釣り好きオジサンのパックロッド片手の電車釣行&地元の川釣り blog

2019/12/18

2019年12月 東京湾最奥で銀色のヤツを釣る!!

2019年12月18日(水) 晴れのち曇り 小潮 


11月に仕事の合間を縫って神奈川で陸っぱりのタチウオ釣りの研鑽をしていた僕。何回か通ってタチウオのやり取りにもかなり慣れてきました

セデック・バレ


一晩で22匹釣りあげるくらいには上達しました
(約ひと月前の釣果



まあいっぱい釣れたし、年末忙しいし今年はコレで釣り納めでいいかなぁ~と思っていたのですが、豊洲ぐるり公園でタチウオが釣れているという情報を小耳に挟んで以来、「このチャンスを逃したら次いつ湾奥までタチウオが入ってくるか分からないぞ!?」と、居ても立ってもいられなくなってきました…(病気

情報収集してみると、ぐるり公園のタチウオのピークは11月下旬で終わりつつあり、それでも未だに釣り人で混雑しているそう…なので、のんびり釣りがしたい僕はもう少し上流へ行くことにしました。去年も落ちハゼ釣りで結構通った場所なので勝手知ったる釣り場です
“東京湾奥“が具体的にどこからどこまでを指すのかは謎ですが、個人的にはこの辺りが一番奥なんじゃないかなー?と思っています

お久しぶりのアーバンビュー



15時に到着して周りを見渡しましたが釣り人は誰もいません。いそいそと仕掛けを組んで釣り開始

本日の仕掛け
1)餌釣り
道糸    PE2号
リーダー  フロロ30lb
ウキ    富士灯器自立3号
ケミホタル #75
オモリ   1号
ハリス   フロロ12lb+ワイヤー#46
針     チヌ3号+4号
餌     キビナゴ、サンマ

2)テンヤ釣り
道糸    PE1.5号
リーダー  フロロ12lb
ケミホタル #50
テンヤ   ダイワ 快適波止タチウオテンヤSS ブレード付き+ケミ#25
餌     キビナゴ


この釣り場は湾奥の中でも特に水深が深く、また潮流も結構あるため魚を探るのが難しい場所という印象です(去年何度か通って地元の方から色々教えていただき釣れる場所はある程度絞れています)

この日は15時半が下げ止まりで、20時48分が上げいっぱいなので、チャンスタイムは夕マズメの17時から18時頃、満潮1時間前の19時半頃かなー?と思いつつ、置き竿でウキを流しながらテンヤで底を探ります





この日は潮がかなり澄んでいて、いまいち釣れにくそうだなあと思っていたのですが、案の定テンヤにはたまにフグっぽいアタリはあるものの、ウキには一切アタリが出ないまま日が落ちました

日が落ちてから電気ウキの明かりを付けて、打ち返す度にタナを調整して探ってみましたが、深ダナではアタリが出なかったので思い切って1.5ヒロ程度にして流してみると、すぐに片方のウキが消し込みました!

タチウオにしては随分性急なアタリ方だな…?と思いつつ、糸フケを取って道糸を指でつまんで反応を探るとすぐに走り出したのでそのまま軽くアワセて巻き上げます
最初はカマスかな?と思ったのですが、時々立ち止まりながら抵抗してくる明らかにタチウオ独特の引き…一気に抜き上げて

17時45分 1匹目確保


F2.5 ~F3といった小ぶりなサイズですが、坊主になる可能性もあるのでキープしました
豊洲でタチウオが釣れるとは聞いていたものの、普段ハゼなんかを狙ってるような汽水寄りの釣り場にタチウオがいるなんて…とちょっと感動

時合が来たかな?とウキ仕掛け2本を両方1.5ヒロにして流し、3回ほど撃ち返したところでまたアタリ!今度はジワーっと沈んだり浮いたりの繰り返しでいかにもタチウオのアタリ方…再び糸フケを取って指先で本アタリを待つこと2分…ググググーッと走り出したのでゆっくりとアワセて巻き取るとかなりの手応え!F3.5くらいはありそうな引き…岸際まで巻き取って見えたシルエットは結構良型…しめしめと一気に抜き上げた瞬間にボチャン!…バレてしまいました…
思わず「ウッソー?!」と叫びました…_(3」∠)_

その後はウキは反応が出なくなったのでテンヤに集中しました

今回テンヤ釣りでは、神奈川で地元のルアーマンに習ったテンヤのリーダーにケミホタルをつけるという釣り方を試してみました
このリグ?はケミによってテンヤのアピールが高くなるのと、投げた時に仕掛けの着水点が分かりやすくなること、岸壁ギリギリまで巻いた時に自分の仕掛けがどこにあるのか目視しやすくなるという利点があるそうです
実際使ってみると確かに視認性が高く、夜釣りで悩まされる着水点の分かりづらさも解消されて便利だなーと感じました
また、以前にだいずさんにタチウオのテンヤ釣りはランガンが有効であると聞いていたので、荷物をまとめてウキを流して下流側に移動しつつランガンしていくと突如ゴゴン!というアタリがありました!
ウキ釣りはタチウオとの根比べが楽しいのですが、テンヤはストレートにガツッと引き込まれるアタリがたまりません
仕掛けはタチウオにファイトをさせないように(させるとバレやすい)太仕掛けなのでドラグフルロックで強引に巻き取って抜き上げると…

18時22分 2匹目確保


F3~F3.5くらいの良型

ウキは放置気味でテンヤで更に下流側まで探ってみましたがなかなか次が出ません…やっぱり12月も終盤だし魚影は薄いのかな~とのんびり巻き取って仕掛けを引き上げようとした瞬間に足元でガツンとアタリ!ケミが見えている深さ(1.5mくらい?)で銀色の魚体がキラリとひらめきます!
これが噂の足元まで着いてきたタチウオのアタリかー!とグングン潜ろうとするタチウオを竿でいなしてそのまま強引に抜き上げ

18時51分 3匹目確保



これまたF3 ~3.5くらいの良型がきました

やっぱりテンヤ楽しい!

…が、その後予想通り?19時半までアタリなし…途中で下流から上流側に登ってきたルアーマンとすれ違って情報交換しましたが、あちらは釣れてない模様…




夜景がビューティー

潮時的にはいいはずなんだけどなー?とテンヤでネチネチ探ると、ガツッっと根がかりのような重みが乗りました!キタキタ!!!ポンピングはしないように一気に巻取って抜き上げて



19時59分に4匹目F3.5の良型ゲット!

その後、20時半まで粘りましたが特にアタリもなかったので納竿しました。

12月後半、湾奥の奥の奥で夕マズメからの約4時間で4キャッチ1バラシなら悪くない気がします…一晩粘ったらつ抜けもいけるのかも…?
ただ澄み潮だったせいかもしれませんが、ベイトの気配もほとんどなく、ウキにも当たってこないあたり時期的にはそろそろ限界なように感じました…来年も回ってきてくれたらいいなぁ…


本日の釣果
タチウオ 4匹


「湾奥でタチウオを釣る!」という実績ができたので大満足です!





これにて2019年の釣り納めとしたいと思います


今年も一年ありがとうございました!




といった内容をまとめたのがこちらの動画になります 
簡単な講座みたいなのもあるのでもしよろしかったら御覧ください








オマケ

ダイワの快適波止テンヤにはルミノーバという夜光塗料が使われているそうなのですが、どう違うのかを家で実験してみました
撮影位置を間違えて入れ替えてしまってますが、ブレードの有無で見分けてみてください

上:キャスティングで200円のテンヤ 下:ダイワ快適波止テンヤ


ブラックライト照射後すぐ

照射後すぐの明るさはどちらもそれほど変わりません

3分後

三分後は快適波止テンヤはまだ明るいままですが、安いテンヤはほとんど明るさが失われています

ということで、一目瞭然。Luminova使用のテンヤは3分後もそれほど夜光感は変わりませんが、安い普通のテンヤはかなり夜光がマイルドになっています。
具体的に言うと、普通のテンヤは一投ごとにブラックライトを当てないとMAXの明るさは維持できませんが、快適波止テンヤは二投くらいは明るさを維持できます。
回遊魚であるタチウオの短い時合に勝負する時、この手返しの差は結構差が出ると思います。
更に快適波止テンヤはお腹側に25サイズのケミをセッティングできるためアピール度は普通のテンヤ以上でしょう。

※ちなみにより光ってる方が釣れるのかというと、実際はそうでもないので一概にどっちが良いとはいえないのが釣りの面白いところではあります


Location: 日本、〒135-0061 東京都江東区豊洲

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