今回は食べるためにブルーギルを釣りに行ってみたら、何故かバスが爆釣した記録です
実釣
まずはブルーギルを狙って前回と同じエサ釣りでスタート!さあじゃんじゃん釣れろ!!
…シーン |
前回あれだけ釣れたのに完全に沈黙…!!
魚が回遊してるのかスレたのか…
前回のデカギルからは比べるべくもない小ささですが…
エサ釣りだって簡単じゃないんですよ
ということでエサ釣りは早々に諦めて、竿を持ち替えてダウンショットリグでコリコリとボトムをズル引きしていると…コンコンとアタリ!
ゴゴン!と一際大きくアタった瞬間にアワセてみましたが、やたらに竿が曲がってアワセが吸収されたような感じの後にエラ洗いからのバラシ!!
ギルかと思ったらバス!!
”バスも食ってくるんだなぁ~”なんて思っていたら、またコンコンとアタリ!アワセ!!今度はデカい!!エラ洗い!!バラシ!!!!!
最初のは15cmくらい、2回目のバラシは30cmくらいのバス…おかしいフッキングが全然決まらない…と思って何気なくドラグを確認するとズルズル…
管釣り用に買って久々に引っ張り出してきたミラベル、ドラグが管釣りの設定のままでした…
ULだから竿が曲がっているだけだと思いこんでドラグが出ているのに全然気付かなかった…素人か…?(素人ですが…
というわけでドラグを締め込んで三度探ると…ヒット!思いっきりアワセて針を掛けます!
相変わらず子バスのようですが、なかなかいいファイト!竿がギュンギュンに曲がるくらい走ってくれます
管釣りのマスとは全然違う手応え!これは楽しいぞ!
色はなんとなく良さそう感があるダークブラウンブルー/ギル/クリア
以前にゲーリーの川辺氏が最初に揃えるべきカラー3色としてオススメされていたうちの一色です
多分ここにも居るであろうゴリっぽいイメージで選んだのですが、偶然ギル要素も入ってますね…
ルアーの色選びはなんとなく難しい印象がありますが、基本的には釣り場の水色や天気に合わせたベースカラーに薄い色、濃い色、その中間の3色を選ぶと良いみたいなのはどのメディアプロも異口同音に言っているので大体それが当たっているんだと思います
あとは季節ごとのベイトに合わせた色使いを意識すればいいのかな?と思っていますが、チャートやピンク、パールホワイトなんかの自然界には異質に思えるカラーが効くことも多々あるので奥が深いですね
僕の場合は釣り方(リグ)とベイトのいる場所のマッチを意識してワームを選ぶ事が多いですが、魚が”エサっぽい”と認識したから食ってくる”だけ”ではないのがルアー釣りの面白い、そして簡単ではないところなんじゃないかなあと思います
閑話休題
さてそんなわけで反転流の中でゴロタがゴロゴロしているところをズルズルと引いては10秒ポーズを繰り返すスローダウンな釣りで丁寧に探ってみました
3投目くらいでコツっとアタリがあったのですが、慌てずにポーズを入れて次に動かした瞬間にグン!!と竿先が持っていかれたのですぐにスラックを巻き取ってスイープにアワセ!!!
ULだと思いっきりアワセても竿に力が吸収されるので感覚が難しい!!
しっかり乗ったようで掛かった魚が一気に走ります!
猛烈な走りなのでドラグを緩めます!!が、クイックドラグとダイワのATDに慣れた身体にはシマノの小口径リールのドラグ調整はかなり異質で大変!
バレないでー!!!と祈りながら思いっきり竿を引き絞ってくる魚とやり取りをします
慌てて竿を立てて引きを竿全体で吸収します
ドラグ出したり絞ったりで引きをいなしてなんとかキャッチ!
大きすぎもせず小さ過ぎもしない、ちょうどいいっていうのはこのくらいの事を言うのでしょうね…
相変わらずダウンショットのアワセのタイミングが分かっていないので5カウントくらい待ってからもう一度引いてみると乗っていたのでアワセて巻き上げます
小ぶりながらもググググーッと走る引き味を楽しみつつ抜き上げ
本日の釣果
スモールマウスバス 3匹(+2匹バラシ)
ブルーギル 1匹
釣れないバス釣りおじさんこと僕がバスだけで2バラシ3キャッチとは、本当にいつもと同じ河川なんだろうか…?というくらいの釣れっぷりで正直自分でも信じられないくらいです
これはリグが状況にあっているってことなんだと思いますが、ダウンショットリグがこんなに釣れるとは思いもしなかったので驚きです
大きいバスの胃から出てきたのは…ボトムアップのブレーバーかな?針はなかったのでワームだけ食いちぎったのかもしれません
あと小魚のヒレなんかがあったのでベイトフィッシュを意識しているバスなのかもしれません
大きいブラックバスは開いて塩をして一夜干しに、その他も塩してから丸干しにしました
オマケ① 再現性はあるのか?
このダウンショットリグの釣りに再現性があるのか確認したくて翌日も釣りに行ってみました
タックルもリグも同じ |
ちゃいちぃバス |
こちらのカラーはどうだ? |
釣れました |
再現性もバッチリでした…なるほどこういうバス釣りもあるのだなぁ…マイクロ?ダウンショットかなり釣れますね人気があるのも納得です
今までネコリグで釣っていた時には釣り漏らしていた魚を拾えると考えると、どうしても一匹釣りたい!とかボウズのがれにはかなり良いのかもしれません
ただこのリグはサイズを選べないのが悩ましいですね
ワームを大きくすれば良いのかもしれませんが、なんともかんとも
オマケ② 魅惑のバス料理
今回はギルを食べるつもりで準備していったのでしっかり脳天締めしてから綺麗な水で血抜き処理して冷やして持って帰りました。そんなわけで鮮度は抜群!
今までの経験上地元河川のバスは体表のぬめりやヒレが川臭いので、捌く前にヒレはハサミで落とし、体表は鱗を落としてから塩で揉み洗いした後にお酢をかけてヌメリを凝固させて包丁でこそぎ落としました
せっかく命をいただくのだから美味しく食べてあげないとね!
大きいバスは腹開きにして塩を揉み込んでから一夜干し、小さいバスとギルは丸干し、追加で釣ったバスは腹開きにしてからマキシマムを振ってからオリーブオイルで焼いてみました
見るからに旨そう |
バスの開き、丸干し、マキシマム焼き、ギルの丸干し |
開きはもう少し塩を強くしても良かったかなと思いましたが、まずまず
丸干しはどちらも美味しかったですが、ギルはエボダイっぽい味がして旨味が深いなと思いました
一番シンプルなマキシマム焼きがかなり美味しかったので今後我が家の定番料理になるかもしれません
丁寧な処理をしたおかげかどの魚も臭みなどはなく、普通に美味しい魚料理だったので普通にオススメです
ちなみに今回街中の釣りでナイフを取り出すのは若干気が引けたので愛用の魚処理用のハサミを持っていきました
ささめ針のヤイバ魚締めマルチシザースは閉じた状態でピックとして脳天締めができて、切れ味の鋭いハサミでエラを容易く切れるので魚の処理が上手になりますよ
オススメです
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