釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2021/09/26

2021年9月 お久しぶりの北十間川で初心者アテンド

本日は久々に北十間川にハゼ釣りに行ってきました。暑さも落ち着いてのんびりと釣りができるかなと検索してみると、なんとテレビ番組で釣り場として紹介されたという恐ろしい情報が…
友人とは11時集合で約束していたのですが、場所が取れなかったら困るので自分だけ8時半着で釣りを開始しました


おひさしぶりー


本日は終日曇天予報で絶好の釣り日和。
そういえば堰き止め工事はどうなったんかな…と川を見てみるとゴミが結構浮いていて相変わらずうーん…な感じ。堰き止めは絶賛継続中…本当に終わる日が来るのか?
しかし、ここの川定期的にボートでゴミ掬い清掃しているはずなんですけどゴミが多いですねえ…

どんより



心配していた先行者は2名程で、これならまあ安心…とベンチに荷物を置いて竿の準備をします

が、気になったのが…






タバコの吸い殻が結構落ちてます…。僕も昔はタバコ吸ってたので、こういう広い場所で吸いたくなる気持ちはわかるのですが、やめてからはマナーの悪い喫煙者にはひじょーに腹が立ちます。小学生でもゴミ捨てたらダメってことくらい分かるだろうに…恥ずかしい大人でちゅねぇ~(拾っておきました)



まあ、さっさと釣りしよ…と竿を出します




本日の仕掛け 塙式アレンジ胴突き仕掛け

竿:ダイワ ひなた中継 32M

道糸:PE0.8号

ハリス:スーパーホンテロン0.8号

オモリ:0.5号

針:袖1号

エサ:ボイルホタテ(1年前冷凍したもの)


※仕掛けの詳細はこちらの過去記事を参照してください




いつもどおり最初は川の中ほどから探り始め、足元を最後に探る感じでアタリを探っていきます

毎回竿を出すまでは不安なのですが、今回も早速ツンツンとアタリがあります


ただ、アタリが激しいのできっと小さいデキハゼだろうなあと思って軽くアワセると予想通り小さいハゼが釣れました

サイズはともかく、これくらいアタリがあるなら初心者でも釣れるだろうと一安心

色々探ってみましたが、足元の方がアタリが多いので足元を中心に探っていくと、ピピっという微かなアタリ、一回アタリを見送ってから次のアタリの瞬間にアワセるとググッという手応え!

まあまあサイズ

個人的には捌くのが大変なのでキープはこのくらいのサイズ感から(10cm程度)がいいですね…今日は友達のお土産を作るためにも小さめのもキープします
その後もぽつぽつとアタリを拾っていきます


大体開始30分でこんな感じ

やはり堰き止め前より渋いのは否めませんが、とりあえず釣れてくれるのでありがたいです


以前との大きな差として、前は川の壁際やストラクチャー周りにしかいなかったシモフリシマハゼやらアカオビシマハゼやらのダボハゼーズの皆様が川の真ん中でも結構釣れてくるようになりました。

マハゼの生息数が減ってパワーバランスが変わってるのかもしれませんね…

最近幅を効かせてるアカオビ氏



小さくてもアタってきます


ダボハゼーズの皆様はマハゼよりも貪欲なので、マハゼのタイミングでアワセても針を飲まれる事が多くて手返しが悪くってしまうので正直勘弁していただきたいです…

が、そういう必死さというか意地汚さも勢力を拡大させるためには大事なのでしょうね…

そんなこんなで11時に友人が来るまでに30匹ほど釣りました




友人と合流してからはマンツーマンレッスンでミャク釣りに慣れてもらいました


以前も書きましたが、もう一度書いておくと初心者にハゼのミャク釣りのやり方を教える方法としては

①まず予習として動画を見せてどういう釣りか理解してもらう

②実地では最初に1号から2号程度の重めのオモリをつけて、底をとる感覚を感じてもらう

③徐々にオモリを軽くして本番用のオモリで底を取る感覚を身に着けてもらう

④餌を大きめにつけて、アワセを入れさせないでハゼのアタリを感じてもらう

⑤餌の付け方(今回はホタテ)をレクチャーする

⑥本番サイズの餌をつけてアワセの練習をする

⑦釣りながら針がかりの位置を見て、アワセのタイミングの修正をする


アタリも多く、段階を踏めば誰でも釣れるようになるのでハゼは釣り初心者にはうってつけの獲物です

釣りは2度目という友人でしたがまあ見様見真似でも徐々に慣れていってすぐに一匹目を釣り上げました

(最初のうちは釣ったというより釣れていたという感じだったそうですが…)

一通りやり方を教えて実践してもらって問題なくやれそうだったので、ハゼは足で釣るものだと説明して、アタリがある場所を探りながら釣り歩きました

釣っていくうちにアタリが連発する場所を探りだしたりして、友人は途中からいっぱしに釣れるようになっていました

誰がやっても1時間もやれば上達が実感できるのがハゼ釣りの良いところだと思います

ただいかんせん今回はハゼのサイズが可愛いものが多く、釣り味という点では物足りなさがあったのでそれは残念でした

ヒネサイズは数えるほどしか釣れませんでした


午後1時過ぎにまあまあのウロハゼが釣れました

本来釣れても良いはずのヒネサイズの個体を友人に見せられてよかったです



なんだかんだと釣り続け最初は14時終了予定にしていたのですが、14時になると友人は”あと1匹が釣れたら終了!”と宣言して、小さいハゼ2匹とダボハゼを釣りましたが、”これでは満足できない…”と結局30分粘っていました

”釣り人のラスト一投、ラスト一匹は信用してはいけない”とよく言いますが、まさにその通りで釣り好きになる素質があるなあと笑ってしまいました

僕の方は片付けを済ませ、最後に友人がデキハゼを釣ったので納竿となりました



本日の釣果

ハゼ60匹程(ヒネ3匹、ウロ1匹)

ダボハゼ15匹程


今回は天ぷらサイズのハゼは全部友人に贈呈して、僕はデキハゼサイズを持って帰りました。

後で友人から料理写真が送られてきたので貼っておきます

友人の手による背開き



友人作のハゼの天ぷら(しそとのあわせ揚げ)

背開きは意外とコツがいるのに初めてとは思えない巧さです…たいしたもんだ

天ぷらも大葉と合わせて揚げるなどオシャレな事をしていて小憎らしいですね。美味そうです




オマケ1

ハゼ釣りはデキハゼが数釣れる事があるのですが、釣った後の処理が大変なので逃がす方も多いと思います

せっかくなのでデキハゼの簡単な処理方法について書いておきます


デキハゼいっぱい

ハゼは見た目に似合わず
美味しい魚ですが、鱗と体表、ヒレのぬめりに臭みが残りやすいので、これをうまく処理することでより美味しくいただけます。
天ぷらサイズのハゼならば包丁でササッと鱗もぬめりもこそぎ落とせるのですが、デキハゼサイズでこれをやるとやたらに時間がかかり鮮度落ちもするため、あまりオススメできません

そこで使うアイテムがこちら


水切りネットー

みかんネットやストッキングなどでも代用できますが、市販品だと三角コーナーネットが一番お安いです
この袋の中にハゼを入れて一匹ずつ鱗と逆方向にしごき、尾びれもネット越しに指で挟んで揉みます
イメージ的にはネットを使ってもみ洗いする感じ

Before



ネットイン


After

こんな感じでハゼを処理していくと…

激臭のするドブ色ウォーターができます

この処理をするかどうかで結構風味が変わると思うので、風味が気になる方はぜひ試してみてください

スッキリ美白


綺麗にした後に更に塩で2回ほどもみ洗いして、お腹を出して、もう一度洗ってから水気を切り、軽く塩をして5分ほど水分を出してキッチンペーパーで水分を取ってから、塩コショウ、醤油、少量の酒、おろし生姜と和えて、片栗粉をまとわせてから170度の油で揚げます。

ポイントは揚げすぎないこと。揚げてる時の音をちゃんと聞いていれば水気が飛んだタイミングが分かるのであまり揚げすぎないように気をつけましょう。揚げすぎると身の水分が飛んでしまい美味しさが半減します


デキハゼの唐揚げ

多少手間はかかりますが、美味しいので是非試してみてください



オマケ2


釣りの最中に根がかりかな?という手応えがあって、引っ張ったら仕掛けが釣れました

古典的なハゼ天秤仕掛け



懐かしい感じの仕掛けですが、ハリスが20cm近くあって絶対アタリ拾えないだろこれ…と思ってしまいました

アワセが遅れて飲まれてもいいように軸の長いハゼ針なのでしょうが、釣れなそうだなというのが正直な感想。延べ竿でのハゼ釣りはハリス5cmでも十分だと思います

ハゼのミャク釣りは感度を邪魔するモノがない塙式仕掛けが最も優れていると思っています。

僕がアレンジした塙式仕掛けは作るのも簡単だと思うので是非一度お試しあれ


塙式仕掛けgreenアレンジ


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