いつもの釣れないオカッパリバス釣り記録3月号2回めです
柳の芽が膨らみ始めていました |
釣れそうな雰囲気はあるんだけどねぇ~~~なんでだろうねぇ……
3月最初の釣れない記録はこちらからどうぞ(読む人いるのか?)
1日目
前回から約2週間空いての久々のバス釣り
少しずつ暖かくなってきているので水の中にも変化はあるかなと思って釣りに出かけました
訪れたのは前回の釣行でも最後に行った川の流れが曲がっているポイント、なんとなくチャンスはある気がするので再び探りに行きました
以前も書きましたが、ここはこの川のなかでも数少ない流れが大きく曲がるエリアで、アウトサイドベンドにこの川では珍しい消波ブロック帯がある場所です
ルアー釣りの定石に従うならばインサイドベンドに立って浅い方に引いてくる釣りをするのが基本ですが、インサイド側は足場が悪く立ち入りにくいのでアウトサイドの消波ブロック際を探ることにしました
この川にしては珍しく流れはかなり急で、消波ブロックの切れ目では反転流が渦巻いていて…といかにも釣れそうな雰囲気はあるのですが、このポイントはこの川の中でも昔から知られたバス釣りスポット(90年代のバス釣りブームの頃から人が入っている)なので、常にバサーが立ち入っていてプレッシャーはかなり強い釣り場、果たして魚はいるのかなあ?
ポイントに着くと先行している方がいたので挨拶してことわってから下流側に入らせていただきました
その方いわく数日前の夕暮れに出たボイルを打って20cmくらいの小バスを釣ったとのことで、ちょっと期待感が湧きました
タックルはいつものフリーゲームXT S70MLとルビアスLT 2500XH |
ここの消波ブロックは岸際から2m沖まで入ってる場所もあったりして、結構根が複雑なのでまずは構造把握のためにスナッグレスネコでスタート
濁りがキツイからチャートとか? |
シルエットの強いゴリミソブラックとか? |
なるべく流れが巻いて緩んでいる所を狙っているとは言え、少しでも流れに拾われるとすぐ流されてしまうのでネコリグは向いていないかも…?(それはそう)
ノー感じ
地味めのスピナベとか? |
ネコリグで釣り歩いて大体根の感じを掴んだのでスピナベを投げてみたり
やっぱりセリアのシャッド釣れそうな雰囲気があるルアーです…これが100円か…
日が落ち始めたタイミングでインサイド側でボイルが数回あったので対岸にキャストしたりもしましたが、無反応…
何がボイルしてるのかなーと見てるとハクっぽい小魚が表層にいました
毎回表層中層ボトムと3層に分けて、巻きと放置、ナチュラルとアピールを意識してやってみているのですが、なかなか思うように結果には繋がりませんね
今回はハクがポイントになっているような気がしたので小魚を意識したほうがいいのかなあ?
2日目
前回なんとなく不完全燃焼感があったのでもう一度消波ブロック帯に出かけてきました
水は前回よりも澄んでいます |
リールはUSダイワ fuegoLT2500XH |
部屋の模様替え中でいつものルビアスが見当たらなかったのでパッと目についたfuegoLTを持ってきました
fuegoはDAIWA USAで販売されているフリームスポジションのリールです。以前にアメリカのamazonから個人輸入したものですが現在は円高のおかげでフリームスの方が安いので利点はあまりありません(他人と被らないモノが使えるというくらい?)
ギアの大きなルビアスに比べると巻き出しがやや重たいくらいでややカタ付きはあるものの特別巻き心地が劣っていたりはしないと思うのですが、総重量で約30gの差があり、たかが30gなのですが意外と持ち重り感を感じます(使っていけば気にならなくなるのですが)
この日はまずはキャロライナリグから始めました。一誠のスパテラ、お気に入りのグリパンチャートカラーでネチネチと底を一通り探ってみましたがノー反応…なんとなく魚の着いている場所に送り込めていないような感覚…
イモ風ジグヘッドでボトム転がし |
キャロで反応がなかったので、もう少しシルエットの強いイモ風ワームを転がしてみました
ゲーリーのカウボーイのテールを千切ったものです。なんとなくアリかなぁと思ったのですがナシでした
グラビンバズ風に表層をパチャパチャしてみたり、そのままスーッと沈めて中層スイミングやボトムを転がしてみたり…
相変わらず良い動きをしているね…という感じなのですが釣れません
ならばと水が巻いて淀んでいる場所にピクピクを投入して一点シェイクしてみたり…
これももう少し季節が進んだら釣れそうだなーと感じました
小学生の頃に買ったか貰ったかしたノーネームなプラのクランクベイト、フックを交換して使ってみました
サイズ感も可愛いしこれが意外といい動きをしててビックリ。浮き上がりはバルサよりはスローですがリップのおかげで根掛かり回避性も高く良い感じです
条件が合えば釣れるんじゃないかなぁ?
白黒じゃ地味すぎるかな?と思って去年買った金黒のピーナッツ2を投入
こちらはSSR(スーパーシャローランナー)で、今日使うにはレンジが浅すぎたかなあ…という感じ
この日は夕方になってもボイルが出なくて全体的に魚っ気を感じない日でした
代わりに?カモがのんびり浮かんでいて牧歌的な感じでした
3日目
つくしん坊の行列 |
この日は前回とはまた違う深さのある場所を選んで来ました
この日注文していたメイホーのケース(3010シリーズ)が届いたのでタックルケースを一新しました
いままではワームの袋にあらゆるアイテムを収めていたのですが、出し入れが面倒になってきたので思い切ってケースを導入しました
箱2個分の重さが加わったので肩への負担は増えましたが収納がスッキリしたので個人的には満足です
やっぱりメイホーはいいですね…
ネコリグは相変わらずワーム袋のままが一番効率的に収納できるので袋を使ってます
釣りをする前に全体的に様子を見ていると、護岸にテナガエビが乗っかって日向ぼっこしていました!
テナガエビが岸に隣接するシーズンは普通は梅雨頃ですが、護岸には居付きのエビも潜んでいるのでしょう
実際去年は4月にテナガエビ釣りをしたこともあるので居ないわけではないと思います
しかし警戒心ないな君… |
テナガエビがいるならエビを食ってるはず!と安直に考えて、エビに見た目の雰囲気があってるワーム…と思って選んだのはゲーリーのカウボーイから手足とテールを切り取ったいわゆる芋
上の写真でエビの横に置いてみましたが雰囲気は似てる…気がする
それにしてもワームのサイズで考えるとあのテナガエビはめちゃデカい個体ですね…歴戦の勇士といった趣があります
この芋をボトムで転がしてみたりボトムを跳ねさせてみたりしましたがノー感じでした
そういえば”テナガエビパターンの時は緑ラメの入っているワームを選ぶ”と以前に何かで目にしたのを思い出したので、ネコリグ袋に入っていた緑ラメの乗っているワーム、ジャッカルのネコフリック”プリズムシャッド”をチョイス
ルアーの動かし方って人によって違うと思うのですが、僕はワームの時はベイトの気持ち?になりきって動くことが多いです
今回はなるべくテナガエビを意識して、テナガエビ釣りをしている時に見かけた彼らの動き、たまにチーっと表層を泳いだり、小競り合いで負けたヤツが護岸から追い出されてエビキックでツンツンツンとバックしてから自由落下でフワーっと着底したりするのを脳内でイメージしながら私はテナガエビ……と思いつつ動かしました
なんて遊んでいると、流れが巻いて淀んでいる場所へのフリーフォールからの放置で緩ませていた糸が横にススーッと走り出しました
最初はん?と思ったのですが”あ、これサカナだわ…”と気が付きました(遅い)
ネコリグは長いのでビックリ合わせは禁物、ベールを上げて糸を送り込んで5秒程度しっかり食わせつつドラグ調整…その間も糸は動いているのでしっかり咥えこんでいるはず
ここぞのタイミングでラインスラックを回収して、グッと真上にリフト!
ガガガッ!!!!と乱暴なサカナの手応えが乗りました!!!
キーーターーー!!!!!!!!
水中に疾る黄金の魚体、間違いなくスモールマウスです!
久々のパワフルな引きを楽しみつつ、鼻先を左右にいなして弱らせていきます
表層に上がってきてからもパワーは衰えずに抵抗を続けるあたり、トルクだけでなく持久力もあって本当にルアーの対象として魅力的なサカナだなぁと感じます
手元まで寄せてみるとしっかりフッキングしていたのでそのまま抜き上げました
久しぶりのバスをゲットしたためか、興奮のあまり体の底から震えが出るような喜びが溢れます…っていうか手が震えてました
やったー!!
ガッポリ本気食い…ってやつ? |
自作のNSSフックもどきですが、針の形を寄せているおかげか本家とそこまで遜色なく掛かってくれました
うーん、カッコイイ… |
スモールマウスバスは黄金の魚体に虎柄が入って、喉下はブルーが載っていてとても精悍な感じの素敵なサカナだと思います
お手製メジャーで計ると37cmくらい |
後で調べてみると大体半年ぶりくらいのバスでした…痺れちゃったね…
ヒットルアーはこちら
自分ではテナガエビのつもりで動かしてみましたが、並べてみると全然似てないですね(笑)
実際サカナからは何に見えているかはサカナに聞かないと分からないのでなんとも言えませんが、今回はエビのつもりで動かして釣れたので、個人的にはベイトはテナガエビだったということにしておきます
もう一匹を狙って同じワームを今度は流れに乗せてドリフトしてみました
ある程度転がしてから細かいシェイクをしながらハンドル1/2回転で回収、10秒放置の繰り返しをしているとシェイク巻きの途中でガガッという手応え!!!
また糸を送ろうかな?と思った瞬間にはもう魚が走り出していたのでアワセを入れてフッキング!
まさかシェイクで食ってくるとは思っていなかったので焦りましたが、ドラグを調整して落ち着いてやりとり…川の流れもあるのでサカナの抵抗が強い!
足元まで引っ張ってハンドランディング!
まさか連発すると思っていなかったのでびっくりしました
先程の個体より寸詰まりな感じですが体高があってこれはこれでカッコイイ!
さっき釣ったバスとほとんど同じようなサイズだし彼らは兄弟だったりするのかな…
よーし、3匹目狙っちゃうぞー!と思ってみたものの、足元にアホかというくらいゴミが落ちていたので、先にゴミ拾い…
飲みながら釣りをしたのか分かりませんがビールの空き缶やらワンカップやらツマミの袋やらミミズの空き箱やらが散らばってました…
釣り云々以前の倫理観の問題ですね…猛省してほしい
シザーコーム |
謎のクランク |
セリアのシャッド |
デカタヌキ |
まあいろいろやってみましたがノー感じでした
久々のサカナに手応えを感じて、つい調子に乗って夕方も釣りに行きましたが完敗しました
深さがあって護岸もあるポイントですが… |
午前中のエース、ネコフリックを使ってもノー感じ |
お土産にカラシナを摘んで帰りました |
菜メシうまし |
ということで、いつもの釣れないバス釣り記録3月号vol.2
やっと釣れました!!長かったー!!!!
後になって考えてみると、日中にサカナが釣れたのは大潮の下げ8部くらいのタイミングで潮が動いていた時、かつ風が向かい風で足元の表層に浮きゴミが集まっていたタイミングでもあったので、キャストはしにくいものの足元を狙うには一番いいタイミングだったように思います
バスにも時合はあるというのが定説だと思いますが、やっぱり釣りのセオリー通り潮の上げ下げの八分を狙うといいのかなあと思いました
次回は今回やった釣りに再現性があるのかを確認しに行きたいと思います
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