釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2022/10/11

2022年10月 ウミボウズの傷心を地元で癒す

前回のあらすじ:朝から昼過ぎまで豊洲ぐるり公園でサヨリを狙って完全ボウズを食らった僕。釣りの傷は釣りで癒やすしかない!!ということで午後に地元で小物釣りに出かけてきました!



 俺にはやっぱりお前しかおらんねん…(誰?



せっかくの休日の釣りの思い出をボウズのままにしたくなかったので、地元の用水路の様子を見に行きました

いつものポイントじゃつまらないかなーと思いながらフラフラしていると、普段あまり釣りしない用水路の脇になんちゃらタナゴ会とか書かれた足立ナンバーの車が止まっているじゃありませんか!!

おらが村に東京くんだりからわざわざタナゴさ釣りに来るもの好きなんておるんだな~と思いつつ、5人程竿を出していたので調子を聞くとまあまあ釣れるとのこと

そもそも論、僕は釣りは孤独を楽しむ遊びだと思っているので、○○会みたいなサークル的な団体で徒党を組みたがる人達にあまり良い印象を持っていないのですが、まあそれはそれとして横で竿を出してみることにしました


本日の仕掛け


タナゴ釣り用連動シモリ+プロペラ ver2.0仕掛け


竿:ダイワ ひなた4尺
道糸:サンヨーナイロン タナゴヤマベ0.4号
親ウキ:オーナー シモリウキ0号
プロペラ:ポテチの袋から自作
糸ウキ:UVレジン製自作
オモリ:第一精工 板オモリ
ハリス止め:自作
ハリス:ティムコ ユニスレッド 8/0
ハリ:紅虹鱗タナゴ
エサ:自作ミックス餌/タナゴグルテン




実釣


用水路を覗いてみると、それなりに流れがありつつ手前に折れた草やタイヤが沈んでいて流れの淀みがあり、真ん中はフラットな感じ

まずは変化のある足元から探ることにして、いつもの通り大きめにつけたミックス餌をストラクチャーの上流に入れて流していきます

3流し目くらいからアタリが出始めましたが、ツンツン走る感じなので多分クチボソかな…と思っていると案の定クチボソがかかりました

タモロコ

その後も散発的にアタリがありますが、何かがあっていないのか魚がクチを使ってくれない印象で、アタリのわりに針にノリづらい感じです。
タナを微調整しながら探ってみると、またアタリが増えたり消えたり…なんとも難しいなぁと思いつつ、思い切って底を取ってみました

底流しの数投目で小さなアタリが出たのでアワセてみると、ズンっ!と根掛かりのような手応え
なんかゴミでも引っかかったかな?と思って引いてみるとジワジワ浮いてくるのでやっぱりゴミかぁ…と思っていると、なんとカニが水面に顔を出しました

カニ!?と思いつつなんとか抜けそうだったので引き抜くと…


紛れもなくカニ!

手に藻が生えてる

手にフサフサとした藻が生えている、そうご存知モクズガニです。あの”がん汁”の材料で有名な淡水性のカニですね

この人達の生活環は、汽水域で繁殖、海で生まれて川を遡上して成長してまた河口に繁殖しに下るという鮭の逆バージョン的な海と川を行ったり来たりする感じです

何年か前に地元の河川(海から約30km上流)でブッコミで釣ったことがあるのですが、まさかさらに細流の田んぼの中を流れる水路で出会うとは思いもしませんでした(しかも練りエサで釣れるとは…)

この水路から海に到るまでには知る限りで3箇所の小水門、2箇所の大水門があります。

ここで育った後、また大海へと還るであろう彼(彼女?)の今後のカニ人生に待ち受ける艱難辛苦を思いつつ、その行く末に幸多かれと祈りながらさっさとリリースしました

がんばれー!カニー!!!!


…ということで釣りを再開してみると、今度は足元の草陰のあたりでツンツンというアタリが出ました。ピッとアワセてみると…コブナ…


フナ…じゃない?

多分ヤリタナゴ!

パッと見は銀色のフナっ子のようですが、このスリムな体型とウロコの細かさ、模様、目の感じ、これはヤリタナゴの子供ですね!

このポイントのヤリタナゴはおそらく人為的に放されたものなので素直には喜べないのですが、珍しい魚が釣れたのは嬉しい…かも?

なんとなく底から少し上がいい感じを受けたのでタナを合わせて仕掛けを流していると、再びツンツンというアタリ!これは!!


タイバラ~

まあまあのサイズのタイリクバラタナゴが釣れました!色の出てないオス…かなぁ?やはり今日のタナは底寄りで正解のようです

その後も

フナちゃん

コイっ子

暗くなるまで飽きない程度にアタリが出続けました…やっぱり小物釣りは楽しいなぁ



本日の釣果




モクズガニ 1匹
タイリクバラタナゴ 1匹
ヤリタナゴ 1匹
フナ 2匹
コイ 1匹
クチボソ 約10匹


気がつけばなんと久々の6目釣りになりました。(クチボソも分ければ二種なので正確には7目)

色々な魚が釣れるのは小物釣りの魅力の一つだと思いますが、今回はモクズガニという意外なゲストも混じりつつ短時間でこれだけ釣れれば万々歳です



午前のボウズで沈んだ心をすっかり癒やしていただきました。ありがとう小物釣り…

ダブルヘッダーで若干翌日の仕事に不安を覚えますが、それよりも心を癒すほうが大事…ですよね?


この用水路は例年12月くらいには水の供給がなくなり酸欠が進んで終わってしまうので、釣るならいまのうち…近いうちにまた釣りに来ようと思いました。



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