今回は管釣りに行こうと思っていたら休みだったので、大真面目にフナ釣りをしてきました
久々の著者近影 |
秋も深まり大分水の濁りが強くなってきました
さてさて、ここからフナをひねり出せるかな?
枕
この日は前日から管理釣り場に行く気満々で準備をしていました
前日の夜に管理釣り場のHPを確認して、定休日の情報はなかったので大丈夫だろうと思っていたのですが、当日の朝改めて管理釣り場でなく、管理釣り場の母体である水上公園全体のHPを見てみると月曜日定休と書いてありました
あれ、もしかして休みなんじゃないの?と思い、営業時間になってから電話をかけてみると案の定自動音声アナウンス…やっぱり休みかー!!!
※後々に確認したところ施設自体は定休ですが管理釣り場は年末年始以外は休みなしだそうです(わかりにくいわ!!!)
予定を全部キャンセルして、行ける範囲の管理釣り場を調べてみましたがどこも片道1時間半はかかる場所ばかり…
今日はもうおしまいかー!とがっかりしていたものの、やはり釣りに行きたい気持ちを抑えられず、何かしらを釣りに行こうと決めました
何を釣りに行くか悩んだのですが、そういえば明るい時間に真面目にフナ釣りをやってないな…と思ったのでフナ釣りに出かけることにしました
そんなわけで向かった場所は場所はいつもフナを狙いに行くホソ
普段は僕以外は常連の爺様が一人いるくらいのマイナーめの場所なのですが、珍しくいつもやってる場所に先行者がいたので、他のポイントを探ってみることにしました
探し歩いて見出したポイントはこんな感じの何の変哲もない用水路の壁際
パッと見た感じでは周囲よりは少しだけですが深さがありそうな雰囲気があります
雰囲気…ある……かなぁ? |
以前も書いたのですが、用水路は基本的に水を通しやすい構造になっているので変化に乏しく、だからこそ僅かでも変化がある場所に魚が溜まりやすい傾向があると思っています
いつも釣っているポイントはまさにその僅かな変化がある場所なのですが、今回はあまり変化のないポイントなので自信が持てない感じ
ただ数メートル先に水の仕切り板が入っていて、そこより下流よりは魚の密度が高い予感があるので竿を出してみることにしました
本日の仕掛け
竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
親ウキ:オーナー シモリ玉0号
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:ティムコ ソフトワイヤーM グリーン
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:紅虹鱗タナゴ
エサ:自作ミックス餌/タナゴグルテン
実釣
まずはタナ探りを兼ねて手元の壁、向かいの壁、真ん中あたりと順番に探ってみると、真ん中が一番深さがあって底が掘れているよう。といっても10cm違うかどうかくらいの差です
自分の経験則ではこのわずかな変化が魚にとっては大きな変化になる…はず。ということでまずは真ん中からステージを作ってみることにしました
いつもの自作ミックスエサに水分を足してバラケやすくして投入
手前寄りの流芯際に丁寧に仕掛けを打ってエサを打ち込みます
流れというほどの流れはないのですが、完全に止水ではないくらいのねっとりとした水の動きがあるのでウキの流れ方を見ていると、動きが不自然に止まりました
アタリでしょー!とアワセた瞬間、ズン!と想定していたよりも大分重い手応え!!
いなされないように竿を立てつつ、縦横に走り回る魚の動きをしなりと手首、肘で吸収して堪えます
多分数えたら30秒程度のやりとりなのですが、興奮しているためか妙に長く感じるファイト時間
耐えきって鼻を上げた魚は予想通り大きめサイズ
抜き上げるのは魚にも可哀想だしハリスも切れそうなので、カバンから慌てて網を出してキャッチ!
グッドサイズ! |
良い型のフナが釣れました
改めて手にしてみるとズッシリとしていて良いフナです
このくらいになるともう顔にも貫禄が出始めて”可愛い”よりは”いかつい”感じになってきますね
それにしてもこのフナ丸い
この厚みよ… |
存在感のある魚です
一匹目からこんな素敵なフナが釣れることはなかなかないので、このポイントもしかしたら結構なポテンシャルがあるのかも??
フナが結構暴れたので同じポイントは少し休ませて足もとを探ってみると、ツーッと横にウキが走ります
これはクチボソのアタリ…
写真には映らない美しさがある |
また足もとから探り始めて、ステージを作った真ん中の落ち込みを探ってみます
真ん中に入れてみると、即モゾっとしたアタリ…
キュッとアワセた瞬間ギュンと潜る!!
あの柔和な顔からは想像もできない膂力!!
ほんとフナ釣りっていいものです…
細身のマブナっぽいのから背張りのヘラっぽいのまで、5cmから15cmくらいまでのフナが釣れ続きました
たまらねぇ~!!
途中でエサを入れを水路に落としてしまい(網で回収できました)エサの7割を失ったので、最後爪の先ほど残ったエサで粘っているとまたしてもフワンとしたアタリ、クッとアワセた瞬間、糸から伝わるズシンとした石のような手応え!
間違いなく今日一番デカい魚です
かけた瞬間は暴れなかったのでゆっくりテンションをかけていくと、表層に上がってきました
扁平で縦幅のある巨大な体躯、尺前後のヘラブナです!
糸に引かれて体を横にされたことでスイッチが入ったのか、いきなり走り始めました
上がってきた姿を見た瞬間、今の仕掛けじゃ無理だな…と思いましたが、走りに合わせて移動したり竿の曲がりと肘と手首でいなしたりして1分くらいファイトしました
ただ魚が本気で身を翻してビタビタと尾を振ったところでハリスが切られてバラシました…
釣れたら今年一番の魚でしたが、残念…
真ん中あたりの濁りがファイトの跡 |
そんなわけで丁度エサも切れたので納竿としました
本日の釣果
フナ 10匹
クチボソ 10匹
タップリ |
今回は最初に狙っていたポイントには入れませんでしたが、結果的にプラスに働いたような気がします
大小様々なサイズのフナが釣れて楽しかったです
ステージを作ったら応えてくれる、やっぱりフナは素直でいい魚だなぁ…と感じる釣りでした
今年は結構小物に遊んでもらった一年でしたが、フナの狙い方を学び結構活かせるようになってきた気がします
ちゃんと釣れてくれる魚がいてこその上達なので、地元の環境とフナには感謝をしないといけませんね
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