釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/06/23

2019年6月 地元の川で狙った魚を釣る

2019年6月23日(日)曇り 中潮 


6月から7月といえばうなぎ釣りのハイシーズンであり、同時に土用の丑が近づく季節でもあります
前回近所の川でうなぎを釣って以来2回ほどポイントを探り試釣に行っていますが、残念ながら釣れていません

で、本日

前日の大雨の影響で川は濁流で流速も普段の3倍ほどあります
しかし、こういう日はうなぎの活性が高まるとよく言われていますし、同時に外道が大人しくなるタイミングでもあります
そんなわけでちょっと試したい場所があったので、自転車で5分の距離の釣り場に行って竿を出してきました





地元の人なら分かる場所ですが念の為少し消します



雨の後なので足場のいい場所で釣りがしたいと思い、昼間色々見て回った中で一番足場がいい場所を選んでみました
本来であれば川の澄んでいる時に下見をして、ウナギがいそうな環境かどうか川底の様子を見ておきたかったのですが
昔通りがかりに見た記憶でゴロタが入っていたような気がしたので試してみました

夕方18時に釣り座を構えて3本竿を出します

本日の仕掛けは
道糸:PE0.8号
リーダー:フロロ3号
オモリ:カメオモリ10号
ハリス:シーガーグランドマックスFX1.5号
ハリ:流線10号、チヌ2号→チヌ4号
エサ:熊太郎スーパー太虫

シンプルな中通しオモリのブッコミ仕掛けです
流速が早かったためもう少し重いオモリを用意するつもりでしたが忘れてしまいました(笑)

仕掛けを遠近中左右に振り分けて投入しますが、底は泥と根が混じった感じの場所で、根にかかるまで仕掛けがゆっくり流されてしまいます
とはいえ目立った障害物はなさそうで根掛かりしにくい仕掛けでなのでそのまま気にせず釣りをしているとバサーがやってきました。

いろいろ情報交換してみると
・このあたりでうなぎを狙って釣ってる人(僕)を初めて見た
・最近はこの川はラージよりスモールマウスバスが多い
・この川でウナギを狙ってるっぽい釣り人はたまに見るが、実際何を釣っているかは謎
・たまに罠を使って魚をとっている人がいる
・上流の堰の手前あたりはシーバスが釣れる
・この辺は手前3mくらいがゴロタで真ん中が砂泥

といった情報を頂きました

スモールマウスバス…桧原湖にしかいないんじゃなかったの…?
と化石じみたことを考えつつ、手前にゴロタがあるという確証が得られたのでどっしり構えて釣りを再開

川の流れに仕掛けが流されたり、風に煽られたり、糸にゴミが絡まる度に竿先に怪しい動きが出ますが魚のアタリとは明確に違うので魚を待ちます
こういう時、鈴ではなく竿先ライトだと簡単に見分けが付くのでおすすめです カレイ釣りの経験が活きました

そうこうしているうちに流線針の仕掛けにブルブルッというアタリ
すこし食わせてからアワセると小気味いい走り
釣り上げてみると


ニゴイ!

 


とりあえず何も釣れないよりはいいかとバッカンにキープしつつ、あまり小さいニゴイが釣れないようにハリを大きいものに変え、エサを確認するため10分に一回仕掛けを打ち返します

すぐにまたブルブルッというアタリがありましたが、今度は竿先がかなり持っていかれています
ぐいっとアワセると先程と同じような走り方、釣り味は鯖に近いなーなんて思いながら抜き上げると

サイズアップ!





君たちじゃないんだよなぁ〜と思いつつ、バッカンにキープ
ニゴイって美味しいのかなと検索していると、19時ごろからコウモリが空を舞うタイム
相変わらず糸にちょっかいを出してくるので、川面をよく見ていないと単発のアタリと勘違いするので注意が必要です
コウモリが飛び始める時間はウナギのチャンスタイムであるため集中力を高めていると
穂先の柔らかい竿にククン……ククン…というアタリが出ました
このアタリ方は見覚えがあるので慎重に食わせて、もう一度アタリがあったところで聞きアワセ…
グッと引き換えされたのでアワセてみると、いきなりものすごい力で引いてきます
想定していたよりも激しい引きに戸惑いつつ、ドラグを緩めてやり取り
濁流に乗っているためかかなりの重量感と抵抗感がありましたが、2分程度やり取りしていると諦めて上がってきました。ヘッドライトをつけて川面を覗き込むと…

デッカ!?

慎重に抜き上げて、格闘しながら針を外してバッカンに入れて、バッカンのチャックを締めてやっと一安心

後からジワジワと喜びがこみ上げてきます!狙った魚を狙い通りに釣り上げるのは本当に最高です!

その後も二匹目のウナギを狙ってみましたがニゴイが連続して2匹釣れて、チャンスタイム終了ということでそそくさと納竿
本命が釣れたのでニゴイの皆さんには川に帰っていただきました

家に帰ってきて綺麗な水を張ったシンクのタライにウナギを入れてみました




緑がかった茶色の背中に黄色みがかった腹、紛れもない天然うなぎ様!
60cm以上あります

お店でもなかなか見ないサイズ感ではないでしょうか…いやー料理するのが楽しみですね!

…が、僕はウナギを捌いたことがないので数日かけて泥抜きしつつウナギの捌き方、蒲焼の作り方を勉強してみることにします…

今回の反省というか検討課題
・前回ウナギを釣った時もハリはチヌ針であり、流線やウナギ針はエサだけ持っていかれて食わない気がする
・以前ウナギおじさんにアドバイスを頂いた通り、竿先が柔らかい竿が食い込みがいい気がする(おじさんはアジングロッドでやってると言っていた)
・前回同様ミミズで釣れたのでこの川ではミミズが一番いいのかもしれない
・濁流でもニゴイは元気
・ニゴイはおいしいのか?

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