釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2018/12/10

料理:魅惑(?)のセイゴ料理

 




 ゲームフィッシングといえばキャッチ&リリースが基本ですが、僕は釣った魚を食べるのも含めて釣りの楽しみだと考えているので、食べられる魚は可能な限り持ち帰って食べるようにしています
(もちろん、あまりに小さい子や卵を持っていそうなのはリリースします)

そんなわけで、東京湾奥で簡単に釣れてそれなりにおいしいセイゴは釣りの対象としてかなり好きな魚です。
今回は釣ったセイゴをどうやって食べているのかを書いていこうと思いましたが、別に珍しい調理法をしているわけでもないので、記事にする事で皆様からオススメの料理法などアドバイスを頂けたりもするかなーという下心を持ちつつちょっと書いていきます。



セイゴを美味しく食べるコツはただ一つ、下処理をしっかりする事だと思います

1.下処理
 湾奧エリアは徐々に水質改善してきているとはいえ、やはり魚の身(特に皮目)に独特の臭みが乗ったりしますので、下処理は大事だと思います。
 僕は釣りに行く時は必ず下処理用のハサミとナイフを持っていきます。釣ってからなるべく活きの良いうちに締めることで、身の鮮度が落ちず、しっかり血抜きをすることで臭みをある程度抜く事ができます。
 魚の下処理は基本的に




①ナイフで脳天締めをして
②エラを切り落とし
③ナイフで尾側の背骨(の下に通る血管)を切って
水に漬けて血を抜くというのが基本になると思います。

エラと尾側の血管を切ると丁度血管の上下を切り落としたストロー状になるため、簡単に血が抜けます
セイゴはそれほどでもないのですが、魚によってはこれをやるかやらないかでだいぶ身の臭みが変わるので少なくとも②まではやっておくのをオススメします。
鯖などは血抜きをしないと当たったりする原因になるので血抜きは大事ですね。
※魚によっては脳天締めより神経締めの方が身の柔らかさが残って良いという魚もいますので、調べてみてください(アジなんかは早めに〆ないと身がグズグズになったりしますよね)
処理が終わった魚はジップロックに入れて持って帰ると汁が垂れたりしないのでオススメです。(セイゴの場合はトゲがあるので先にヒレを切り落とすかビニール袋に入れてからジップロックに入れると安心です)

2.家での処理



 1の処理を現場ですれば、後は家に帰ってウロコを落として内蔵を抜いて、3枚おろしなり大名おろしなり、背開きなりしておしまいです。血に臭みが残るため、内臓を抜いた後、浮袋の裏、背骨の周辺に血が残っていたら綺麗に洗い流しましょう(使い古しの歯ブラシなどでこそぐのも良いと思います)
 セイゴに限っていえば、背ビレと尻ビレに鋭いトゲがあるため、捌くのに自信がないうちはキッチンバサミでこのトゲを切り落としてしまった方が安全です。
 我が家では3枚におろしてから腹骨をすき取り、軽く塩をしてキッチンペーパーに並べて一晩寝かせてから料理に使います。

 セイゴは身に癖のない上品な(悪く言うとプレーンな)味の白身魚ですので、白身魚を使う料理ならどんな料理でも対応ができると思います。

我が家では



竜田揚げ


フライ



天ぷら


揚げ物にする事が多いです。

フライはそのまま食べても美味しいですし





白身魚サンドなどにしても美味しく頂けます。

旨味はそれほど強くなく味が淡白な魚なので、下味を入れるか、味付けに工夫をすると美味しくいただけると思います 
煮物や蒸し物にも合うと思うので、今後もレパートリーを増やして行きたいと思います。
フッコサイズ以上ならお刺身なんかも楽しめると思うのですが、こればっかりは釣れてくれないと作れないので…まずはフッコ以上を釣りたいですね…!

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