特にスピンテールジグにはコイがチェイスしてきた

100円の割にかなり反応がいいルアーでなかなか好感触である(本命の反応ではないけれど


僕がいつも狙っている場所はこんな感じの場所で、右手前の反転流の周辺が熱い…と思って色々試している

過去に自分自身でも2回、この場所で出会った釣りウマな人(僕のバス釣りの師匠だと勝手に思っている)が5回はバスやナマズを出しているのを見ているポイントなので結構熱い場所…のはずである

ところが、オカッパリの宿命でここはカバーが張り出しているので一番バスがいそうな岸際を探れないのが辛いところ…いっそウェダーでも買って川に下りて探っていったら爆釣するんじゃないかなんて夢想したり…

それにしても気のせいかもしれないけれど、バスを再開した3年前はもっと魚が居た気がするのだけど、バサーを見かけることが増えるにつれて以前よりも魚っ気が薄くなってきている気がする

この日は対岸にバス釣り少年が居て2時間程頑張っていたけれど反応はなかったようだ

結局18時近くまで粘ってしまったが釣れないので納竿した


5月19日 曇り 15時~18時
自分的実績ポイントその2

この日は別の橋脚下から開始 前回ほどではないが相変わらず水色が悪い。川というよりは泥の匂いがする

このポイントはこの川にしては足場が良いためか、この周辺では最もバサーを見かける場所の一つである

個人的にはこの周囲で3回バスを釣ったことがあるので多分いい場所であるのは間違いないと思う

ルアーよりもエサで実績のあるポイントでもあるので、そのうちまたエサ釣りにも来たい

先日還ってきたスピンテールジグ

ダイソーのスピンテールジグは特にトップコートなどはしていないけれど、エビり対策で熱収縮チューブ加工だけしている

おかげでエビることはほぼなく、気持ちよく釣りができているのでそれなりに効果はある気がする

見ての通り数回の使用で既にボロボロなのでやっぱりウレタンコートくらいはしたほうが良いのかも…

このポイントでもボトムドリフトやネコリグなど様々なワームを試したが反応が得られなかったので早々に場所を移った


水門上

2箇所目は別水系の用水路の水門の上である。僕が小学生の頃初めてブラックバスを釣ったポイントでもある

先行者がいたので挨拶がてらお話を聞いてみると

”ボトムでワンバイトがあった(レッグワームシナモンカラーの直リグ)”

”久々に来たけどここ魚がスレ切っててびっくりしている…覗き込んだらみんな散ってしまった”

”ここの下流で夏頃になるとクランクで子バスがいっぱい釣れるから行ってみるといいよ”

”ここの川は細かく探っていくとハマる場所がたまにあるから足で稼いだほうが良いよ”

と、とても良い方で色々と有力な情報を頂いた。直近の情報はありがたいものである

お礼を言うと先行者は自らのアドバイス通り上流を探りに去っていった

先行者が叩いた後だったが僕もなんとなく竿を出してみた

ボトムドリフトから始めてジグの中層引き、ズル引き、スピナベといろいろ試してみたが、一回だけ何かのチェイスと、スモラバのボトムずる引きにバイトがあった(気がした)

テールだけ持っていかれた…かも

HPシャッドテールはプリプリした動きが非常に美味しそうに見えるいいワームである

僕が魚だったら間違いなく食いついていると思うのだけど、なかなか釣れてくれない。多分僕が魚だったら相当の雑魚だろう

この日は結局18時過ぎまで粘ってなんとなく満足して納竿した。

帰り際にまた別のバサーが来たのでここも人気のあるスポットのようだ



帰り途中に橋から川を見下ろすと、ボラだかハクレンの群れが泳いでいた

高い橋の上から見て60cmはある感じに見えるので多分1m近いサイズ感だと思う

一瞬シーバスかな?と思ったけれど、シーバスはこんなに群れないだろう

20匹くらいの群れ

身幅が広いので多分ハクレンかなぁ?

左上の顔がハクレンっぽい

水中で定位してパクンパクンと口を開いたり閉じたりしていた

多分橋脚が生む流れで巻き上げられるプランクトンやら有機物を濾し取っているのだろう。なるほど臭くなるはずである

そんなわけでこの日使ったルアー


僕の目からするとどのルアーもすごく釣れそうないい動きをするのだけど、なかなか釣れない。ルアーじゃなくて場所か僕が悪いのかもしれない

ルアーは色々なアプローチができるのが魅力だけれど、反応がないとすぐアプローチそのものを変えてしまう浮気症なところが釣れない原因なんじゃないかとも思う


バス釣りといえば派手なアクションで誘ってドーン!みたいなイメージがあるけど、うちの地元のバスは叩かれすぎているのか擦れっ枯らしていて、ジリジリネチネチとボトムやストラクチャーを責めるか、ひたすらにドリフトして待つ実に地味な釣りである

ビッグベイトなんか使った日には全部魚が散ると思う。ああいう釣りがハマる場所にも行ってみたいものである



そんなわけで釣れないバス釣り記録3回分でした


うちの地元の川は農業用水の再生率が100%の川(川から取水して田んぼを経由してまた同じ川に戻る)なので、どうしても農業の影響が強い

今の季節は代掻きや田植えで濁った水が入り込み濁りきっていて、もう少し水が良くならないと魚も元気が出ないのかなと思う今日この頃

ただ、釣れないながらも川縁に立ってルアーを投げ続けていると様々な生き物の息遣いを感じられて、バス釣り独特の面白さを感じるので最初の1匹を釣るまで頑張っていきたいと思います


今後も釣れた時か、釣れない釣行が3回分溜まったら記事にしようと思います

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