ということで、たまには魚の生命感を感じたい!と毎度おなじみ小物釣りに出かけてきました
ここのポイントは大きい用水路と手前の細い用水路の流れの合流になっていて、図解するとこんな感じ
本日の釣果
今回は水の中もやや冬寄りの雰囲気でいつものようなイージーな釣りではなく、かなり渋い状況でしたが渋い中で魚を絞り出す面白さを味わえました
いつものように自転車で折りたたみ椅子を片手に用水路に向かいました
いつもいる鮒釣りおじさんに調子はどうかと聞いてみると…
「全然ダメ! 1時間に1匹しか釣れない! 4時間やったら4匹だよ!!」とシャレた感じのパンチラインを決められました
このおじさんはいつも車で来ていて、用水路に横付けできる定点の釣り座でしか釣りをしていないのであまり情報はあてにはならないのですが(失礼)、それでも状況は厳しいというのは伝わります
とりあえず同じ水路の中でもやや深さのある場所を選んで僕も竿を出してみました
セイタカアワダチソウが咲いていました |
本日の仕掛け 淡水小物汎用仕掛け
竿:SOLFIESTA 小物万能竿 遊流里 15-18-21
道糸:サンヨーナイロン ハゼ 0.8号
ウキ:オーナー タナゴウキ極小/ささめ針 小物ウキ斜め通しS
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:オーナー タナゴハリス
ハリス止め:自作
ハリス:オーナー タナゴハリス
針:がまかつ 極タナゴ 極小
エサ:マルキュー タナゴグルテン
エサで寄せることを意識して大きめのエサをつけて同じ場所に打って行きますが、やはりアタリが出ません
どこなら魚がいるだろうかと届く範囲を手広く探っていくと、用水路の真ん中の一番深いあたりで淡い魚信があります
道糸を気持ち張り気味にして早アワセしていくと…
ファーストフィッシュ |
モツゴかな?可愛い魚が乗りました
フナはいないかなー?と底を取って探ってみますが、アタってくるのはクチボソーズなみなさんばかり…
こっちはモロコかな?
フナじゃなくて若干残念ですが、釣れるだけでも嬉しいので贅沢を言ってはいけませんね
30分程粘りましたがクチボソの類しか釣れなかったので同じ水路を釣り下っていきます
途中で何箇所か雰囲気のある場所はあったのですが、流れが急だったり水が浅かったりでなかなか思うような釣り座に巡り会えません
釣り座を探してウロウロしていると膝より下のあたりにアメリカセンダングサのトゲトゲがびっしり刺さっていました
物理的に感じさせられる秋の深まり…風情なし
最終的に移動してきたのは用水路と用水路の合流点
右奥が上流で足元の橋下に向かって流れてきていて、柵越しに足元を狙うようなポイントです
複数の流れが組み合わさってやや複雑な流れがあっていかにも楽しそうなポイントです
水面にも映っていますが、この場所は足場が高く左側から用水路の真上に木が張り出していて、本流左奥側にはなかなか仕掛けを入れ辛い感じです
でも左の笹のオーバーハングの下はいかにも雰囲気がいいです
今回一通り探ってみたのですが、アタリがあったのは以下のポイント。ピンクの円の範囲以外ではアタリは出ませんでした
改めてプロットしてみると釣れるだろうなという雰囲気のある場所でそのまま釣れたという感じではあるのですが、それぞれの場所で釣れ方が違っていて面白かったので触れていきたいと思います
まず①のポイントはオーバーハングの下を通すので仕掛けが一番入れにくい場所でしたが、一番魚影が濃くてかなり魚が溜まっている雰囲気がありました。
ここは底を取ると仕掛けが流されない程度の弱い流れがある半止水のような状態で、仕掛けが馴染むとウキにピクピクとアタリが出る感じでした
一番オーソドックスな小物釣りのアタリ方ですね
まずまずサイズ |
②は一番仕掛けを通しやすく、支流側から仕掛けを入れて流れに乗せると、橋下の明暗の少し手前くらいで良型のモロコがアタックしてくる場所でした
おそらく流れの中でエサが流れてくるのを待ち伏せていて、流れてきたエサを順次捕食している群れがいるのだろうと思います
竿先の操作でわざと仕掛けを張ってタナを変えると水面まで食いあげてきて面白かったです。モロコの水面爆発という珍しいものを見ました
今日イチの個体 背が張り出したマッシブモロコ |
勢いがありすぎてエラ蓋にハリスが絡んだ子 |
③は定番ポイントですが、案の定ここにも魚がいて釣れました。
こちらは流れの中で止めるというより底をとってからフワッと浮かせて落とすの繰り返しで誘いを入れると乗ってくる感じ
ただ理由はわかりませんが②のポイントよりも型が落ちる傾向があって、棲み分けがあるのかもしれませんが、面白いものだなあと感じました
ややサイズダウン |
狭い水路の中で同じモロコ相手でも場所によって釣れる釣れないがあったり、釣れ方のバリエーションというか最適解が違うのが面白く勉強になりました。
この場所で意識したのは小物釣りじゃなくてシーバスの釣り方だったりしたのですが、魚種が違っていても魚の居着きやすい(過ごしやすい)場所や行動パターンはある程度共通するのだなあという感覚を得ました
結構色んな釣り方を試せて楽しかったのですが、陽の入らない水路だったこともあり16時半を過ぎたあたりからウキが見えづらくなり、17時前には完全にウキが見えない状態になったため納竿しました
モロコ(モツゴまじり)25匹程
今回いつも会えるフナの皆さんには会えませんでした。おそらく同じ水路の中でも一段深い場所か、更に下流の水路に移動したのかと思われます
フナを追って行くのも楽しそうですし、モロコに修行をつけてもらうのも面白そう。あとあんまり狙う気はしませんが、水路の下にナマズがいたのでナマズを狙って釣ってみるのも面白いのかも
17時でこんな暗さ もうすぐ冬が来ますね |
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