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2022/08/19

夏休みの自由工作:セリアのメジャーにちょっとだけ手を加えて使いやすいフィッシングメジャーを作る

以前にネットで見かけて”良さそうだなー”と思っていたセリアのメジャーを偶然見かけたので購入して、ついでにちょっとだけ手を加えて使いやすくしてみました




といってもたいしたことはしてないのであんまり期待しないでくださいね(笑


近頃の百均には安くて便利そうなものが色々と揃っていてその品揃えには行くたびに驚かされますが、正直釣り具はそんなに品質が高くないので食指が動きません

ネットではセリアのメジャーが評判だったのでメジャーならいいかなぁと思って探していたのですが、なかなか店頭取扱がなくて記憶の片隅に止めたままだいぶ時間が経ちました

先日たまたま近所のセリアに用があって行ってみたら釣り具コーナーにメジャーがあるではないですか!

早速手にとってみると…



魚計測用メジャー

パッと見た感じはよくあるシートタイプのメジャーです。サイズは縦6cm、幅80cmと手に収まるコンパクトサイズ

ただこれよく見ると芯に当たる部分にはなにもなくて、頭からシートを巻いてマジックテープで留めてあるだけという実にシンプルな構造です(要するにポリエチレンのシートに目盛りが振ってあるだけ)

これでは軽すぎて使う時にすぐズレてしまい、計測する時も魚をゼロ地点に合わせづらく若干使いづらかろうと思いました

これらの問題を改善するためにゼロ地点に本立てのようなL字のアクリルなんかを当てればよかろうと思い店内を探したのですが、お目当てのものは見当たりませんでした

なにか代わりになるものはないかなーと思いながら店内をグルグルと探し歩いて見つけたのがこれ


マグネットクリップ 大


黒板にプリントを止めるのに使われたりするマグネットとクリップが一緒になってる文房具です

重さも少しだけあって良さそうです。とりあえずこれを買って帰りました





この2つを合わせると丁度僕が思っているアイテムになるんじゃないかなと思うんです



今回加工に使った工具はこちら



・アロンアルファ ソフト 低白化
・油性マーカー
・カッターナイフ





メジャー自体は広げてみるとゼロ地点に穴が空いていて、そこにマジックテープが差し込まれている構造

色々考えたのですが、ゼロ地点をマグネットに貼り付けて巻き込む構造にしようと思ったので、お尻側にマジックテープを入れる穴を開けることにしました


完成予想図


工程は紹介するほどのものではありませんが…



ゼロ地点を折り返して80cm点に重ねて



マーカーで穴部分を転写して、カッターでくり抜いてマジックテープを通す穴を空けました


ゼロ地点側は丁度ゼロメモリで折ってマグネットに余白を瞬着で貼り付け

材料費220円なり


完成~(テッテレー


まあ自作というのもおこがましい作りですが、こんな構造にすることで元のよりは使いやすくなっているはず…



CD11は11cm(本体)


使用イメージはこんな感じ

ゼロ地点に壁があると上の画像のように魚の鼻先をゼロに合わせて測れるので計測しやすくなります

懸念点はマグネットに折り曲げて巻き付けてあるので角で折り癖がつきそうなことでしょうか?





一応ラパラの自動巻き機能付きのメジャーも持っているのです

このメジャーはそれなりのお値段がする商品なのですが、メジャーの生地が厚めでクセがつかなくて測りやすく、ゼロ地点が立ち上がる構造、機械式巻取りであるためボタンひとつで自動巻き取りしてくれると良いことづくめのアイテムです

実際使っていてほとんど文句はないのですが、自転車で行くような近所の釣りに持ち歩くには若干邪魔っぽいサイズ感で重さもあるのが玉に瑕なんですよね



僕の最大魚を測ったメジャーでもあります



測ってませんが自作百均メジャーはラパラのものに比べると1/3くらいサイズ感、軽さなので身軽な釣りにありがたい存在になりそうです




だいぶコンパクトになりました




後日実際に釣れたバスを測ってみました

砂まみれでスマン…

河原で使ったので砂まみれですが、だいたい想定通りの使い方ができました

ただやっぱり折り目が気になりますね…あくまで参考程度に使うくらいの使用になりそうかな…?


改善案は思いついたので今後また加工してみたいと思います


ということで百均アイテムで作るメジャーの加工案でした



ちなみにメジャー自体は各メーカーから色々と出ていますが、正確に魚を測りたい!という人には可動式のノギスが付いている第一精工のフィッシングメジャーが個人的には一番のオススメです


   




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