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2022/02/25

自作:楽しい仕掛け作り シモリウキ仕掛け

今回は小物釣りの定番の一つ、シモリウキ仕掛けの作り方について書いてみたいと思います



シモリウキ仕掛けの利点は…

・水中ウキで微かなアタリが取りやすい

・底棚を狙いやすい

・水深の深さに対応しやすい

といったものが挙げられると思います

また、仕掛け全体に浮力がつくため餌の沈みを緩やかにできて、結果的に釣れやすくなるという利点もあります

そんなシモリ仕掛けですが、自分で作るのは少しだけ手がかかるため市販品で済ませるという方もいるかもしれませんが

自分で作ると安上がりかつ微調整ができて、自分で作った仕掛けで釣りをする体験そのものが楽しいものなので、ぜひチャレンジしてみてください

シモリウキを留める方法は水鳥の羽を使う方法や楊枝で止める方法などもあるのですが

今回は一番使いやすい輪ゴムで芯を作って簡単にタナを調整できるようにしたシモリウキ仕掛けの作り方です


1.用意するもの

・道糸

・シモリウキ

・板オモリ

・ハリス止め

・針

・ハサミ

・輪ゴム

・ピンセット(あれば)


2.工程

①竿の長さいっぱい+15cm程の道糸を用意して、八の字結びでチチワを作る

②シモリウキに糸を通して折り返してもう一度通して輪を作る

③シモリウキにできた輪に重ねた道糸と輪ゴムを通す

④余分の輪ゴムをハサミで切る

⑤任意の個数通したら竿の長さ一杯で道糸を折り、そこを目印にハリス止めを結ぶ

⑥板オモリを巻きつける

⑦ハリス止めに針を留める


順に説明します

①チチワを作る




②シモリウキに糸(仕掛けとは関係ない糸)を通して折り返して輪を作る



③シモリウキにできた輪に重ねた道糸と輪ゴムを通す

慣れないと若干難しい…かも?

輪に通したら、輪の反対側を引っ張って輪ゴムと道糸をシモリウキの中に引き込んで通します

引き込みきるとこんな感じになります


④余分の輪ゴムをハサミで切る

道糸を切らないように注意しながらはみ出した輪ゴムを切ります


こんな感じになります

※過去はこうやってましたが、現在はウキを押さえて輪ゴムだけをゆっくり引いて、輪ゴムの片方の先端だけをカットするようにして工程を減らしています

⑤シモリを任意の個数通したら竿の長さ一杯で道糸を折り、そこを目印にハリス止めを結ぶ


⑥板オモリを巻きつける

板オモリを切り出します

※板オモリは微調整が効くので厚いものよりも薄いもののほうが使いやすいと思います

ハサミや定規などのカドを使って最初の折り目を作ります

折り目で道糸を挟んで

綺麗にくるくるーっと(ハサミの柄で挟んで軽く増し締めしておくと動かなくなります)

※板オモリは後で浮力調整ができるので気持ち重めに作っておきましょう


⑦ハリス止めに針を留める


完成


ウキの立ち具合は板オモリを細かくカットして調整します。

事前にお風呂や水槽、ペットボトルなどを利用して浮力調整をしておくと釣り場で慌てずに済みます(鉛を環境に放置しないで済みます)

一般的には2個めまでが浮いていて、3個めが沈んでるくらいの浮力調整が良いとされていると思いますが、自分が使いやすければ全部沈む設定でも良いと思います

釣りながら微調整を繰り返して自分の使いやすいセッティングができるのも自作の楽しみです。



今回作った仕掛けでの釣り



繊細なアタリを拾いやすいので、ハマるとてきめんに釣れますよ

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