今回は新しく買ったダイワの小物竿”ひなた 4尺”のインプレです
僕はズボラな釣り人なので竿に対するコダワリは特に無いのですが、たまたま手持ちの振り出し竿が3尺と6尺、8尺で、3尺と6尺の間がなかったので、4尺~5尺の竿がほしいなと思っていました
で、どうせ買うならダイワのひなたを買おうかなーということで、楽天市場で安くなっていたダイワ ひなた 4尺を購入しました
なぜわざわざ高い小物竿であるひなたを選んだかというと、ハゼ釣りでひなた中継32Mという竿を使っていて、この竿がすこぶるいい竿なので、きっと同じシリーズの小物竿も良いものだろうとの目論見から選んでみた次第です
今回はファーストインプレッションと、実釣で使ってみた感想について書いてみたいと思います
開封編
パッケージ:二本入ってるように見えますが、中の紙に反射してるだけです |
内容物は竿と竿袋です |
竿の外観 |
割り箸との大きさの比較(笑 |
伸ばすと全長125cm(約4尺)の竿です。ダイワのホームページでは仕舞い尺は竿単体で8寸(約24.5cm)ということになっていますが、竿栓込みだと約26cmです。
一応タナゴ竿の伝統的なサイズに則ったサイズ感らしいですが、ちゃんとした和竿のタナゴ竿を持ったことがないのでイマイチピンときてません(すいません
カーボン含有率98%の竿で、僕の手持ちの90cmのグラスロッドと比べても恐ろしく細くて軽いです
本体のみで12g!スリム! |
竿先の1番2番は朱色 |
僕はひなたシリーズでは中継ぎ28Mという竿を持っていますが、カラーパターンは同じで胴は艶のある焦げ茶で渋い感じ。竿先は朱色で視認性がいいです。
穂先はかなり細くなっていて雑に扱ったら簡単に折れそうで強度に若干の不安を覚えます
穂先の材質はカーボンソリッドティップというカーボンの無垢材です。
安い竿はチューブラートップという中空の素材になっていますが、これは中が詰まったカーボン無垢の穂先です。
中継ぎでは穂先のリリアンは回転トップになっていましたが、ひなた4尺は通常のリリアンで、回転トップではありません。これはちょっと残念感(短いから必要ないのかな?)
ちなみにリリアンが太くて2番を通らないため、1番を折った場合1番、2番をセットで交換することになるそうです(大体1,600円)
40gのベントカーブ |
竿は細くてしゃっきりした印象ですが、曲げると6:4くらいの先調子で結構綺麗でしなやかな曲がりです
見た目は割り箸程度の太さの竿ですが、意外と強くて粘りがあるなあという印象。15cmくらいまでの魚ならなんとか抜けそうです。
タナゴ釣りなら全く不安はないですが、フナ釣りなどで30cm台の良型フナやコイが混じるところはタモを持っていったほうが無難でしょうね
地味な袋も味わいがあっていいのですが、鞄の中や足元に落ちた時に目立つ色というのは見つけやすくて助かります。
僕は釣り道具に黒いアイテムを持っていくことが多いですが、夜釣りだと結構困る時があります(この竿持って夜釣りは行かないでしょうが)
実釣編
ということで3回程釣りに行ってきました
具体的には、またぐことはできないけど軽くジャンプすれば渡れるくらいの幅のホソ(1.5m未満)でのエンコ釣りに向いています。
使って感じたこととしては、竿全体の重心の位置が手元にあり持ち重り感がなく、持った感覚がかなり軽いので釣ってて手が疲れる事はありません。さらに、繊細なカーボンソリッドティップが魚の引きを十分に感じさせてくれます。釣趣が良いというのはこういうことか!と感じられます。のこの点がとてもいいと思いました。
またグリップの握りが小さいので鉛筆持ちはもちろん、小指と薬指で掴んでおけば人差し指と親指をフリーに使えたりもします
細いながらも竿がシャッキリしていて曲がりもあるので15cm程度の魚が掛かっても安心してやり取りができました(抜き上げはちょっと不安)
箱書きにあるようにタナゴ、小鮒を相手にするには十分なパワーがある竿だと思います
総評
総合すると、とにかく軽くて握りやすく、使ってて不安を感じることは殆どない小物釣りには万能といえる優秀な竿だと思います。
価格も高くても7,000円前後なので、入門用の竿から一歩ステップアップしたい!とか、最初からちょっといい竿がほしい!という需要に応えられると思います。
とにかく小魚が釣りたい!という初心者向けというよりは、小魚とのやり取りを楽しみたい!という中級者以上の人にこそオススメできる竿だと思います
一番が折れた時に2番とまとめて交換することになっているので、修理費が2,000円くらいかかるのが唯一のネックでしょうか?
ということで、ダイワ ひなた 4尺のインプレでした。
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