釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/01/21

2019年1月 東京湾幻の魚を釣る

1月21日(月)晴れ 大潮 海面温度7.5度





カニじゃないよ?



これまでのあらすじ

昨年の秋口からハゼやセイゴを狙って湾奥エリアを釣り歩いていた僕。
釣り場で出会う色々な釣り人から釣りの話を聞いているうちに、真冬のごく限られた期間だけ湾奥で釣れるという”ある魚”の情報が気になるようになりました。
釣れるものなら釣ってみたいなあと、なるべく意識して釣り人さん達の噂話やネット情報を集め回りました。


噂話とは、例えば…

・真冬の浦安でキスの外道で○○が釣れる
・冬にシーバス狙っていると荒川の河口で○○狙いのチョイ投げ釣りをしている人を見かける
・若洲の堤防は冬になると○○狙いのおじさんが何本も竿を出して迷惑
・葛西臨海公園には真冬のワンシーズンだけ一晩中釣りしている人がいる
・お台場の釣り禁止エリアの砂浜は○○がいっぱいいそう
・隅田川は投げ釣り禁止になったが、以前は冬になると○○狙いで地元のお爺さんが釣りをしていた
・浅草の駒形橋のあたりで初夏に可愛い○○の赤ちゃんが泳いでるのを見た
・ハゼのメッカ、クローバー橋では夏にチンチンやマゴチ、○○の子供が釣れることもある

などなど…

噂話を自分なりにまとめると、○○は真冬に産卵のために湾内に入り、東京湾を遡上して隅田川や周辺の河川に入り込んで産卵して、生まれた子供は夏頃川を下って湾内、または湾外に戻るというライフサイクルで行動していると推測できるわけです。

1月24日追記
※論文を検索してみると、上の推測は間違っており、河口周辺の湾内で産卵してる模様…マハゼと同じで深場で卵を生んで稚魚が遡上するパターンなのかも?

東京湾における○○類稚魚着底場、産卵場調査(平成23年度)

http://www.maff.go.jp/j/budget/yosan_kansi/sikkou/tokutei...

さて、隅田川河口域の最下端は若洲海浜公園や城南島であり、荒川河口域の最下端が葛西臨海公園や浦安であるため、このあたりで○○が釣れ始めると湾奥の○○釣りのシーズンが来ると推測できます。
若洲海浜公園釣具売り場のツイッターを確認すると、最初の1匹が釣れたのが12月5日…これは例年通りのようですが、その後更に湾奥側で釣れたという情報が出てきません。昨年末から今年にかけてはずっと水温が高く、遡上のタイミングが遅くなっているのだろうと推測しました。
(推測とか言ってますけど全部妄想です 笑)

ということで、年末にとある場所に狙いをつけて釣りに行ってみると、○○狙いの方が数名。お話を聞いてみるとやはりまだ今年は釣れておらず、いつもよりタイミングが遅いとのこと。

ならば年明けに行ってみるか!というのが先週の釣りで、残念ながら狙いの○○は釣れませんでした。
(※後に今回の現場で知り合った方に聞いてみたところ、先週の翌日から同じ場所で釣れていたようです…タイミングがシビア過ぎる!)
そして、つい先日、同じ場所に釣りに行ってみると、すでにほとんど釣れていないという状態でした。
そんなこんなで釣り場の最新の状況を把握し、ペディアの某氏からの情報を参考に、釣れそうな場所に確信を持ち、都内某所に釣りに行きました。



ここからが今回のお話


ということで、湾奥幻の魚のリベンジマッチ!
ここまでの推論で導き出した場所で予想通り○○が釣れれば言うことなし!
準備も気力も十分、風も穏やかで絶好の釣日和!意気揚々と釣り場に着いて準備していたところ、その釣り場の常連の方に話しかけられ、色々と親切にその釣り場で一番実績のある場所を教えて頂き一緒に釣りをする流れになりました。

しかし

「釣れても場所は秘密にしてね♡」

と釘を刺されてしまったため、場所に関する詳細は書けなくなりました…申し訳ございません。

_(:3」∠)_


せめて釣りの内容についてだけでも記録しておきます…

本日の仕掛け
道糸 PE0.8号
リーダー フロロ3号
ジェット天秤15号(胴付き15号)
自作2本針仕掛け(流線13号ハリス3号と袖7号)
餌アオイソメ、オレンジイソメ

釣れた時間は日没直前と18時、19時

一般的には○○釣りにはイソメの房掛けが有効だと言われていますが、ベテランの方々に言わせると産卵前は房掛けが、落ち着いてきたら一本がけかチョン掛けが有効だそうで、今回は習って一本がけでやってみました。
僕は仕掛けに飾りは特に使用しませんでしたが、常連の方が言うにはエッグボールという飾りを付けると仕掛けの絡みが減り○○が釣れる気になる(笑)のでおすすめだそうです。
今回はヨリモドシに2本同じ長さのハリスを結んだ2本針仕掛けと、幹糸からエダスを出した段差仕掛け(共に発光流線13号)、胴付き仕掛け(袖7号)の三種類を投げ込んでみましたが、ヒットしたのは同じ長さのハリスを結んだ2本針仕掛けでした。
マハゼは段差仕掛けの方に食いついてました。胴付きには反応がありませんでした。
適当に投げて特にサビいたりはせず、20分に1回餌を確認する程度のひたすら待ちの釣りでした。
隣で一緒に釣っていた常連さんと釣れるタイミングが一緒だったためおそらく時合があるようです。

ということで長々と書きましたが、年末から狙い続けた人生初の○○をついに釣ることができました!














釣ろうと思い立ってから釣れるまでが本当に長かったですが、ついに念願の魚を釣ることが出来ました!
色々魚の生態を考えて、実際釣り場に足を運んで、仕掛けを変えてと試行錯誤の連続で釣りの醍醐味を味わえた気がします
親切な方々のおかげで最高に嬉しくも楽しい釣りになりました
色々情報をくださった諸先輩方には心から感謝いたします



カレイの姿揚げ おいしかった~

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