雨絡みのド茶濁りシーズンにバスを求めて地元河川を釣り歩いてみました
キンシバイが咲いてました |
漢字で書くと金糸梅。梅雨時のどんよりした空気に明るく咲いてくれる素敵な花です
DAY1
本日は小雨予報の中、中学生の頃によくバス釣りをしていた用水路にやって来ました
あの頃は安物のベイトタックルにスピナーで子バスを釣ったり、ウキ釣りでミミズで子バス釣ったり、と大物には恵まれませんでしたが楽しかったなぁ…
思い出の釣り場 |
90年代のバス釣りブーム当時、当時通っていた塾の講師のお兄さんと釣りをしたり、友達が川に落ちて流されたりと楽しい?思い出が沢山ある釣り場です
久々に来ましたが川の様子自体は昔と変わらないかな…柵がちょっとボロくなってる気はします
あと近所の人が野良猫を飼うために周囲の公共施設に手を加えてて不潔な匂いが漂っているのがちょっとアレ…飼えないならエサやるな……
水温は19℃ |
天気が悪いからか若干温度が下がってますね…さてバスは釣れるかな?
本日のタックル
バス釣り汎用パックロッドタックル
ロッド:シマノ フリーゲームXT S70ML
リール:ダイワ ルビアスLT 2500XH
道糸:シマノピットブル8+ 0.8号
リーダー:シーガー グランドマックスFX 2号
スナップ:ダイワ 強軸スナップ ワイド S
フック:自作FPPストレートもどき(がまかつタチウオ針2/0)
ルアー:OSP ドライブスティック 4.5in ノーシンカーバックスライド
実釣
ここも農業用水のご多分に漏れずとにかく真っ直ぐで魚が着くような場所が少ないのですが、この用水路は底にゴロタが入っていてガチャガチャしているので案外良いような…?
雰囲気のある場所を探し歩いて、いい場所では竿を出してみました
モッサリ |
変化に乏しい川の中で大きなベンドのインサイド側、抽水植物が茂っていました
正直魚がいるならココだろうな…という感じの雰囲気があります
ただいつものネコリグだと浮草のカバーを抜けられないので、実績のあるドライブクローのジグヘッドリグを落としてみました
足場から水面まで距離で3m、高さで2mくらい離れているのでなかなかキャストが難しい…手前はツタ状のノウゼンカズラが茂っていてやりにくいったら無いです
手前のブッシュは魚からはこちらが見えなくなるので有利な要素でもありますが、そもそもキャストができないのでは釣りになりません
カバーの中や際に仕掛けを振り込んでいきますが、ナマズが一匹逃げていったくらいで特に反応はありませんでした
うーん、こんな素敵な場所でダメだと釣れる気がしない…
(意外とナマズタックルでトップの釣りするといいのかもしれないなあと後で思いました)
転戦して良く行く橋下に移動
先行者がいたので挨拶してみると、なんと以前にお会いしたコイ師の方でした
うちの地元河川は30年前はコイ師が沢山いて河原に物干し竿が並んでいたものですが、最近はとんと見なくなったなぁと思っていたのですが、先日バスを探し歩いていたらこの方に出会いました
今ではコイ師自体が結構珍しいのに若い人なのでより驚きました。今回はウナギ狙いだそうですが釣れないので納竿予定とのこと。情報交換をしてみると最近はコイ以外にもハクレンやソウギョなども釣られているそうです
大物狙いで色んな魚を狙う釣りもロマンがあって良いですねぇ…同じ川でも色々な魚を狙うことができて釣りの幅があるのは生物多様性の恩恵を感じます(ほぼ外来魚ばかりなのは思う所があるけれど)
色々語ってますが要するに釣れませんでした
ハクレンが群れてました |
4年前はそこまでハクレンを見かけなかったように思うのですが、この2年ほど急増してるような気がします
こっちの川の水は甘いのかな?
本日のお疲れ様ルアー達 |
手を変え品を変えで色々やってみましたがノーバイトでした。新規開拓失敗って感じですが、なんとなく雰囲気のある場所は見つけられたのは良かったかな…
DAY2
仕事帰りに用水路の様子を見に行きました
相変わらずの土茶濁り |
二日前に雨が降って回復してるかなーと思って来てみたらこの白茶の濁りっぷりです
この用水路に向かう途中の水路は結構水が澄んできていたので楽しみにしてきたのですが、着いた途端にこの濁りを目にしてダメだコリャと思ってしまいました
以前も書きましたがこの用水路は周囲の用水路が最終的に注いでくる場所なので、流れも早く濁りが周辺より一段キツイみたいです
ニ連結の金○仕様(by村上晴彦) |
濁ってる時は極端に明るいか極端に暗いのがいいらしい…ということでめったに使わないチャートカラーで、重めのダウンショットワッキーにしてみました
何回か来ているポイントで水中のストラクチャーの場所は分かっているので打ちながら移動していきます
すると、岸際のストラクチャーの影に仕掛けを入れた瞬間ブルブルッとバイト!!
即アワセ!
スカッ…
乗りませんでしたが初めての魚の反応でテンションが上がります
針がかりはしてないからもうワンチャンあるかも?と同じポイントに振り込んでみると
コンッと当たったのでしっかり待ってからアワセてみると……
グリパンチャート |
フラッシングを期待してグリパンチャートの2トーンカラーを入れてみたりしましたが無反応
後で思うとクランクベイトとかを投げてみても良かったかもしれませんね
ハクっぽい小魚が群れていました |
以前もいたのですが、ハクっぽい小魚が群れていて場所によってはそれにボイルしてる魚もいて水面がワサワサしています
これは良いんじゃないのー?
水温20℃ |
いつものタックル |
ネコフリック”グリパンゴビー” |
前回はチャートでダメだったので、今回は濃いめの色を選択してみました
ここは足元にテトラが入っていて結構根掛かりがキツイ場所なのでスナッグレスネコが使いやすいです
探り歩いているとすぐ足元のテトラの隙間、小魚の群れの下にバスが!!おそらくこちらの存在に気が付いている感じでルアーを入れても完全に無視、悠然と深みに沈んでいきました
やっぱりここはバスいるんだなぁ…と、久々にバスを見て少し嬉しくなったりしました
まあ釣れてないわけですが…
ジャッカル RVドリフトフライ |
小魚を食べているなら…と思って取り出したのがこちらの新兵器
リアルシェイプのミドストワームですね
ミドスト自体あまりやったことがないのでその練習も兼ねて買ってみました
動かしてみるとシェイクに合わせて水中でロールしながら泳いできて如何にも弱った魚!という感じ
ハマるところではハマるんだろうなぁ…という印象です
これは銀粉が入った金属光沢感のあるワームなのですが、そういえばストレートワームにはそういうものないなぁ…と思いました(僕が知らないだけであるのかもしれませんが)。
あったらネコリグなんかに活かせそうな気がするのですが、ないということはメーカーが試して釣れてないってことなのか、それともパールカラーがそれにあたるのかな?
後からハネモノバサーが一人来ましたが特に挨拶もされず…シャイなのかしら…
バサー師が散々ハネモノを打ち終わったあたりを探ってるとまた足元に40アップのバスがスーッと泳いできましたが、こちらには興味ないといった感じで泳ぎ去っていきました
バスはいるけど擦れてて食い気がないって感じですねぇ…早朝とか夜ならチャンスあるのかなぁと感じました
また来てみたいと思います
まとめ
と言った感じで5月の後半の釣れないバス釣り記録でした
毎年恒例の濁りに翻弄されてあちこち釣り歩いているけど釣れないという、毎年やってる流れの再現みたいになってしまいました
地元でもトップクラスのハイプレッシャー釣り場ではありますが一応バスがいるのは確認できたので、あとはいかに食わせるかが問題なのかなと思います…何やったら食ってくれるかなぁ…?
代掻きの5月が終わり梅雨時期になると今度は雨ばかりでまたド茶濁りになるので悩ましいですね…そろそろ海の方の魚の活性が上がってくるシーズンなので、バスは今後はたまに行くくらいになりそうです
コメントを投稿