釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/04/04

2019年4月 福浦岸壁へ マコを訪ねて3千円

4月4日(木)~4月5日(金) 晴れ 南西の風10m 大潮 水温13度


釣りに行けない日々をネットでの情報収集に費やす今日この頃…
若洲、東扇島、福浦、横須賀とどうやら各地で愛しのマコガレイ達の戻りが始まっている様子
タイミング的にも花見カレイのベストシーズンですし、これはもう行くしかないでしょ!


ということで、今回やってきたのは…幸浦(福浦岸壁)!




前から一度来てみたかった釣り場です。
幸浦・福浦って名前からして縁起良い感じでいいですよね~




今回は一晩中釣りをするので、上州屋神田店でオレンジゴールドイソメ2パック、アオイソメ2パックを購入し意気揚々と幸浦駅に降り立ちました。

駅から釣り場に向かう途中、交差点で信号待ちをしていると、帰宅中のヘチ師のおじさんに出会ったので、すれ違いざまに
「釣れましたかー?」と聞いてみると
「全然ダメ。まったく魚の気配がない!」
との太鼓判を頂きました!

出足!!




とはいえ、岸壁について目の前に広がる海を見るとやはりテンションが上がります

先行していた若い釣り人さん3人組に挨拶がてらに調子を聞いてみると…
「いやーまったく釣れませんねー」

ベテランの風格漂うトリックサビキのおじさんに調子を聞くと
「釣れるけど型が出ないねー」


…出足!!!


どうも全体的に渋いようです…仕掛けの準備をしていると、先程の3人組の若者から「帰宅するのでよかったら…」と余ったイソメを頂いてしまったので、ここは何としても本命が釣りたいところです




眼の前のブイをめがけて仕掛けを投入!

…が、二時間ほどやってもカレイの気配はありません…しかも毎回餌はきっちり奪われます…_(:3」∠)_
更に仕掛けを投入して10分以上放置するともれなく餌と交換でヒトデが貰える「サチウラ 春のヒトデ祭り」が実施中となんともアウェイな感じです

モグモグ



どうしたものかと隣を見るとトリックサビキのおじさんがスイスイと10cmくらいの海タナゴやメバルを釣っていきます
とりあえず魚が見たい!という気持ちでアジの回遊があるかも?と用意してきたアミ姫と投げサビキ仕掛けを投入してみましたが、ウンともスンとも言わず…

トリックサビキのおじさん曰く
「こっちはまだアジは来てないねー」
とお墨付きをいただきました…_(:3」∠)_

ならば胴付きで足元の小物狙いだ!と、たまたま上州屋で見かけて買っておいた深神さんも愛用の3本針の海タナゴ仕掛けを投入!(結論から言うとこの仕掛けが今回のMVPです)
餌は小ぶりのイソメを3cmくらいに切って垂らし1cm程度の通し刺しにしてみました






波止際族に俺はなる!!

…が、足元ではほとんどアタリがなかったのでちょい投げして置き竿に
後からやってきた2人目のベテランおじさん(毎日幸浦で釣りをしているそう)に福浦岸壁の季節ごとの釣り物や歴史などについて話を伺っていると、ついに待ちに待ったアタリが胴付きの竿先に出たので巻いてみると…




シロギスのダブルヒット!(15cmないくらい)

なるほど、このサイズのキスが餌取りなら戻りカレイ用の針(13号)では乗らないはずです…
(後から思うと、この時にカレイをスッパリ諦めてシロギスに狙いを絞っていれば結構数が狙えたのではないかと思います…)

なんとなくシロギスに浮気したい気持ちを「何がシロギスじゃ!ワシゃあマコに会うために往復三千二百円もかけてここまで来たんじゃ!」と僕の中の釣りマッドが引き止めます。

…ので、竿3本中2本はカレイ、1本は胴付きという男気溢れる保身スタイルで釣りを続けます

が、キスを釣った釣り座はすぐ他の人に入られてしまい、他の場所で投げてみましたがその後釣れるのはメゴチばかりとなりました。
メゴチにキスがいる環境ならマコちゃんもいるはず!とせっせとヒトデ祭りに応募しながら仕掛けを打ち返しつつ、3人目のベテランヘチ師おじさんとの雑談(神奈川には小物釣りできる小川がないとかソーラス条約についてとか)に花を咲かせました。

3人目のおじさん曰く福浦周辺はまだクロダイの乗っ込みが来ていないそうで、1日やって一度もカニを潰されなかったと嘆いていまし た。
ベテランおじさん達との話があまりに面白く釣りそっちのけで話をしていたら、気がつくとあたりはすっかり夕暮れ…
ベテランさんと釣りの雑談するのも釣りの楽しみのうちだから仕方ないですね~_(:3」∠)_

のんびりと夜釣りモードに以降…少し心が折れてきたので竿をカレイ狙いを1本、2本をシロギス狙い(1本が胴付き、1本はビクトルキスというキス仕掛け)に変えてみましたが特に反応はありませんでした
21時にビクトルキスの竿にはっきりとしたアタリがあり、合わせてみるとあまり経験したことのないタイプの引き…釣り上げてみると…




なかなかのシロギス!(18cm)

このサイズのキスがいっぱい釣れたらいいんだけどなーと思っていると、22時頃胴付きに強いアタリ!
…が、引いても引いても特に抵抗がなくずっしりと重いだけ…これは牡蠣殻かカニでも釣ったかな?と巻き上げていくと金色に光る魚体…しかも長い!

こ、これはまさかちょっと前に本命で狙っていたあの魚では?!

しかも結構デカイのでは?!

っていうか胴付きの細仕掛けで取り込めるのか!?

と色々脳裏をよぎりますが、ロッドと仕掛けを信じて力技でごぼう抜き!

マアナゴ!(52cm)暴れん坊


なんでカレイ仕掛け(太イソメの房掛け)ではなく胴付き(3cmに刻んだ細イソメ)に食いつくんだいキミは…




なかなかキュートな顔をしているアナゴくん…嬉しい

噂で聞いてたとおり針を外そうとするとぐるぐる巻きになって仕掛けをグッチャグチャにされてしまいました
たまたまフッキングがいい場所に決まっていたのでハリスにも特に傷もなかったです
改めて見てみると波止際族の仕掛けはモトスもエダスも結構太めで頑丈に出来ているようです…波止際族様々です

その後1時まで粘りましたが特にアタリもなかったので、芝生で横になりながら待ちましたが朝まで特にアタリはありませんでした
特に午前1時から5時くらいまでは餌がかじられた様子もなかったので魚も寝てるんでしょうね…

幸浦の朝焼け





日が昇りはじめ、朝マズメこそカレイの時間!!と気を取り直して仕掛けを投げ入れるとカレイ仕掛けの方は2回ほど細かいアタリがあったものの乗らず…
そうこうしてると、三たび胴突き仕掛けの竿がしなりました…このアタリはデカイぞ!?と合わせを入れて引くとぬるっとした抵抗感…これまた経験したことがない引きだなーと引き上げると


ヒガンフグ!(35cmくらい)

ふっくら丸々として美味しそうです……が、ネットで調べてみても素人調理では危険そうなのでリリース…
っていうかフグ相手によく仕掛け切られなかったな…波止際族すげー…と軽く感動を覚えました

朝7時に餌が切れたので納竿

本日の釣果
メゴチ 4匹
シロギス 3匹
マアナゴ 1匹
ヒガンフグ 1匹(リリース)




釣りを再開してからは全部初めて釣る魚で楽しかったです

あと



UEFA ヨーロッパチャンピオンズリーグサチウラ 春のヒトデ祭りは6枚のヒトデを交換できました

今回の反省は…
狙いの魚に固執しないで釣れてる魚に柔軟に対応する…という点でしょうか
あとはアナゴがいるのも分かっていたので身餌を持ってくればよかったですね…
あとは前半ついいつものクセで20号の錘を使っていたのですが、幸浦は波が弱いので10号から15号くらいの錘にした方が良かったような気もします…

後悔先に立たずですね_(:3」∠)_

波止際族の胴突き仕掛けはかなり好印象になったので今後もサブとして持っていこうと思います
とりあえず、愛しのマコちゃん狙いは今回でおしまいにして、そろそろサビキの用意でもしようかな…


持ち帰ったお魚は天ぷらにして美味しくいただきました。



メゴチの天ぷら20年ぶりくらいに食べましたがやっぱりおいしいですね
アナゴもキスもメゴチも天ダネとしては最高の部類なので、幸浦は天ぷら目当てに行くには良い釣り場かもしれませんね



オマケ
この日は大潮だったので、帰りがけに幸浦の近所の野島公園で親と待ち合わせしてこれまた20年ぶりくらいに潮干狩りをしてきました。
たまたま知り合いから聞いていたのですが今年は当たり年らしく平日ながら結構な人出でした








八景島シーパラダイスを臨むナイスロケーション

アサリの粒は小粒でしたがものすごい大量に獲れました



むしろ獲れすぎてリリースする稚貝の選別が大変…




バッカンに大量のアサリを入れて持って帰りました。




久々に本気で潮干狩りをしましたが、大人が本気になってやると結構楽しい遊びかもしれません
一日遊び倒して疲れきりました…0(:3 )~ _(3」∠)_


深川メシをつくりました
Location: 日本、〒236-0003 神奈川県横浜市金沢区幸浦

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