結果としては本命のポイントには入れなかったのですが、側の用水路で釣りができたので記事にしたいと思います
冬枯れ |
何度か釣りに行っているポイントの周辺をグーグルマップで観察していたところ、ちょっと気になる場所を見つけました
水路が交差していて、農閑期で周りになにもない場所なのに車が数台…絶対釣り人だろこれ…的な勘が働いちゃうわけです
で、実際に自転車を10分ほど漕いで現地に行ってきました
農道には写真のまま車が4台程停まっていて、釣りをしているおじさん達がいました
挨拶がてら話を聞いてみると、水路の交差地点だけが一段深くなっていて魚が溜まっているそうで、今は食いどまっているけどそれなりに釣れるよとのこと
仕掛けは二本針の伝統的なフナ釣り仕掛け、小さい玉網をお持ちなのでおそらくフナやコイが釣れるのかなという感じでした
ただ釣れる雰囲気のある場所は非常に狭く、見立てではキャパは最大二名。ちょうど二人で釣りをしていたので僕が入る隙間がありません
どうしたもんかなと周りを見渡すと、そういえば地図では横にも水溜まっていたな…と思い出し、横に移動してみると…
雰囲気しかない |
若干浅いけど、勝ちましたわ…という感じの水路 左奥の土管から排水があり、手前に向かって緩やかな流れがあります
魚っ気はありませんが、まあ流せば釣れるでしょ…ということで土手に園芸シートで釣り座を作って座り込んでの釣りの準備をします
本日の仕掛け 小鮒釣りシモリ仕掛け
竿:ダイワ 小継渓流X 硬調24
道糸:ナイロン0.6号
ウキ:セリア シモリウキ
ハリス止め:自作ハリス止め
オモリ:板オモリ
針:まるふじ 秋田狐スレ2号 ハリス 0.4号
エサ:マルキュー タナゴグルテン
著者近影(笑 |
こっちの茂みの中、魚いそう~ |
いつもどおりタナゴグルテンを大きめにつけて遠近中と探ってみますが、なかなかアタリが出ません
風が強く気温が低い日なので、水温も低くて魚の活性が低いのかもしれません
丹念に枯れ草の茂みの中や水際を攻めてみます
流れていくシモリウキ |
底に変化が多くて、深いところでも25cmないくらいのなかなか釣り辛い難所ですが、こういう場所ではシモリウキは深さに対応しやすいのがいいですね
茂みのキワを通る水中ウキのわずかな違和感にアワセてみると…
よく釣れたな… |
来ましたマイクロクチボソ…!
このサイズメインだと厳しい釣りになりそうで不安になります…
今日はバッカンを持ってきていないので即リリース
その後対岸のオーバーハングの下でアタリが頻繁に出るようになったのでそこを集中して攻めていくと…
まあまあモロコ |
尾びれに向かって入った紺色のラインが複雑な輝き方をしていて、熱帯魚のパールダニオみたいで綺麗です
右奥の仕掛けが投げ入れられない、枯れ草同士のせり出しの下に流れに乗せて仕掛けを流していくと…
もいっちょモロコ |
渋い状況の初場所から出てきた魚は値千金、いつものモロコですがいつもよりも綺麗に見えてしまいます
同じポイントを狙おうとまた仕掛けを流していると、枯れ草の間からチチィッという鳴き声とともに高速で深緑のギラッとした輝きをまとった鳥が飛び出してきました
僕の目の前で右に方向転換していったので胸のオレンジがはっきり見えました
”カワセミがいるのかぁ”と思わず声が出てしまいました
残念ながら写真に撮ることはできませんでしたが、ドキっとする羽のギラつきは胸に響きます
地元でも何箇所かカワセミが居るポイントがあるのですが、こんな田んぼの真ん中の水たまりにいるとは予想外
そういえば、釣りをしている人よりも停まっている車が多い気がしていたのですが、カワセミ狙いのカメラおじさん達なのかもしれませんね
それにしても、この場所は魚はたしかにいるのですが、居る場所、タナが限定されているといった感じ
モロコ以外も狙ってみたいのですが色々探ってみてもモロコが追加されるだけで、どうにもモロコ以外はお留守な雰囲気です
ラストワン |
本日の釣果
モツゴ 1匹
モロコ 6匹
雰囲気のある場所でしたが、釣果はいまいちふるいませんでした…まあ本命の場所に入れてないのでなんともいえませんが、釣れただけよかったかな?
用水路の交差点はまた今度常連さんがいないタイミングでやってみたいと思いますが、どうも常にいそうな雰囲気だなぁ…(笑
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