釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/11/01

2022年11月 晩秋の夕方、小鮒と戯れる

今回は夕方小一時間に小鮒釣りを楽しんできました



”釣りはフナに始まりフナに帰る”なんていいますが、僕のフナ釣りは多分始まりの方だと思います(簡単なので)



11月最初の釣り物は何にしようかなーと悩んでいたのですが、「そうだ、フナ釣りに行こう…」と思い立ち地元の用水路に出かけてきました



最初は前回カニを釣った用水路で竿を出してみたのですが、あまりにも反応が薄いため転戦を決めて毎回フナを釣って楽しんでいるホソに移動しました

ただ今回はいつもの4尺竿しか持ってきていないので若干不安です(ここは6尺ないと深場に届かないので)

さてはてどうなるかな?




本日の仕掛け


タナゴ釣り用連動シモリ+プロペラ ver2.0仕掛け



竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
親ウキ:オーナー シモリ玉0号
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:ティムコ ソフトワイヤーM グリーン
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:紅虹鱗タナゴ
エサ:自作ミックス餌/タナゴグルテン





実釣






用水路はうっすら油膜が張ってます

農閑期なので仕方ないことなのですが、取水が停まっているので徐々に水質が悪化してきてますねぇ…

先にも書いたのですがこのポイントは6尺竿の範囲で少し底が掘れていて、そこが一番フナっ気がある感じなのです

今日持ってきたひなたは4尺で一番おいしいところには届かないので、壁際を探るくらいしかできません

しかしフナ釣りはエサで寄せることができるので根気よく続ければ寄せられる…かも?



まずは雰囲気のある場所を探して左右の壁際を探ってみます

左隅

右隅

右隅

右隅



どうやら日陰にあたる右隅の方が雰囲気ありそう。タナも5cm程度ですが深いみたいです

ということで、今回は右隅にステージを作ってみることにしました

柱の裏を狙います


”ステージ作り”といってもなにか特別なことをするわけではなく、気持ち大きめにつけたエサを同じポイントに打ち続けるだけです


流れがあまりない状態ですので、魚が当たってもあえてアワセを入れないことで水中にエサをばら撒くお手伝いをしてもらいます

本命を釣るために外道と共同作業で釣り場づくりしてもらう感じです

実際どうなのかは分かりませんが、小物釣りでは小さい魚がエサに集まって捕食スイッチが入ってテンションが上ってくると、結果的に大きい魚もその小魚の群れに注意や関心、興味を示して寄ってくるように思います


天岩戸というか、騒がしいヤツがいるとなんとなくそっち見ちゃう感じというか、祭り囃子が聞こえると表に行きたくなるというか、列ができているお店には行ってみたくなるというか……

まあ人間心理を魚に当てはめるのはおかしな話ですが、何もないところよりも魚が集まっている場所の方が魚は集まりやすい気がするのです


そのためのステージとして大きめにエサを打ってクチボソなどに周囲にばら撒いてもらって、場の空気感を醸成してもらう感じです


5投ほど空合わせしてエサを狙いのスポットに落としていきます。別にエサの塊をポイントに投げてもいいと思うのですが、なんとなく仕掛けでタナまでおろしてからバラケさせるほうが気に入っています(コマセを撒く釣りがあまり好きではないので)


そんな感じでなんとなく見えない水中のステージが出来上がった気配を感じたので、ここからは本気で釣りをします




エサを気持ち小さめに付けて静かに投入、糸のなじみを見ながらウキとプロペラを注視します

(出来が悪いので)プロペラはアタリが強くないと回ってくれないのですが、水中にウキ以外の目立つ目印があることで僅かな変化も見やすくなります

すぐにプロペラの四辺がわずかに角度が変わり、魚がアタッているのがわかります

こういう水中での変化は本来糸ウキが果たすべき役目ですが、糸ウキよりもプロペラのほうが視認性がいいので、結果的に糸ウキみたいな使い方をしています

次のアタリでアワセようと思っていると、ウキがフワ…と動きました

スパっと手首を返すとグングググンッ!!と引き込むアタリ!

これはフナのアタリ方です!


綺麗な魚体ですね~

狙い通りのグッドフナ!


風で冷えた僕の手よりもフナの方が暖かく、生命を感じます

釣りはどこまでいっても自己満足の世界ですが、こうなるんじゃないかな~と予想して実際にそれがキマった時の楽しさは格別のものがありますね

まだまだ場荒れしてないと思うので続けて狙ってみます


今度は仕掛けが沈む時になんとなく違和感というか怪しい雰囲気を感じました

フワ…フワ…とアタリともいえないアタリが出るのでピシっとアワセると…

メンコイね~
まだまだいくよ~

今度は底でモジモジしたアタリ…

ナイスフナ

いつも言ってますがこのくらいのサイズ感のフナが一番コロコロとした可愛さとフナらしさを感じて一番好きです



その後10cm近いグッドサイズのタモロコが連発しましたが、今回もスケールを忘れてしまったので…残念


本日の釣果




フナ 5匹
クチボソ 約10匹



釣り始めから1時間程で日が落ちて暗くなりウキが見えなくなったので納竿しました

結果だけ見ればステージを作ってから3匹、作る前に2匹フナが釣れたので、それならステージを作った意味ないんじゃない?とも思われるかもしれないのですが、ステージを作ってからの釣れるペースは明らかに違うのでやっぱりなんとなく効果があるんじゃないかなあと思っています

今回も夕暮れの小一時間釣行でした。今度しっかり腰を据えて日中にフナ釣りやってみるのもいいかもなぁ…と思ったりしています



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