釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/03/31

2022年3月 春は名のみの… 今年初のタナゴ釣り

 いよいよ桜が満開に近づく今日この頃、春めいた魚が見たいな…と思い立ちタナゴ釣りに出かけてきました

 

世間の空気は暗くても花は我関せずに咲き誇る

タナゴの実績がある近所の池へ

この日は前日よりもぐっと気温が下がっていたので気持ち厚着にしましたが、結果的には厚着にして正解でした

近所と言いつつ家から自転車で30分かかる場所なので若干遠いのですが、運動だと思えば丁度いい距離なのかも?

日頃の運動不足が堪え、釣り場に着く頃にはうっすら汗ばんでいました。


途中の川を覗くとコイが集まり始めていました

僕が聞き及んでいる範囲だと、この日行った
池は去年はかなりタナゴが不調だったそうで、今年は調子いいと良いんだけどな~と若干不安を覚えつつえっちらおっちらペダルを漕ぎました

釣り場に着くと周囲の桜は七分咲きになっており、見た目は春爛漫の様相。ただし、寒風が吹き荒び身震いするような寒さです

池を覗くと早速常連のタナゴ師達が数人で固まって賑々しく話しながら釣りをしていました

常連さん達に挨拶して様子を聞いてみると、


”今日はここ数週間で一番ダメ”

”今日は寒くて全然ダメ、この辺はアタリあるよ”

”全部で10匹タナゴは一応2匹釣れてるけどクチボソばっかりだね”

”カイロ持ってくればよかった”


とのこと… うーん…


”隣空いてるから入れば?”と気を遣って頂いたのですが、見た感じあまり隙間がなかったのと、自分の釣りがしたいのでお礼を言って別の場所を探してみました


常連さんのちょうど対岸辺りまで池沿いを歩いて、なんとなく雰囲気のある場所を見つけたので、釣り座を構えることにしました

本日の仕掛け

本日の仕掛け タナゴ釣り用連動シモリ仕掛け

竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
ウキ:ささめ 匠技 淡水小物ウキ斜め通しタイプS
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:オーナー タナゴハリス
針:がまかつ 極タナゴ 極小
エサ:マルキュー タナゴグルテン

この仕掛けはいつも僕が小物釣り汎用で使っているタナゴ釣りの仕掛けですが、ちゃんとタナゴを狙うのは久々です(笑)




実釣開始


今日はゼロバランスでやってみました


この日は前日から気温が8℃程下がったので、おそらく魚は沈んでいるだろうと思い、しっかり深めのタナ(60cm~70cmくらい)を意識して狙ってみました

最初に選んだ場所で10分程度粘ってみましたが、うんともすんとも言わないので3歩程横に移動してアタリが出る場所を探しました

(タナゴ釣りはよく場所を動かずに辛抱強くエサを打って魚を寄せるのが大事と言われますが、僕は自分から動いて魚がいる場所を探る方がより早く釣れると思っています)

横移動を繰り返すこと4回目でやっとアタリが出る場所に出会えたので、しめしめと、いつものように大きめのエサを付けて仕掛けを打ちます


微細なアタリをなんとかアワセて、最初に釣れたのはモツゴだったのですが、なんとなく対岸に陣取る常連の目を気にして写真を撮りませんでした

その後もポツポツアタリがあって4匹ほどモツゴを追加しました


この釣り場は自分の行動範囲の中では珍しく、タモロコよりもモツゴが優勢な場所です

最近通っている池とは違いここのモツゴは婚姻色が出てる個体は少なく、お腹の大きなメスも釣れませんでした

環境が違うからか、水系が違うからか分かりませんが実に不思議です



邂逅…

そうこうしているうちにモツゴのアタリとは違うフワフワとかツンとしたアタリが出るようになりました

久々に見たのであまり自信がないですが、おそらくタナゴのアタリだろうと検討をつけて、前アワセで合わせを入れると……またモツゴが釣れました

んーー!今年もタナゴは少ないのかなぁ?と思いつつ釣りを続けていると、フナをバラしたり、モツゴをバラしたりと、バラシが増えてきました

仕掛けごと針も使いまわしているので針先が鈍ったかな?と思い、針先を爪に立ててみるとちゃんと刺さったのですが、

なんとなくベストな刺さり具合ではないかも?と思い針を交換してみました

心機一転またフワフワとしたアタリが出始めたので、糸ウキに出た僅かなアタリにアワセると…キビキビとした手応え!


やっと会えた今年初のタイバラ様!

久々に釣れた美しい菱形に思わずテンションが上って写真を撮りました

まだ色は出てないですが、滲み出るような輝きがあって綺麗ですね~


なんとか一匹ひねり出して気負いが抜けたところで再びのフワフワアタリ…!

スパッと合わせるとビビビッという手応え!!


名は体を顕す、バラ色を纏うタイリクバラタナゴ

何度見ても見惚れる目が覚めるような美しさ

思わず息を呑みました

この輝きが見たくて、ついついタナゴ釣りに来てしまうのですよね…


この一匹に会えたらもう満足だな…と思ったのですが、まだアタリがあるのでついつい釣りを続けてしまいました(意志が弱い)

その後もクチボソをポツポツ追加していくと、少し見慣れない魚が釣れました

どなたでしょう?

タモロコとは明らかに違う銀色の輝きとスマートな体系、体の大きさに不釣り合いなt目のサイズからしてそれなりに大きい魚の幼魚だと思います

僕の見立てはオイカワの幼魚なのですが同定は専門分野ではないので、多分オイカワ?くらいにしておきます



その後も

多分ヌマチチブ

多分スジエビ

と、バラエティ溢れる面々が釣れたり

それなりにやる気のあるモツゴ

ややくたびれたタナゴ

などなど、気がつけば五目釣り達成してました。

フナを二回ばらしたので、フナが釣れていれば六目だったのになーとなんとなく残念ではありましたが、淡水小物で五目釣りは久々なので達成感はありました

釣り場に着いた瞬間からかなり冷え込んでいて、寒さを我慢しながら釣りを続けていましたが、16時頃から風が強くなりアタリが減り、エサも切れたので納竿しました。


本日の釣果




寒い中十分釣れたほうでしょう


 

この日は最初から最後まで寒風が吹く、春は名のみの風の寒い一日でした

三寒四温とはよく言ったものです

最初検討付けた通り深タナ狙いがハマってなかなか満足のいく釣りができたと思います



本日の釣果

モツゴ   約20匹

タイリクバラタナゴ 5匹

オイカワ  1匹

ヌマチチブ 1匹

スジエビ  1匹



この日の反省

貧乏性で針を使いまわしているせいか自分では分からないレベルながら針先が鈍っていた感じがありました

家に帰ってからもう一度確認してみると、たしかに新品の針よりは刺さりが甘くなっていました(普段の釣りなら使えないレベルではない)

常日頃”釣りは針が一番大事”だと口にしておきながらのこの体たらくなので情けない…

タナゴ針の研ぎの世界には手を出さないと決めているので、また新しく針を結ばないと



針に迷ったらまずは極タナゴから始めましょう。初心者からベテランまでみんな愛用していてよく釣れますよ

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