釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2023/06/01

小ネタ 公式リペアサービスを利用してTHE NORTH FACE Shuttle Daypackを修理してみたよの巻

 今回は愛用のカバン、THE NORTH FACE ShuttleDaypackの修理についてのお話です



僕の釣りの相棒が綺麗になって帰ってきました

皆さんは釣りに行く時にどんなカバンを使っているでしょうか?

僕もいくつか愛用のカバンがあるのですが、中でも一番長い付き合いなのが、THE NORTH FACEのShuttle Daypackというリュックです



このカバンは8年の発売当時に買ってからずっとお気に入りで、日常の買い物や通勤、遊びにと幅広く使ってきました

このカバンの何が良いかと言うと、まず何よりもカチっとしたデザイン

ビジネスユースモデルなのでアウトドアブランドながらモダンでかっちりした長方形なのがクールで格好いいと思います

僕は釣りメーカーのアパレルやバッグは釣りっぽすぎるのが苦手で、こういうビジネス寄りでヘビーデューティー対応みたいなものに惹かれます



メインの素材は1050デニールのコーデュラバリスティックナイロンで、厚みと強度があり、ある程度の撥水性もあり、さらに止水ファスナーによって内部への浸水を防げる構造



そして高さが46cmあるので短めのパックロッドがギリギリ収まる寸法かつ容量が約25Lと一釣行に丁度いいサイズで、まるで僕の釣りのために誂えられたのでは?と思ってしまうくらいです

ショルダーハーネスの構造が優れているのか、それとも配置が良いのか、重い荷物を背負ってもかなり軽く感じるためどこにでも背負って行きたくなる感じがあり他のカバンよりも特によく使っていました


そんなわけで僕の釣りの相棒としてタナゴ釣りやハゼ釣り、バスや海のちょい投げや船釣りなど色々な釣りについて来てもらいました



故障




とはいえ長年酷使してきたおかげで徐々にガタが出てきてしまいました

最初はメインコンパートメントのファスナーが一部壊れ、次にショルダーハーネスがほつれ…と普段から力がかかりやすい場所や、頻繁に動かす場所から順に壊れてきました

手縫いで直せる場所は自分で縫ったりして騙し騙し使っていたのですが、今年の2月についにメインファスナーが修復不可能なレベルに壊れてしまいました

※そもそも旧型のShuttle Daypackはデザイン的に止水ファスナーに負荷がかかりやすく、そこが脆いという評判があるようです



メインファスナーのほつれ


ファスナーの歯抜け


ショルダーハーネスのほつれ


留め具の欠損


あちこちくたびれてはいるけど見た目は綺麗


8年も使ったしさすがに潮時か…と思いつつも、先述した通り本体はかなりタフな素材なのでパッと見はまだまだ使用できそう…それに長年連れ添ったので愛着もあります


ファスナーとストラップさえ交換できればまだまだ使えるのでは…?と思いネットでバックパックの修理を請け負っている業者を探してみました

カバンの修理自体は請け負っている業者は結構多いのですが当然ながらかなり高額。結局どこを調べても新品を買うよりも修理代のほうが高いという感じでした



修理

 これはもう諦めるしかないかーと思っていると、THE NORTH FACEの日本代理店であるゴールドウインが自社ブランド製品の修理を請け負っているという情報を見つけました!


ゴールドウインリペア受付サービス


 藁にもすがる思いでネットで連絡を取ってみると、ゴールドウイン取り扱いブランドであれば一度修理工場に送り修理可能かどうかを確認した後、可能であれば有償で修理を請け負ってくれるとのこと

故障箇所の写真と、修理を希望する部位の情報、購入履歴と本体のタグの写真が必要とのことでそれらを送ってから更にカバンを送付して待つこと2週間ほど


メールで修理可能と返信があり、今回は4箇所あるファスナーのうち壊れている2箇所と、ショルダーストラップ2本を交換してもらうことにしました

この際残り2箇所のファスナーも新品に交換しても良かったのですが、くたびれた部分はこれまで使ってきた証みたいなものなので残してもらうことにしました

この時点で見積もりが発生して、価格は気にしないつもりでしたが、思っていたよりも倍以上安かったのは嬉しい誤算。そのまま修理をお願いしました



帰還


どうもリペアサービスは人気があるそうで、修理工場は結構混雑しているそうです

完了まで3ヶ月程度見てくださいとのことでしたが約2ヶ月後に修理が終わり発送しますと連絡がありました


そんなわけで箱が届きました


開封!



おかえり相棒!



下が修理済みのファスナー、上が元々のファスナー



ファスナーの材質が変わってます(おそらく現行品と同じかな?)




修理後の方はマットな感じです

ショルダーハーネスもまるっと交換して貰いました


こちらも現行モデルのハーネスっぽいですね


プラパーツも当然新品に



壊れていた部分は全て修理完了して綺麗になって帰ってきました

補修跡は全く気にならなくて、壊れていた部分は全て修復されてます


気になる修理費用ですが、ファスナーニ箇所とハーネスの全交換で掛かった費用は6,600円でした


文句の付け所のないパーフェクトな仕事に感激しましたが、ほぼ材料費しか掛かってないような…

ありがたいのですがなんとなく申し訳無さも感じますね



外装は綺麗なのですが、内部のコーティングなどは若干へたり始めていて今後どれくらい使えるかは分かりませんが、もう限界!ギブアップ!となるまでは使い続けていきたいと思います


ありがとう、ゴールドウインリペアセンターの皆さん

心のこもった丁寧な仕事にただただ感謝しています


オマケ


修理中に代替品として現行のShutle Daypack(変な色)を買いました

旧モデルと比べるとロゴが大きくなっていたり、パーツや細部のデザインが異なっていて、特にファスナーの角部分は負担がかからないように設計変更されていました


ニュートープグリーンという色だそうです



トープはフランス語でTaupe:モグラという意味だそうです。新モグラ緑

この色なんとなく人気がないのかやたらに安かったのですが、お買い得感があってよかったです。今後はこちらも弟分として大切に使っていきたいと思います






ちなみに大人用アイテムはこのような手順で有償修理ができますが、キッズラインの製品は基本修理代が無料だそうです

環境保護への取組の一環らしいですが、すごいですねぇ…

取り扱いブランドによって修理方法は色々異なるそうなので、気になった方はまずは公式ページをご覧いただくと良いと思います


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