釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/03/31

2022年3月 水質最悪の末期的用水路で釣りをしてみた

 今回は池と用水路で渋い釣りをしてきました。

オオアラセイトウ、田舎の庭影に多い花。好きな花の一つです

出発

この日はまず近所のホソの様子を見に行ったのですが、相変わらず水が悪かったのと、風が強く吹きさらしになっていて釣りにくそうだったので、風裏になる釣り場を求めて違う場所に行くことにしました

どこにいくか考えたのですが、このあたりのホソはほぼ同じ用水路に端を発しているので、この時期はどこでやっても水が悪くあまり良い釣りができません

そこで、近くにある公園の池に行ってみるとことにしました


ヘラ師しかいない池


この池30年ぶりくらいに行ったのですが、昔は周囲がぬかるんだ普通の野池だったのに、きれいに整備されててびっくりしました

綺麗になってるけど護岸もしっかり築かれて人間にとっての利便性はともかく、魚は住みづらそうだなぁ…という感じは否めないですね…

ヘラ師だらけでギュウギュウでした


昔からヘラ師が多かった池ですが、この日は多いところだと5mごとにヘラ師がいるようなヘラ師天国になっていました

入れる場所を探してウロウロしたところ、カドのヨシ際が空いていたのでエントリーしてみました

30分程色々やってみましたが、うんともすんとも言わないのでさっさと諦めました

小魚はいると思うんだけど生命感がないんですよね…なんでだろうなあ…



竿を畳んで帰り際に池の水源になっている用水路を覗いてみると、小物釣りをしているお爺さんが一人いました

用水路の水質は一言で言えば”終わっている”のですが、釣り人がいるなら釣れなくはないのかな?と思い、”横で釣りしてもいいですか?”と尋ねて了承して頂いたので用水路に降りてみました



白濁り、藍藻が浮いてていかにも酸欠な感じ


隣でやってる小物釣り師のおじさん曰く、水門が開いている時期はいいんだけど今は厳しいとのこと

厳しそうなのは水の色を見れば一目瞭然なのですが、一応アタリはあるとのことなので僕も竿を出してみることにしました


本日の仕掛け



小物用シモリウキ仕掛け

竿:ダイワ 小継渓流X 硬調24
道糸:サンヨーナイロン VALCAN タナゴ ハエ・ヤマベ 0.4号
ウキ:セリア シモリウキ
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
針:がまかつ 極タナゴ
エサ:マルキュー タナゴグルテン





雰囲気はあるけど流れがなくて水が終わってるのよ…



竿を出してすぐに良いアタリがあったので期待していると…

マッシブな体型のデカモツゴ

結構大きなサイズのモツゴが釣れました!体が絞れていてメリハリがあってカッコイイですね!




これは意外といい釣りになるか?と思ったのもつかの間、どこを探ってみても全然アタリが出ません

少しずつ移動しながら物陰を狙ったり、アシ際を狙ったりといろいろやってみましたが、本当に
渋い状態

アタリがあっても続かない、たまにアタリがあっても乗らないという感じでまあ水が悪い時らしい魚の活性が低い感じの反応です

それでも根気よく探って…

ヌマチチブ

フナ

タモロコ

拾い釣りといった風情でぽつんぽつんと魚を出すことができました




水が良くなったらまた来ようと思います



小物は勿論ですが、夏になったらルアーでナマズとか狙っても面白そうなポイントだなと思いました


本日の釣果


渋い中遊んでくれてありがとう


本日の釣果

タモロコ 1匹
モツゴ  1匹
マブナ  1匹
ヌマチチブ1匹





今回思ったこと


僕の地元の小物釣り場は大体農業用水路に依存しているので、取水が止まる9月の終わりから4月の頭までは水質が悪化する一方で、今が一番水が良くなくて釣りには厳しい季節です

そんなわけで最近は用水路よりは水が良い池を転々と釣り歩いていて、今日も池にチャレンジしたのですが、今回は完全敗北でした。

釣りって一筋縄でいかないから面白いですよね

それにしても、人間の開発やライフサイクルに巻き込まれる小魚達のことを思うと、彼らのために何かアクションができないものか考えてしまいます



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