釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/10/14

2022年10月 秋本番のハゼ釣り、久しぶりの新左近川親水公園

 今回は今年もハゼが比較的好調のような新左近川親水公園に出かけてきました


都内の他のハゼ釣りスポットに比べると若干アクセスが悪いのが難点ですが、都内の釣り場としては比較的ハゼの型が良い釣り場だと思います


新左近川親水公園の過去の釣行はこちらからどうぞ


冒頭にも書きましたが、新左近川親水公園は(電車釣行の場合)とにかくアクセスが悪いです

僕のように電車釣行で行く場合、まず西葛西駅まで行って、タクシーを使うか、公園まで20分ほど歩いて行くか、駅前にあるハローサイクリング(ダイチャリ)のシェアサイクルを借りて行くかの選択肢があります



ちなみに駅から釣り場までの順路はこんな感じです

ご覧の通り公園の周囲にはコンビニが少ないので、食材や飲み物は駅の周辺で確保していくといいと思います

僕は持病の腰痛があるため長距離歩くのが辛いので、今回はシェアサイクルを利用しました

駅前ポートはシェアサイクルでギッシリ(後々これが効いてきます)


あとはタラタラと公園まで行けばいいのですが、この公園は自転車の入り口が非常に分かりにくいのが難点です

上の地図で公衆トイレと書いたアタリに信号があって、その信号から右に曲がりクネクネと坂を上がると公園内に入れます

奥の信号の右手から公園内へ


公園内は結構広々としています

左側の橋を渡ってポートに行くか、右を降りて直接釣り場に行くか…




公園側のレンタサイクルポート

公園側のレンタサイクルポートは基本的に自転車が停まっていないので停め放題です

そのため、自分が乗ってきた自転車に帰りも乗れるとは限らない(他の人が借りるため)のが難点で、その場合は駅まで徒歩かタクシー拾って帰らなければいけません


とまあこんな感じでちょっとアクセスが悪いのが特徴の釣り場だと思います

サイクルポート前の階段を降りると…

これが新左近川です

新左近川は旧江戸川から水を引いて(左近川)中川に流す(新左近川)という水の通り道で、どちらもハゼの名所であるため当然ここもハゼが沢山います

赤いカヌーが浮かんでいます


新左近川親水公園はリール釣りが禁止されていますが、その理由は、写真にも写っているとおり、ここはカヌー体験ができる公園なのです

結構人気のようで週末ともなると水上ではギッタンギッタンとカヌーを楽しむ人達が沢山います

そんなわけで、釣りをするならボート小屋や桟橋があるエリアよりも下流側で竿を出すのが無難でしょう(下流は下流で競技カヌーの練習場所があるのでそこも注意)

ちなみにカヌー乗り場の周辺は結構地元のハゼ釣りおじさんたちが釣りをしてますが、ここではシモリウキで釣りをする人が多いです(そしてあまり釣れてません)

そんなわけで釣座を確保して釣りを開始します


本日の仕掛け

ハゼのミャク釣り仕掛け
竿:ダイワ ひなた中継ぎ32M/ダイワ DV-1 N320
道糸:バリバス VARIVAS4 0.6号
目印:フジノ ターボⅡカット目印 太
ビーズ:東邦産業 蛍光玉ソフト 3号
スナップ:NTスイベル インタースナップ 5号
オモリ:竿辰本店 オリジナル 0.5号
ハリス止め:オサノン 完全ハリス止 小小
ハリス:ゴーセン スーパーホンテロン0.8号
針:がまかつ 袖針1号

エサ:ボイルベビーホタテ





実釣

雰囲気アリアリ

この日はかなりのんびり目に家を出たので竿を出したのは12時半

自分の経験だとこの時期のハゼは早朝よりも水温が上がってきてからの方が活性が上がるので、そんなに急がなくてもいいかなーと思いのんびり来たのですが、さすがに昼過ぎからだと実釣時間が短くなっちゃいますね(当たり前

この場所に数年前に来た時の印象だと、この釣り場は大体足もとから4m先に船道があり、そこから岸に向かってのカケアガリにハゼがいる感じでした

ので、今回は4mの竿も持ってきて最初はカケアガリを探ってみたのですが、何故かうんともすんとも言いませんでした

今年はイマイチ数がいないのかなー?と思いつつ足元のゴロタを探ってみると…ツンツンとアタリ

たぶんアカオビシマハゼ

ウェルカムダボちゃん

まあゴロタ狙ったらそうなるよね…という感じはありつつ、アタリがあると安心できるのでもう少し探ってみます

水中に見えるゴロタの岩陰にエサを落とすと、ココッと小気味いいアタリ!ハシッとアワセるとゴゴゴン!と強烈な手応え!

ひなたのソリッドティップの穂先が気持ちよく食い込みつつ胴で引きをいなします

上がってきたのは…!

ウロハゼ!!

マハゼはいくらでも釣れるのでウロちゃんはレア感があって嬉しいです

パッと見はマハゼに似つつも、フィッシュイーターらしいいかめしい顔付きがカッコイイと思います

ダボ混じりでもこういうのが釣れるならロマンあるなぁ…と思ってつい色気を出したのが運の尽きで








マハゼも混じりつつも怒涛のダボラッシュ。20匹からは数えるのやめました

気がついたら1時間経っていました…久々のハゼ釣りで感覚を取り戻したくてつい粘ってしまいました

どんなに釣れてもダボじゃ食べるところが少なすぎるので、いい加減に見切って違うポイントを探ってみることにしました


移動したついでに沖目狙いから足もと探りに釣り方を変えたので、久々にDV-1のショートモード(240cm)に持ち替えてみました

見た目は本当にクールでいい竿

どこで竿を出すかなーと歩いていると、カヌー乗り場側のほんの5mくらいの岸壁がとてもいい感じに見えました

この日の風の当たり具合と流れの当たり、ヨレ具合を見てるとかなり雰囲気がありそう

20cmずつ丁寧に探っていくとすぐにコツコツとアタリが出ました

アタリの感じが良型のハゼのアタリ方なので意外いいのいるかも?…と粘って、3投目くらいで前アタリにアワセを入れます

グッドサイズ!

前アタリをとって狙った魚をキャッチするのはミャク釣りならではの楽しみですね…うーーんハゼ釣りやっぱり楽しい…!!

そしてこの筋かなり良さそう…

一歩ずつ丁寧に探っていきます



型が良いので一匹ずつズシーン!ズシーン!と手応えがあってたまらないッ~!!!!

テンション上がりすぎて写真撮れてないですが全部で5匹良型のハゼが釣れました

ヘチ際ギリギリの釣りは北十間川で散々練習したのですが、垂直護岸がある場所ならどこでもできるので都内でハゼ釣りする方は是非覚えておくと、意外な良型ハゼと出会えたりするかもしれませんよ


ちなみにDV-1ですが穂先が硬いシャキっとした超硬調竿なのでひなたに比べると釣り味はイマイチ…釣れないわけではないのですが、ハゼ釣りにはどうだろうなあ…?僕はあまり好みではないかなという感じでした

ウキ釣りからテンカラまでバーサタイルにできることをウリにしている竿なので単純に素性の違いというかそういうものなのかもしれません


それにしても、一箇所で粘らずにどんどんランガンしていくのがハゼ釣りのコツなのに、つい最初の場所に腰を落ち着けてしまったことを後悔します…久々とはいえ勘が鈍っているなあ…と感じました


一通り釣りきったので他のポイントも探りに行きました




最後に選んだのはかもめ橋よりも下流側の開けたポイント

午後になって水が温まっているのもあるのか、ここのポテンシャル相当高い感じで、型は小さいものの一投一尾ぺースで釣れるタイミングもあったりして、これこそハゼ釣りだよな~!!と数釣りを楽しめました


本日の釣果


電車釣行の味方ジップロックにイン

10cm前後の子はリリースして最終的にこんな感じ


マハゼ 約30匹
ダボハゼ 約50匹

満足です


料理



釣ったハゼは大きいものは天ぷら、小さいものは佃煮用に焼干しにしました

ハゼ天は軽さが信条、サクフワっとした食感がたまりません…ここの川はそこまで水が悪くないので香りも悪くないです

ハゼはほとんど史上流通しない魚なので自分で釣りに行かないと食べられないので、釣り人だけが味わえる味覚です

食べたければ釣るしかない!しかも簡単に釣れる!オススメの釣り物です



今回のオチ

今回は16時半まで釣りをして自転車に乗って帰ることにしたのですが、なんとこの時間帯は西葛西駅周辺のサイクルポートは全部埋まってしまっていて返却できない状態!!

探してみると隣の葛西駅側のサイクルポートが1台空いていたので、自転車を20分漕いで葛西駅まで移動してやっと駐輪できました。

これがあるからコミュニティサイクルは怖いんですよね…

次行くときは15時くらいで上がるようにしようと決心しつつ家路につきました



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