釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/06/24

2019年6月 地元の川でニゴイをキャッチアンドイート!

2019年6月24日(月) 小雨 小潮


昨日の疑問「ニゴイはおいしいのか?」

ネットで調べた限りでは淡白な白身で昔は海水魚の代わりに消費されていたそうで、意外と美味しいそう…
昨日頂いたコメントでも普通に美味しいとありました。
そう言われてしまうとやはり味が気になります。

百聞は一見にしかず!
ということで、自転車で3分の近所の川に釣りに行ってきました
一応裏本命はウナギ様ですが、同じ仕掛けで釣れるだろうと竿を出します







仕掛けも餌も昨日と同じ

早速ブルっとアタリがあり、アワセると


ニゴイ!




早速の本命登場です
食べるつもりで見るとなんとなく馬っぽい顔がキスにも似てますし
均整の取れたスリムな身体も美味しそうに見えます





似て…る?


その後40cmくらいの裏本命のウナギをバラしたりしつつ、ニゴイをほれほれします。
デカいニゴイは引き味もいいので、釣り物としても意外と面白い魚かも?

結局1時間半ほどでエサがなくなったため終了しましたが、釣り上げたニゴイは大小5匹






やっぱり美味しそうに見え…ますよね?


家まで3分なので特に現場で処理はせず、台所で血抜きをしてから鱗を引いて、捌いていきます

捌いてみた感想としては、体表に川魚らしい強めのぬめりはありますが、内臓には特に臭みはなく、身は半透明の綺麗な白身で、アミノ酸のきらめきが見えます。
正直意外なくらい好印象です

なんとなく美味しいであろうという確信を持って、しっかり洗ってヌメリを落とし、血合いも綺麗に掃除して、25cm程度の中型の1匹は塩焼きに、残りは三枚におろして一晩寝かせて天ぷらにすることにしました。

焼くとグリルから若干川魚っぽい匂いがして不安になりました(笑)




箸をつけてから写真のことを思い出しました…ボロボロ

塩焼きにしたニゴイは身はホロホロと瑞々しく柔らかく、クセのない白身の可もなく不可もない味です
よくよく注意して食べると、「これがニゴイの味なのかな?」という薄〜い西京焼きのような風味がありますが、気にしなければわからない程度の味です
逆にいうと、川魚っぽい泥臭さや変な味はしない素直な白身の魚で感覚的にはセイゴとあまり変わらない感じでしょうか?
肋がやや強いので塩焼きにするなら大きいサイズの方が向いているかもしれません

これならウナギやナマズの外道として釣れても捨てなくてもいいかなー?という感じでした。


後日天ぷらについても追記します

※6月27日追記




2日寝かせたニゴイを天ぷらにしてみました

2日おいてから塩をしてみたら皮からかなりヌメリがでてしまい若干匂いが気になったので一度洗い、水気を切って天ぷらにしました。
感想としては一番大きい40cm台のニゴイは若干魚臭い感じがします。20cm程度のものは特に匂いは感じませんでした
強い骨がある魚なのですが「骨がある」と意識して食べる分にはさほど気にならないかと思います
味は寝かせた分濃厚になるかと思いましたがさほど変化がなかったように思います(洗ったからかもしれません)
成長に伴って臭みが増すというのはスズキなんかにもよくありますが、食べるなら大きいものより小型のもののほうがいいかもしれません

まとめると
ニゴイは30cm程度までのサイズが食べやすく、匂いも薄いのでおすすめ。大きい個体はスパイシーな煮物なんかには合うかも?
寝かせてもさほど旨味に変化がないので早めに捌いて食べてしまうのがおすすめ、塩をしてしっかりヌメリを落としましょう
骨が独特の形状で結構強い。意識して食べればそれほど邪魔ではない
調理法としてはオーソドックスに塩焼きが一番カンタンで味がわかるのでおすすめかも?

といったところでしょうか?

綺麗な川のニゴイならおすすめです(笑)




しかし、ニゴイ君は川が濁流でも余裕で釣れるんだなあ…新たな発見


Location: 日本、埼玉県

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