前回の釣りでフナが釣れなかったのでリベンジで本気でフナを狙いに行ってみました
思うように釣れるでしょうか…ご一読ください
間隙を打つ |
今日のポイントは過去に冬にフナを釣った場所です
居場所さえ見つければ探さなくても釣れるはず…
ということで早速仕掛けを準備します
本日の仕掛け 小物用連動シモリ仕掛け/小物用ウキ仕掛け
竿:シェアーズ SOLFIESTA 小物万能竿 遊流里 15-18-21
ダイワ 渓流X硬調 24
道糸:バリバス プロバージョン ヘラVハリス 0.8号
ウキ:オーナー タナゴウキ極小
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:オーナー タナゴハリス
ハリス止め:自作
ハリス:オーナー タナゴハリス
針:がまかつ 極タナゴ 極小
エサ:マルキュー タナゴグルテン
最初に選んだポイントはこちら
流れ込みの合流点、橋の下、キクモが繁茂となかなかの条件が揃っています
冬のフナは深めのポイントにじっと潜んでいる事が多いので、流れ込みで底が掘られているようなポイントは好ポイントになります
AVのパッケージが浮いているのはご愛嬌
同じ用水路の中でも冬にいつも釣りしている場所は秋に足元の雑草を払ってくれているので
竿を出しやすいのですが、この場所は手元も対岸も岸際にセイタカアワダチソウや笹、ケヤキ、アカメガシワなどの灌木が生えていて、竿を出しづらく仕掛けも振り込みにくい場所です
たまにはこういう野趣溢れる釣りも趣深い…かな?
まずは7尺の竿で対岸の払い出しの足元を狙ってみましたが、ギリギリ対岸に届くくらいでした
身を乗り出して払い出しの周辺を狙ってみると…
アタリがないよりは嬉しいですが、フナよりも先にモロコが当たってくる感じです
もう少し底を意識するには竿の長さが足りません…仕方ないので一度7尺の竿を畳んで、8尺の竿に交換しました
30cm違うだけで底取りは簡単になるのですが、枝が多い場所なので今度は竿先が対岸の雑草に当たって仕掛けの振り込みがし辛いという一長一短
それでも隙間を縫って仕掛けを通していくと…
嬉しくないわけではないんだけど、君たちじゃないんだよなぁ…
フナはいなくはなさそうですが、ポイントを移ることにしました
暗渠化工事は現在も進行中で、二枚目の写真のあたりは一昨年からの工事によるもので、この下流側が半暗渠になっています
我が町は典型的な田園地帯で網の目のように用水路が走り、昔は”水の街”を自称していたのですが、気がつけば田畑は埋め立てられ、利便性のために多くの用水路が暗渠にされてきました
それでも地域の発展の礎であり、土豪の名前を関したこの地域の用水路だけは変わらずにあったのですが、それも時代の流れの中で徐々に埋もれようとしています
用水路なんて暗渠になってたほうがいいと思う住民も多いのかもしれませんが、地元の歴史が失われていくようで悲しいですね
閑話休題
ということで、用水路を釣り下って行くと、これまた気になるポイントを見つけました
いかにもな生活排水の流れ込み |
ゴミが大量に浮いているのが気になりますが、底に変化がありそうなのでフナがいる可能性は高そうです
払い出しの下流を狙ってみると…
モロコ2連発!
君たち元気だなあ…
想像してるより深くて、底を取れていないかもしれないので20cmほどウキをずらしての一投
ウキにアタリが出るか出ないかのモゾっとした違和感…これは…!
ハッシとアワセるとググンっと突っ込む重量感ある引き!
おりゃーと引っこ抜くと…
丸々としたマブ! |
久々にフナの引きを味わいましたが、目が覚めるナイスファイトでした!
コロコロとしたマブナの愛らしさを堪能…やっぱりフナは魚界の柴犬的な可愛さがあります
付き合うならフナみたいな女の子がいいです
それにしても、やはり仕掛けが底が取れてなかったようですね…60cm以上深さがあるとは思いませんでした
今回はウキ一つでやっているのですが、かなり冬っぽい口の使い方をするので正直ウキ一つではアタリが取り辛いので仕掛けに工夫がいるなと感じました
同じところに仕掛けを入れると…
マブ2連発!
特に抵抗なく上がってくるモロコと違って、グイグイ下に突っ込む引き味がたまりませんね~!
愛らしいし釣り味もいいしやっぱりフナは好きだなぁ…
フナに執着する釣り人の気持ちもなんとなく分かる気がします
本日のラスト |
うちの近所は"旅"なんてしないでもフナと戯れる事ができるので幸せです
ただ我が街の愚策のおかげで用水路の環境は年を追うごとに悪化してきているので、これがいつまで楽しめるのか、田んぼの担い手がいなくなったらどうなるのか、暗澹たる気持ちになったりします
流行りのSDGsが耳触りのいいアイコンではなく、本来の意味で理解され、国民全体で共有され身近な自然が大事にされることを祈りたいです
地元の景色 |
黄昏時、一塊だけ浮いていた雲 |
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