ささめ針の「波止際族のさぐり胴突」仕掛けですが、どうしても使っているうちにモトスが傷んだり、3本針が1本欠けたりします
前回アナゴを釣り上げた後に、2段目の針が1本欠けてしまい2本針になった仕掛けを改めて触ってみるとハリスもモトスも若干キズがあります
素直に買い換えれば良いのですが、もったいない精神の申し子でありケチ釣り師の僕としては
「針だけ外して、適当な針を追加してもう一回仕掛けを結び直すか〜」となってしまうわけです
んで、実際に解体してみると波止際族に使われているのはこんな針
以前からこの針の形はなんかの針に似てるなーと思っていたのですが
伊勢尼に近いような気もしますが、なんとなくアジ針にも似てるように見えます
右が波止際族、左がアジ針
身近なアジ針といえば…そう皆さんご存知サビキ針!
だったら…サビキ針からアジ針を取り出して胴付きを作ったらいいんじゃ?とひらめいてしまいました…
ということで、今回の記事は半端なサビキ針を解体して、アジ針を使った胴付き仕掛けを作るというケチな内容です!
え、300円くらいだし買い換えればいいじゃん?というリッチマンはそっと閉じてください(笑)
0:用意するもの
・くたびれたサビキ仕掛け
・モトス(今回はシーガー1.5号)
・エダス(今回はホンテロン0.8号)
・スイベル(サビキセットについているものを再利用)
・ハサミ
・ペン
・定規
あると便利なもの
・ニッパー
・ピンセット
・ラジオペンチ
・電池式針結び機
1:まずはくたびれたサビキ仕掛けからハリスを切って針だけにする
2:サビキ針のスキン部分をニッパーとハサミで切り落とし、裸にする
スッキリ |
※ここで針先がなまっていないか確認し、なまっていたらフックシャープナーで研いでおきましょう
3:新しくハリスを結ぶ(針が小さい場合は自動針結び機があると楽です)
今回はホンテロン0.8号を約10cm結びました。
10cmにした理由はモトスに8の字結びで結びつける時に僕的に結びやすい長さだからですが、手先が器用な人はもっと短くてもいいと思います
自動針結び機を使う場合は締め込みが甘いので、ラジオペンチなどを使ってしっかり締め込みましょう
4:モトスとハリスの長さを決める
今回は波止際族のさぐり胴突き仕掛けを再現するため、メーカーHPを見て仕掛けの寸法を参考にしました
ささめ針:波止際族のさぐり胴突
https://www.sasame.co.jp/1476/
波止際族仕掛けはエダスが5cmなので、先程のハリスの5cmの点にペンで印をつけます
5:モトスとハリスを8の字結びで結束
モトスの上から25cmずつに、印を目安にハリスが5cmになるように8の字結びで止めていきます。個人的には8の字結びはピンセットで結ぶのが楽でおすすめです
注意点は、モトスとハリスを結ぶ時に針が幹糸の上側、端糸が下側に来るようにして結ぶことです。(完成した時にエダスが上向きのY字になる)これが逆だと仕掛けが絡まりやすくなるそうです(完成した時にエダスが下向きのベンツマーク様になる)
6:完成!
完成:波止際族のパクリ胴突き仕掛け!!
ハリスを結ぶところを機械で楽をしていますが、大体10分もあれば作れます
手結びだともう10分くらいかかるかもしれません
本家の仕掛け自体高いものではないですし、実際使ってみて貰いたいくらい頑丈でよくできている仕掛けなので別に無理に自作する必要もないかと思うのですが
胴付きやサビキ仕掛けなど多針の仕掛けはどうしても使ってる途中でハリスが切れたり、モトスが傷んだりとボロボロになっていくので
まだ使える部分は再利用したほうがエコかなー?という感じで今回こういった形で新しく試作してみました
これで釣れればいうことなしなんですけど…はてさて
ちなみに僕は釣り中に半端になった針やハリスの傷んだ針はこんな感じでスポンジに刺してタックルケースに保存してます。結構便利ですよ
※ベースはジグヘッドを購入した時についていた固定用スポンジの再利用(ケチ)
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