釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/07/31

2022年7月 ホソで小物釣りをしていたらまさかの魚が釣れた

今回は最近定番になっている夕涼み釣行で小物釣りに出かけてきました
思わぬ魚が釣れてびっくりしたのでまとめておきたいと思います



毎日オイカワを追いかけるのもさすがに飽きるので、久々にタナゴ釣りのできるホソにやってきました


今回メインで狙っているのはタナゴではなくフナです

ここのホソは夏以降にフナが非常に活発になってきて数が沢山釣れる楽しい釣り場なので、フナと遊ぼうと思ってやってきました

とはいえフナだけでなくたまにタナゴが混じったりするのもまた一興。多様性の恩恵ですね

まずは例年フナの魚影の濃いホソから…と思って覗いてみると、なんだか水が多い感じ

大増水


一昨日夕立が降ったので、その余韻がまだ残っているようです

ここは元々深さのあるホソなので、増水していると愛用のひなた4尺だとちょっと厳しい感じ

ということで、久々に6尺の小魚名人を取り出して釣り座を構えて準備しました

本日の仕掛け

小物釣り汎用斜め通しウキ連動シモリ+プロペラ仕掛け

ダイワの渓流用仕掛け巻き、面白い機構があって結構いいです


竿:OGK 小魚名人 1.8m
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.5号
ウキ:ささめ針 匠技 淡水小物ウキ斜め通しタイプS
ウキ止め:ウレタンパイプ
プロペラ:飴の袋から自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:ホチキス芯自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:新虹鱗タナゴ
エサ:タナゴグルテン、自作ミックスエサ、アカムシ

久々のOGK小魚名人








実釣



フナ釣りなのでまずは底を取って…とタナを調節しようと思いましたが、タナ取りゴムを持っていかなかったのもあり調整にてこずりました

やっぱりタナ取りゴム大事だなぁ…

両サイド、真ん中と順番に探ってみましたが、増水の影響かかなり渋め…かすかに反応があったの日向側の壁際を丹念に探っていくと…コツコツというアタリ

ピンッとアワセを入れると~


タモロコ


タモロコ


タモさん連打 フナはいないかなー?と際を流していくと、ツンツンというタモロコとは違うアタリ、これは…!?

アワセると水中に桃色の魚体が舞います!


タイバラ様~


色もハッキリ、体躯も充実した良いタイバラが釣れました

うーん婚姻色バッチリで背中も張っていて綺麗なタナゴです。胸を打つビューティーさですね

いっそタナゴ狙いにしようかなと思ったり…?


その後はウキに元気な反応が出続けて…


タモさん!

タモさん!!

タモさん!!!

と、タモロコ連発!

元々タモロコが多いポイントではあるのですが、こうも続くとちょっと違う魚が見たくなります…

なんて思っていると、ツン!という独特のアタリ!


タイバラ(メス)


さっきのオスのつがいでしょうか?お腹パンパンのタイバラが釣れました

いずれにしても久々にここでタイリクバラタナゴを釣りましたが春頃に比べて一回りくらいボリュームが増えたような感じがします

大雨が降ったり、やたらに暑くなったり、減水したりと色々ありながらもしっかりと成長してて偉いなぁ君たちは…

それにしてもフナのアタリが出ないのでポイントを移ることにしました


なんかカッコいい…


どこに移動しようか悩んだのですが、結局いつも竿を出してる場所に行きました


いつもの定番ポイント

ここは複数のホソの合流地点で流れに複雑な変化が生じるので、この日のように流れがある時でも必ず水が緩んでいる場所があって好適なポイントです


奥側の草が生えてるあたりが良さげだなーと思い、そこから探ってみました

表層はメダカが沢山泳いでいてウキを入れるとウキをつついてくるのでアタリが有耶無耶になります

こういう時ウキ本体の動きではなく、ウキの流れ方に注目するとアタリがとれるようになります

なんていっていると、ウキの流れに少しの違和感

すかさずスパッとアワセてみるとグン!という手応え!!これは…!

良いフナ!


本日のメインターゲット、重みを感じられる良い小鮒が釣れました!

草の茂みのあたりは浅いタナに無数の小さいタモロコが群れていて、底付近にそれなりの魚が溜まっている感じ

写真は撮ってませんがウキが馴染む前に子魚がアタックしてきて1.5cmほどのロリタモロコが沢山釣れました

君たちの相手をしたいわけではないのだけどなぁ…と思いつつ根気よく底を狙っていくと…キュンっとウキが入りました!


親タモロコ

やはり深い所まで仕掛けが届けばそれなりのサイズの魚が反応してくれます

この状況だと練りエサよりもアカムシの方が子供に邪魔されなくて良いかなーと思い、アカムシに変えて、足元の流れを探ってみると…


ウキにツンツンというアタリ、”ははーんこれはまたタモロコだな?”とアワセた瞬間猛烈な横走り!


なになになになに!?


一瞬デカイフナでも掛けたかな?と思いましたが、フナとは走り方の性質が違います!


柔らかなひなたの竿先がグイグイと引き絞られて糸が左右を走ります

全体的に細めの仕掛けなのであまり無理はできませんが、竿の弾力でなんとか堪えて魚を浮かせると…浮いてきたのは茶色みがかった魚体

一瞬コイかな?と思ったのですが、ある意味見慣れた魚でした

まさかのスモールマウスバス!


最近ずっとルアーでバスを狙っていてボウズ続きだったのでバスが釣れた事自体は嬉しいのですが、この小物釣り場で…となると複雑な気持ちです

このサイズの子バスがいるということは当然これの親が居て、同時に大量の子バスがいるはずなので、今後のこの釣り場の未来を考えるとちょっと暗澹たる気持ちになります

偽らざる気持ちを言うと、霞水系じゃないんだから勘弁してくれという感じなのですが、これからこの釣り場がどうなって行くのか、見守っていかないといけないですね…

しかしアカムシも食べるんだねキミ…




最後にアカムシを食べに来たのは本命のフナちゃん。やはり貪欲です

そんなこんなで19時近くまで釣りをしていたらさすがにウキも見えなくなってきたので納竿しました

つくづく、通い慣れた場所でも違うエサを使うと違った表情が見られるのは面白いなぁと思いました



小物とバス


本日の釣果

クチボソ 約20匹
タイリクバラタナゴ 2匹
フナ 4匹
スモールマウスバス 1匹

そんなわけで本日の釣果はこんな感じになりました

いつものメンツに一種類肉食魚が混ざるだけでなんともいえない違和感があります


これが偶然の一匹であることを祈るのみです

今回の小物釣りは満足しつつもなかなか悩ましい感じになりました








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